ちょっと変わったホイアン観光を。人気の半日ツアー5選

ベトナム中部都市のホイアンは、世界遺産で人気を博している町。しかし、世界遺産の旧市街に負けず劣らずの観光エリアや、別の楽しみ方もホイアンにあるのはご存知でしょうか。

そこで、今回はホイアン散策の余った時間に参加してほしい、一押しの半日ツアーを5つご紹介します。

①　チャークエ村への半日ホームステイ

ホイアンの人々の暮らしを垣間見る

「田舎に戻る」という意味を持つチャークエ村。外国人旅行者のホームステイを受け入れるようになってから、いつしかそう親しみを込めて呼ばれるようになりました。

ホイアン旧市街からほど近い川沿いにある村で、目前にはトゥボン川の支流と田園風景が広がり、村人たちが稲作や野菜作りを営んでいる様子を見学することができます。

彼らから多くのことを学べるだろう

ここで楽しめるのは、彼らが栽培するオーガニック野菜を収穫し、ベトナム料理をステイ先の家族と一緒に作ります。料理はホイアン名物のカオラウやミークワン（ベトナム麺）、生春巻きなど。

また、村近くには朱印船がここに頻繁に訪れた交易時代に生きた日本人の墓もあり、こちらも帰り際に訪れるのが普通。田舎村の素朴な風景と、そこ暮らす彼らと交流していると、日本の現代社会が別世界のように思えてくるから不思議です。

②　ランタン作り体験＆農村でランチ

ランタンはホイアンの名物

交易時代に中国及び日本から持ち込まれたといわれているランタンは、現在ではホイアンの町を彩る象徴ともなっています。どこのお店もランタンが吊るされ、夜になるとカラフルな明かりを灯します。毎月旧暦の14日にはランタン祭りが開催。昔から今に続く伝統のイベントを体験することができます。

こちらのツアーではホイアン旧市街を軽く散歩したのち、旧市街中心地にあるワークショップのお店に入ります。ここでは一般客はお土産にランタンや陶磁器を購入することができますが、ツアーに参加すると、自分たちもランタン作りに参加することができます。

ⒸHoi An Handicraft Workshop

もちろんランタン作りはお店専属の職人に教わりながら作りますので、失敗することはありません。ランタンはカラフルな生地選びからはじめますが、これが女心をくすぐるようで、女性を中心に非常に人気があります。

ランタン作りが終わったあとは、上記で紹介したチャークエ村と呼ばれるオーガニック野菜を栽培している村でランチを取ります。ツアー会社によっては村が変わったり、ランチを旧市街のレストランもしくは現地で人気の大衆食堂でとったりします。

③　キムボン村とタンハー村散策

高速ボートか小型ボートどちらも情緒があっていい

続いてご紹介する半日ツアーはこちら。旧市街南方トゥボン川沿いのバクダン通りからボートに乗って、対岸にあるキムボン村とタンハー村に行くツアーです。キムボン村は木彫りの村、タンハー村は陶磁器の村として知られています。ボートで15分程度なので、道中はトゥボン川や陸地で草を食む水牛、フェリーにバイクを載せて対岸へ移動する現地人の風景なども必見です。

バクダン通り沿いの船主と交渉したり、小型フェリーで村に行くことも可能ですが、船主と交渉すると、返って高くついたり、ガイドしてくれない可能性が高くあります。また、小型フェリーで行くと、待ち時間が長いので、かなり時間のロスとなりますので、ツアーに参加するのが効率面でもおすすめ。