ベトナムの中南部リゾート地のニャチャンは、欧米人に人気のビーチエリア。日本人旅行者にはまだ知名度があまりありませんが、市街地脇に広がるニャチャンビーチの海水浴客は、ほぼ欧米人で占めているほど。
ニャチャンツアーを催行している日系旅行会社はほとんどなく、PHトラベルはその貴重な1社。そこで、今回は人気の「ニャチャン市内観光+泥温泉体験ツアー」の概要をご紹介します。
当日のスケジュール
08:30 宿泊ホテルへお迎え。
08:40 フランス植民地時代のニャチャン大聖堂。
09:10 ロンソン仏教寺院へ。
09:50 チャム族のポーナガル塔。
10:30 海を見渡す絶景のホン・チョン岬へ。
11:00 ダム市場へ。
12:00 ローカルレストランへご案内。
13:30 泥温泉&エステへご案内 (約60分)。
16:30 宿泊ホテルへお見送り。
8:40:専用車でニャチャン大聖堂へ
午前中に行く最初のスポットはニャチャン大聖堂内部。PHトラベルは専用車で行くのが売りの一つ。他の旅行者のことを考えなくていいので、プライベートツアーが好きな人におすすめです。ちなみに、ニャチャンのツアーガイドは英語ガイドとなりますが、分かりやすい英語でフレンドリーに解説してくれるので、異国の旅行気分に浸れます。
9:10:ロンソン寺院
続いて向かうのはニャチャン駅近くにあるロンソン寺院。120年以上の歴史がある仏教寺院で、入口はお土産店がずらりと並んでいて、観光地化されています。こちらのハイライトは石段をひたすら上がった先にある涅槃仏。横たわる大きな仏像を間近で見ることができます。
9:50:ポーナガル塔
ポーナガル塔はニャチャン市内北部に位置する観光名所で、2世紀から19世紀まで沿岸部に栄えたチャンパ王国の遺跡です。中部ミーソン遺跡も同じくチャンパ王国の遺跡で、そちらは世界遺産となっています。
ニャチャンのポーナガル塔も非常に見ごたえがある遺跡群で、祠堂の内部まで見学することができます。また、発掘品が展示されている博物館があるほか、現地人が着用する袈裟のような衣装の貸出もあります。不定期でチャム舞踊も屋外で開催されますので、運が良ければそちらも見学できます。
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10:30:ホンチョン岬
ポーナガル塔と同じく北部エリアにあるホンチョン岬。小高い丘から石段を下っていき、足場が不安定な岩場を歩いて行くと、世にも珍しい宙に浮いた一枚岩を見ることができます。
また、この辺りの海はニャチャンビーチから続いているので透明度も高く、岩場の溜まりにカニや小魚なども見ることができます。
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11:00:ダム市場
午前中最後の名所はダム市場となります。ダム市場は市内で一番大きな屋内市場。市場に向かって歩く道中にもお店はぎっしりと並んでいるので、なるべく効率よく見て回るようにしましょう。また、ガイドを見失わないように、しっかりとついていってくださいね。
ダム市場でローカルな雰囲気を楽しんだあとは、昼食となります。ローカル店で食べる食事も格別の味。高級レストランのような小奇麗さはありませんが、味は劣っていません。本場のベトナム料理をお腹いっぱい食べてください。
[local, 421]
13:30:泥温泉&エステ(60分)
午後は泥温泉のある施設で楽しみます。園内はテーマパークのように売店やスパ、プールといった施設があります。水着もレンタルすることができるので、手ぶらで来れるのも魅力。
泥温泉はその都度泥水を入れ替えますので、見た目とは裏腹に非常に清潔です。また、塩分濃度が高いため、身体が浮く現象も楽しめます。
また、当ツアーでは施設内にて1時間のマッサージを楽しむことができます。女性だけではなく男性も楽しむことができます。日ごろ会社の疲れもここでしっかりと癒されておきましょう。
泥温泉の施設で3時間ほど楽しんだあとは、再び専用車に乗ってホテルへ帰宅。これでツアーは終了。
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1日で主要の市内名所を巡りたい方におすすめ
今回紹介したツアーは、あまり滞在日数がなく、1日で海水浴以外の市内観光を終えたい方におすすめ。残りの滞在は海水浴に集中することもできますし、また別のツアーに参加するのもいいでしょう。