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【2018年度版】ホーチミン、タンソンニャット国際空港を利用する

ホーチミンの空の玄関口といえばタンソンニャット国際空港。2018年の現段階ではホーチミン市内に国際空港は1つのみなので、漏れなく外国人全員が利用することになります。初めて利用する方は、何かと空港内で不安がつきものです。チェックインはどうするのか、どのような商業施設があるのか、トランスファーや入国はどうするのか......。

そこで、今回はタンソンニャット国際空港の概要をご紹介したいと思います。

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旅行におけるホーチミンの玄関口

IMG_2311.jpg空港外観の様子

ホーチミンは近い将来隣町のドンナイ省にも国際空港ができるという噂がありますが、2018年現時点では、ホーチミンに訪れる旅行者や出張者は、全員がここタンソンニャット国際空港を利用することになります。

また、国際ターミナルと国内ターミナルは同じ敷地内に隣接しあっているため、ホーチミンを経由して別の都市に行く方も、タンソンニャット空港を使います。

入国でビザが必要な方は注意も必要

IMG_9356.jpg混雑ぶりは度々問題にもなっている

2018年7月現時点、ベトナムへの入国に関しては、15日以内の滞在であればビザは免除されますが、それ以上の滞在に関してはビザが必要となります。滞在ビザは入国カウンターの後ろにある窓口で取得することができます(通称:アライバルビザ)。

ただし、もとからビザ免除のない欧米諸国などの旅行者は多くがここで取得するので、いつ行っても込み合うことになります。また、「2時間待たされた」、「手数料と称して賄賂を要求された」といったトラブルも聞きますので、できれば事前に取得することをお勧めします。

両替所、ATM、SIMカードもここで調達

IMG_8377.jpg最初の両替は少額がおすすめ

ベトナムに入国した後は、まずは市内へ向かうことになりますが、その前に空港ロビー内でできることを紹介します。

<両替所>

ホーチミンで最初に両替できる場所。レートは市内で両替するよりも悪いと言われていますが、少額であればそれほど気にする必要はありません。ぼったくられた、といったトラブルも聞かないので、基本は安心できます。ただ、事前に現在のレートは調べておくようにしましょう。

<ATM>

インターナショナルバンクではシティバンクのATMがあります。それ以外は中国系、ベトナム系となるため、日本人は使いづらいですね。ちなみにシティバンクはホーチミンに支店があるため、市内にいくつもATMがあるほか、日本語対応もしています。

<SIMカード>

国際ローミングが気になる方は、ベトナムのSIMを買うのも一つの手。自前のスマホに挿し込む場合は、SIMロック解除、もしくはシムフリーのスマホが必要となります。ベトナム製のいわゆるガラケー(通話のみ)は2000円程度で買うことができ、スタッフが設定までやってくれます。料金はプリペイド式なので、3~4日の滞在であれば10万ドン(500円)ほど入れておけばいいでしょう。

迷うことのないスムーズなチェックイン

IMG_9364.jpg常に人で込み合っているのは仕方ないか

先にご説明した通り、国際空港は1つしかないため、チェックインカウンターは常に込み合うことになります。ツアー団体が複数一斉にチェックインをすることもありますので、できれば2時間以上前に到着して、チェックインを開始したと同時に手続きは済ませておきたいところです。

タンソンニャット国際空港の過ごし方

IMG_9378.jpg搭乗ゲートは最初に調べておこう

チェックインが済んだら、あとは出発までの時間の過ごし方となります。出国ロビーの外には喫茶店やファーストフードなどがありますが、すべて屋外となるので、暑い日は長居は難しいですね。

おすすめはチェックインしたのち、セキュリティを通過してしまうこと。空港内部はそれほど広くないにしても、旅行者を最後まで楽しませてくれる免税店やギフトショップ、カフェなどはたくさんあります。

IMG_9370.jpg免税店

免税店は高級ブランドのお店も入っていますし、ベトナムドンとアメリカドルの双方が使えるのが魅力。ホーチミンの市内には免税を受けられるショップはほぼありませんので、ブランド物を少しでも安く、と考えているならば、ここで買うのが得策。

お菓子土産などを買えるお店もありますが、こちらはかなり割高となります。ベトナムドンがまだ残っているのであれば、使い切る気持ちで買い物するといいでしょう。

DSCN8231.jpgまだお土産が足りない人はここで最後のショッピングを

ホーチミン市内には雑貨ショップはたくさんありますが、お菓子のお土産はあまりありません。スーパーで調達したとしても、ギフト向けの包装やパッケージはありませんので、お土産には不向き。一方、空港内のショップにはたくさんのお菓子土産があります。

ベトナム産以外もあるようなので、しっかりとパッケージを吟味する必要がありますが、全体的に品質は高めです。また、それ以外の注意事項としては、ショップ内にはワニ革製のバッグも販売しておりますが、ワシントン条約により、日本に持ち込む際は許可証が必要となります。

タンソンニャット国際空港で最後のベトナムの思い出を

タンソンニャット国際空港は、ベトナム旅行における最後の観光スポット。ぎりぎりまで市内で遊ぶのもいいですが、早めに空港について、空港内で搭乗までゆっくりショッピングするのも、楽しみの1つです。是非最後まで素敵なベトナムの思い出を作っていってください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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