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ベトナムに行きたくなる!何気ない日常をのぞいてみよう

海外旅行先ではどのような滞在をおくりたいですか。答えは人それぞれ違いますね。現地人はあまり近寄らないデパートでショッピングしたり、観光名所をひたすら巡る海外ツアーらしい滞在をおくりたいと考える人もいれば、現地人の生活に溶け込んだリアルな時間を共有したいと思う人もいます。そこで、今回は現地で見られる何気ない日常をのぞいてみたいと思います。ベトナム人にとってはありふれたものでも、日本人にとっては目新しく新鮮で、「こんな風景をのぞきにベトナムに行きたい」と思える動機・きっかけになるかもしれません。

路上カフェでベトナムタイムに浸る

IMG_6857.jpgベトナムコーヒーを啜る

まずはこちら。路上カフェが生まれたのはフランス統治時代と言われています。もともとベトナムには日本同様お茶を飲む習慣がありましたが、フランスがカフェ文化を持ち込み、その時にコーヒーの習慣も入ってきたといわれています。カフェ文化は当初貴族たちの嗜みでしたが、それはすぐに庶民の間でも「路上カフェ」として定着していきました。現在でも毎朝路上でコーヒーを一杯飲んでから出勤するサラリーマンの姿をよく見かけます。女性ももちろんコーヒーを飲みますが、どちらかというと男性の割合が多いようで、女性はオレンジジュースや豆乳などを買って事務所や学校で飲んで朝を過ごしているようです。

IMG_0783.jpgホーチミンのブイビエン通りにて

また、店舗を構える喫茶店(カフェ)でもお店によっては御覧のように歩道にテーブルを並べているところもあります。特に気温が涼しくなる夜に多くの若者でにぎわい、中高年世代の人たちの乾杯の音頭をよく聞きます。ただし、町の美化や鉄道開通に向けて歩道の整備が進められていて、ハノイでもホーチミンでも徐々に規制が厳しくなっている様子。時折警察がやってきて、路上に並べられたテーブルや店看板を撤収する騒ぎもあります。その時は店は客そっちのけでテーブルなどを回収してやりすごし、客は待ちぼうけ......、それもベトナムの風物詩でもあります。

屋台で庶民の嗜みを

IMG_0771.jpg屋台料理買う洋服店のスタッフ

東南アジアといえば屋台をイメージする人も多いのではないでしょうか。いざ食べるとなると、衛生面などを考えて敬遠しがちでもありますが、滞在中一度くらいは体験してほしいものでもあります。日本では廃れてしまった屋台ですが、ベトナムではまだまだ現役です。屋台は引くタイプや自転車で物を売るタイプ、または天秤棒に商品を載せて歩く行商の人たちも多くいて、ホーチミンやハノイといった都会の真ん中でも普段から見られる光景です。

IMG_1723.jpg自転車で売り歩く女性と、その奥でカフェに座る客を捕まえる行商人

カフェの店頭席に座っていると、行商がよく物を売りに来ます。売るものはお菓子、乾物、うずらの卵など。外国人が多いエリアではお土産向けのセンスやライター、洋服などを売る行商もよくいます。人によってはけっこうしつこいので、それが嫌な人は無視するか、行商の目を引きやすい店前の席は避けるようにしましょう。

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バイク天国と呼ばれる所以を見る

IMG_0746.jpgまるで暴走族のよう

ベトナムといえば、バイクの交通量が多いことでも知られています。車は政府が輸入に高い関税をかけているため、一般のベトナム人はなかなか手がでないことが理由に挙げられ、バイクは一家に最低一台、もしくは人数分あるところが多いです。そのバイクの大渋滞は平日の朝夕の通勤ラッシュの時間帯に見ることができます。また、最近ホーチミンでは人口の過密化が進み、日中でも大渋滞を引き起こしている通りも増えてきました。

IMG_0036.jpg歩行者も注意が必要

旅行者にとってバイクの大渋滞は一種の名物のようでもありますが、しかし注意も必要です。ラッシュアワーではバイクは歩道にまで乗り上げてきて、交通ルールを無視して走ります。交通警察もこの時間帯は道路の交通整理に追われて相手にしません。旅行者の中にはバイクのサイドミラーが肩にぶつかって軽症を負った人もいます。

女性の憧れ、アオザイ女性

IMG_1267.jpgこれがベトナムの最大の魅力?

女性にも人気の高い民族衣装がアオザイ。チャイナドレスに似ていますが、実は上下は別(チャイナドレスはワンピース)。白いアオザイは女子中高生の象徴で、実際は紫や青などアオザイのカラーはさまざまです。ベトナム観光では、アオザイの試着と記念撮影も人気の一つ。さまざまなデザインの中から気に入ったアオザイを着て撮影に臨むことができます。

IMG_1308.jpg彼女たちがスレンダーな秘訣にもなっている

ベトナム人女性はスレンダーな体格の方が多い印象ですが、それはあながち間違ってはいません。「何歳になってもアオザイが似合う体型を維持」することは常に念頭に置き、また母親からも厳しく言いつけられています。アオザイはくびれ部分が三角形に露出していて、お腹部分は細く締まっています。ですのでお腹が出てしまうと横からぜい肉がはみでて、正面からはお腹部分がパツパツになって太っているのが丸見え。そうならないために、彼女たちは日々運動して体型維持に努めているようです。

公園で現地人と時間を共有

IMG_9919.jpgホーチミンの4月30日公園

最後は公園での日常風景。日本人の方の中で、暇があったら公園にいって皆でピクニック気分で談笑をよくするという人はどれだけいるでしょうか。ベトナムではハノイでもホーチミンでもいたって普通。しかも高校生や大学生など、いわゆる"いまどき"の若者の定番スポットでもあります。ベンチや地べたに座って、ただただ談笑する。そんな屈託ない時間を彼らは大切にしています。また、それにつられて行商や露天商が集まってきて、ここで屋台料理なども食べることができます。

IMG_1212.jpgハノイのホアンキエム湖にて

旅行でハノイやホーチミンに行くのであれば、公園でのどかな時間を満喫していってみてはいかがでしょうか。ベンチに座ってなにをするともなくぼーっと時間を過ごしていると、現地のベトナム人に不意に声をかけられることもあります。彼は人見知りをしない人懐っこい人柄なので、仲良くなったらメアドなどを交換して友達になることもできます。

ベトナムの普通が旅行者にとっての楽しみに変わる

今回紹介した5つの風景は、どれもベトナムのどこの場所でも見られる普通の日常風景です。しかし、それこそが旅人が求めている風景であり、日本とは少し違う時間を体験することができます。是非ベトナムの魅力を現地で感じていってください。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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