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お椀にお箸。調度品を買うならここ!一押し雑貨店5選

海外旅行での楽しみの一つが「お土産探し」。特にベトナムは雑貨で旅行者に有名になったこともあり、ホーチミンでは数百の雑貨店が観光エリアの中心にあります。雑貨といっても種類はさまざまありますが、今回紹介するのは、「調度品」を買うならばおすすめのお店。お椀やお皿、箸といった台所雑貨を買っていきたいと考えている方は、ここで紹介するお店を目指してみてください。

1、オリジナルの雑貨が勢ぞろい。「オーセンティックホーム」

IMG_2103.jpgこのお店ですべてそろえるのも統一感があっていい

まず最初に紹介するお店はこちら、「オーセンティックホーム」。場所はドンコイエリアの中心にあり、ドンコイ通りと交差するマックチブオイ通りの路地を入った先にあります。また、ベンタイン市場まで続くレタントン通りにも店舗を構えています。品揃えはどちらも変わりませんが、ドンコイでショッピングする方は、マックチブオイ通り店がおすすめです。

IMG_2081.jpgティーカップ

ベトナム雑貨の調度品というと、大抵はバッチャン焼きとなります。しかし、オーセンティックホームで扱う食器類はすべてオリジナルデザイン。というのも、ここに並ぶ商品はすべて専属のデザイナーと職人が自社工場で作っているからです。ベトナムらしい文化や習慣といった伝統を尊重しつつ、今風の新しいデザインを取り入れているオリジナル雑貨は、旅行者だけではなくベトナム人にも支持されています。

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2、色と艶で決めるなら「ユイタン」

IMG_7667.jpgお椀はご飯やみそ汁に使えそう

ドンコイからベンタイン市場に向かってレロイ通りを歩いて行く道中にあるのが「ユイタン」。かつてはトンタッティエップ通りで人気を博した店舗が拡張移転しました。相変わらず旅行者に圧倒的な支持を得ていて、オーセンティックホームのような小洒落たデザインはなく、いたってシンプルなものばかりが並んでいます。

IMG_7684.jpg水牛の角を素材にしたスプーンやフォーク

雑貨を手に取って、指の腹でなぞってみてください。ユイタンでしか感じることができない艶があります。これは、専属の職人が10度にわたる重ね塗りをしているからです。赤や黄色といったカラフルに塗られた調度品や小物はすべて一つ一つ手作業だから驚きです。メリハリのある色と艶は食卓に新しい彩を加えてくれることでしょう。

名称:ユイタン(Duy Tan)
住所:76 Le Loi St. Dist.1
営業時間:9:00~20:00

3、ホーチミン発のテーブルウェアブランド「アマイ」

IMG_2146.jpg年代問わずセンスのいい食器が並ぶ

ベルギー人とオランダ人がホーチミンで出会い、そして創り上げたオリジナルブランドが「アマイ(amai)」。茶碗、湯飲み、お皿などを中心にテーブルウェアを揃えていて、ホーチミン在住の欧米人の間で特に人気がありました。現在ではドンコイエリアに店舗を構えている雑貨店「サデックディストリクト」にて大々的に取り扱いを開始しているほか、発祥となる2区のタオディエン地区内でもアマイ雑貨を扱っているお店はよく見かけます。

IMG_2148.jpgいびつな形をしているのが特徴

アマイの大きな特徴は2つ。1つ目は、手に持ってみると分かるいびつな形です。中はつるつるで表面はざらっとしている感触も独特。2つ目はカラフルなパステルカラー。どれもやさしい色合いをしているので、どんな食卓でも目立ちすぎないのが魅力。食器をアマイで統一しているカフェもあるほどです。

>>「サデックディストリクト」の詳細情報

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4、変わった食器なら「ライフインプレッション」

IMG_5935.jpgインテリアとしても使えるかも

ドンコイエリアの外れにあるトンタッティエップ通りに建つ老舗雑貨店。上階はアオザイ写真館になっていて、1階が雑貨店となります。雑貨は小物からアクセサリーまで一通り充実していますが、人気なのはここでしか買えないユニークな形をした調度品雑貨。

IMG_5936.jpg子供も喜んでくれるかも

食器類はどれもカラフルで、素材は木製がほとんどなので丈夫です。変わった形のコップは子供受けしますし、蓋つきのお皿やお椀は茶請けを入れる容器にもぴったり、使わないときも食卓や棚に置いておけばインテリアとしても機能します。値段はどれもお手頃で、高級品とは一線を画したユニーク雑貨として、バラマキ土産で配るのもいいかもしれませんね。

名称:ライフインプレッション(Life Impression)
住所:49 Ton That Thiep St.Dist.1
営業時間:9:00~22:00

5、バッチャン焼き(風)が充実した「エムエム」

IMG_0281.jpg豊富な種類が揃う

最後はこちら「エムエム」。ドンコイエリアの老舗を誇るお店で、日本人経営ということから安心・良質の品が並んでいるとして日本人旅行者に人気があります。調度品ではお椀や平皿、深皿、角皿などが種類豊富に並んでいて、どれも色合いやデザインは北部バッチャン村で作られるバッチャン焼きに似ています。本物のバッチャン焼きは産地直送とのこと。また、おすすめはグリーンの艶があるグリーンセラミック。ベトナムでは伝統的なお皿ですが、意外と取り扱っているお店は多くありません。

IMG_0285.jpgデザインはベトナムでは幸運を表す

トンボや蓮の花、菊などはベトナムでは古くから幸運を表すデザインとして親しまれています。商品を選ぶときはお椀の縁と内側をなぞって艶をたしかめ、また傷がないかも確認するのが大切。日本人経営ということもあって、日本の食卓にある急須や醤油さし、とっくりといった日本人向けの品も多数あるのが魅力。湯飲みと急須がセットになっているのはお得です。

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買う品によってお店を変えるのがポイント

雑貨店は基本オールジャンル取りそろえています。ただし、その中でもお店のこだわりや強みが必ずありますので、それを知ることが大切です。今回紹介したように、「調度品を買うならこのお店」、「インテリア雑貨を買うならこのお店」、「陶磁器を買うならここのお店がいい」といった風に、一つのお店ですべてそろえるのではなく、アイテムごとにお店を決めるのが得策と言えるでしょう。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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