雑貨天国のホーチミンでは、各種ショップや市場では本当にさまざまな雑貨を手に入れることができます。大切な人にはちょっと高価な雑貨を贈りたいですが、友人や会社の同僚、知り合いなどには、数ドル程度で買えるばらまき土産がちょうどいいですね。
そこで、今回はばらまき雑貨を買える一押し市場をご紹介したいと思います。
1、ベンタイン市場
まず最初にご紹介するのはベンタイン市場。ホーチミンの象徴とも言える観光スポットですね。現地人よりも外国人旅行者に特化したお土産雑貨がひしめき合っています。また、観光エリアのど真ん中にあるという点も魅力。周辺はホテルやレストラン、マッサージ店などが並んでいて、買い物をしたあとに町内散策をするのもいいでしょう。
ばらまき土産であれば、ポストカードやマグネット、キーホルダーなどあらゆる定番雑貨が揃っています。アオザイ人形のストラップやコーヒー豆などはベトナムらしくておすすめです。コーヒー豆など食品を買うときは最初に香りをかいで風味が損なわれていないかどうかを確認してください。また、キーホルダーやストラップなどは、まとめて買えばそれだけ値引き幅がおおくなるので、一か所でまとめて購入した方がお得です。
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2、ヤンシン市場
続いてご紹介するのはベンタイン市場から南方に歩いたところにある「ヤンシン市場」です。現地人にとっては日用雑貨が手に入る庶民的な市場ですが、外国人にとってはミリタリーグッズを買える知る人ぞ知る人気市場。ガイドブックにも紹介されていることはありますが、ページの片隅に少しだけ載っている程度なので、それほど知られてはいません。
ここではベトナム戦争時に米軍が捨てていったライターや迷彩服などを売っています。レプリカと本物両方ありますが、お店の人に質問すれば、どれが本物なのか教えてくれるので、望んでもいない偽物をつかまされる恐れもありません。
名称:ヤンシン市場
住所:104 Yersin St. Dst.1
営業時間:6:00-18:00
3、アンドン市場
チョロンの玄関口にある巨大な屋内市場が「アンドン市場」です。ホーチミンの1区中心からタクシーで20分程度で行くことができます。チョロンは5区と6区に跨る中華街を指しますが、「大きな市場」という意味がります。その通称を象徴するかのような光景をアンドン市場では毎日みることができます。
市場内部は朝から夕方まで仕入れ業者が出入りしていて、その熱気はアジア特有のもの。縦に伸びている市場内部はエスカレーターで移動することができ、主に服飾品を扱う店で埋め尽くされています。ばらまき土産としては、布製のポーチやネックレス、ブレスレットなどは女性に対してのお土産に最適です。
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現在のビンタイ市場は......
チョロン最大の名所でもある「ビンタイ市場」は、ベンタイン市場に並ぶホーチミンの2大市場として観光客に人気がありました。しかし、2016年に改修工事に着手。90年以上続く歴史に一端の幕を閉じました。市場内部と外周で営業していた2300以上のお店は、市場前の通りにできた仮設市場に移転していて、人々はそこで買い物をすることができます。ちなみに、改修工事の終了は2018年9月を目途としています。
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せっかくだから値段交渉も楽しんで
最近はドンコイエリアの雑貨ショップでもばらまき土産に相当する手のひらサイズの土産を売るお店が増えてきて、また大分安く買えるようになりました。お洒落ショップでスマートにショッピングするのもいいですが、滞在中一度くらいは雑多な市場に顔を出して、お店のおばちゃんおじちゃんと値段交渉を楽しんでみてください。それもきっと素敵な思い出になることでしょう。
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