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メコンツアーでやりたい5つのこと

ホーチミン旅行者の多くが参加するメコンツアー。名実ともに人気ナンバーワンの現地オプショナルツアーです。雄大な自然を目の前に、さまざまなプログラムに参加することができます。滞在中最も東南アジアらしさを感じる時間を体験できるでしょう。

今回はメコンにやってきたら、是非体験していってほしい5つのことをご紹介します。

体験1:ココナッツジュースを飲む

IMG_7109.jpg南国の定番ジュース

南国で必ず飲んでいってほしいのが「ココナッツジュース」です。日本では滅多に飲むことができませんし、ベトナムで飲むそれは実をくりぬいてそこにストローをさして飲むので、天然100%です。加工品には砂糖が入れられていることが多くあります。ツアーにはお土産を買う自由時間があるので、そのときに買ってみたり、昼食時にドリンクとして注文してみるのがいいでしょう。「お腹壊さないか心配で......」と気にされている方もいらっしゃいますが、すべてをスルーしていては、南国のベトナムを十分楽しむことはできません。一つか二つくらいは挑戦してみてはいかがでしょうか。

体験2:ココナッツキャンディを買う

IMG_7004.jpg液体状のキャンディーを型にはめて冷やせば完成

ココナッツキャンディ工場の見学はどの旅行会社もツアー内容に含めていますが、見学するかどうかは参加者の自由。一般的にはツアーガイドがキャンディの製造工程を説明してくれます。ここで作られるキャンディは天然そのもの。ココナッツを繊維状にして、どろどろになるまで高温で溶かしたのち、型にはめて固めます。あとは鉈で勢いよくカットするだけ。

IMG_7021.jpgココナッツキャンディ

傍にはお土産として包装されたキャンディを買うことができます。スーパーでも売っていますが、ここで買う方が2割から3割安いとのこと。お洒落なパッケージや箱に入れられているわけではありませんが、会社や友人へのばらまき土産としておすすめできます。

体験3:南国土産を調達

IMG_7023.jpg楽しみにしていたショッピング時間

メコンツアーではお土産エリアでショッピングをすることも可能です。市場に売っているものもあれば、メコンデルタ地方ならではの特産品もあります。木造りの急須や箸などの調度品、置物はベトナムらしさが滲み出ているお土産品。両親や会社の先輩上司といった目上の方への贈り物にも最適です。

IMG_7000.jpg山積みされたココナッツ石鹸

日本でもブームとなったココナッツオイル。そのオイルを固めて作ったのが、こちらのココナッツ石鹸です。白い半透明の綺麗なソープで、泡立ちはそれほど多くはありませんが、それは界面活性剤不使用の証拠。手や身体を洗った後は、かすかにココナッツの運ぶ香りが鼻腔をくすぐります。

体験4:現地の素朴な家々を見学

IMG_6963.jpgメコンの一般戸建て

メコンに降り立って、各スポットまでの道中は周囲に目を配らせてみてください。そこにはメコンで暮らす現地人の生活の様子を垣間見ることができます。ホーチミン市内で見ることができる戸建ての家と、メコンの家は実は建築様式が異なります。ホーチミン市内の家は狭い土地の中で建てなければならないので、縦に伸びていき、3階、4階は当たりまえで、隣の建物の壁にくっつけるように寄り添って建てます。一方メコンの家は広い敷地を活かして、どの家も1階、もしくは2階のみ。庭では鶏やアヒルなどを飼育している家庭も多いです。

IMG_6962.jpgこれが普通のメコンの人たちの生活風景

庭の前にテーブルとイス、ハンモックを置いて時間に追われることのない日々を過ごしていく。現代社会に生きる日本人の皆さんにとっては少々信じ難い光景ですが、これもメコンでは普通の風景です。ホーチミンからメコンへバスで行く道中も、車窓からこのような風景を眺めることができるはずです。気にしていないと見逃してしまう何気ない光景ですが、実はベトナム旅行の醍醐味であったりします。

体験5:雄大なメコン川に旅情緒を馳せる

IMG_7112.jpg雄大な自然を感じる瞬間

メコンツアーでは必ずボートに乗ってメコン川をわたるプログラムがあります。メコン川は全長4350kmにも及び、源流はチベット。ベトナムより遥か北の中国雲南省から南下して、ラオス、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイといった国々の国境を切り分けるように流れる、世界から見ても象徴的な国際河川。昔から豊富な淡水魚を獲ることができ、メコンやホーチミンに暮らす人々の重要な食物資源として重宝されてきました。

IMG_6947.jpg日本とはかけ離れた現実を体験できる

ツアーに参加すると、ついついガイドにまかせっきりになってしまいがちです。しかし、ガイドは各種プログラムに参会者を案内するのがメインとなる仕事。旅の道中、どのように楽しむかは、参加者次第となります。今回紹介した5つのことも、関心がなければ通り過ぎて行ってしまうものばかりです。せっかく海外旅行に来たのだから、興味のアンテナを張り巡らせて、いろんなことを見て、感じていってください。

[local, 311, 595]

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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