海傍に建つレストランバー「ストーリービーチクラブ」

ベトナムのビーチリゾートとして人気を誇る中南部のニャチャン。青い海にパラソルの咲いた砂浜は7km以上に渡って続きます。そのニャチャンビーチの傍らに南北に走るのがチャンフー通り。ニャチャン観光におけるメインストリートであり、通り沿いにはホテル、レストラン、カフェ、雑貨店、ツアーデスクなどが所狭しと並んでいます。一方海側には砂浜までテーブル席がはみ出ている開放的な南国レストランバーがいくつか並んでおり、今回紹介する店もその一つ。

昼も夜も楽しめるレストラン＆バー「ストーリービーチクラブ＆レストラン」をご紹介します。

アクセス

外観。緑豊かなアーチ状の入り口

場所はチャンフー通りの海側。ルイジアナやセイリングクラブといった高級レストランバーがある一角の南側に位置しています。コンセプトはほぼ変わりませんが、両レストランよりも比較的カジュアルで、日中の利用客もストーリービーチクラブの方が多い印象を受けます。予算もそれほど変わりはしませんが、セイリングクラブ＞ルイジアナ＞ストーリービーチクラブといったところ。ナイトマーケットから徒歩では少し歩きますので、タクシーで行くといいでしょう。5分かからないで行くことができます。

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プール付きのレストランバー

プールは小規模だが子供は楽しめるはず

入口のアーチを抜けると、そこに広がるのは開放的な屋外プール。プールサイドにはカラフルのパラソルが咲いてベッドチェアが並んでいます。こちらは一つ20万ドンでベッド＋プールを利用することができます。

ムードはなかなかいい

プールバーは夜も営業中。深夜22時のプールも日中とは雰囲気が異なりいいものです。子供連れの欧米人客が大半で、子供たちはプールではしゃぎ、大人はベッドに寝そべってカクテルを飲んでいる様子。日本にいるとなかなか味わえないですね。

海が目の前！砂浜のデッキチェアを利用することもできる

利用者にはタオルの貸し出しもある

同レストランの目の前にある砂浜と、そこに設置されているパラソルの咲いたデッキチェアはストーリービーチクラブ専用。誰でも利用することができ、デッキチェアに腰かけるとスタッフがメニューを持ってきてくれて、料理もドリンクもここまで運んできてくれます。ただしテーブルはないので皿にのった料理よりはＢＢＱ（串焼き）やドリンクを注文するのがいいでしょう。

開放的な屋内空間もおすすめ！

2階建ての屋内

屋内席は2階建てでともにテーブル席とソファ席を完備。ただし、日中は1階のみ利用可能で、2階はディナータイムに開放されます。2階からは夜の海を見渡すことができ、潮風が気持ちいい開放的なオープンテラス席となっています。人気の席なので、なるべく早く行って席を確保するといいでしょう。

2階席の様子

こちらが階段を上がった2階テラス席。普段はルーフトップですが、雨が降ると屋根が出てきますのでご安心ください。確かに2階は雰囲気も風通しもいいのですが、筆者のおすすめは1階の海側のソファ席か、店内ステージ傍のテーブル席。海側のソファ席からだと、座ったまま海を眺めることができるほか、毎夜ステージでは生演奏も聴くことができます。

ステージ上の生演奏の様子

ステージ上で生演奏。そして足元にはステップを踏むロシア人。南国リゾートにふさわしいシチュエーションだとは思いませんか。時間が経つにつれて人もじわじわと増えてきて、子供と一緒に踊る親もいました。海を眺め、潮風に吹かれ、生演奏をBGMにカクテルに酔う。大人の時間を思い残すことなく満喫していってください。

インターナショナル料理に舌鼓

チーズをナスで巻き、トマトの角切りと香草を添えた一品。

料理はアジアンテイストから西洋料理、シーフードまで幅広く取り扱っています。欧米人客が多いせいか、チーズを素材に使った料理が目立ちました。その他ビーフステーキやロブスター、ＢＢＱ、ベトナム料理も押さえておきたい一品。ドリンクはカクテル、ワイン、ビール、ソフトドリンクが充実しています。いずれの料理も盛り付けからこだわりがうかがえ、そこらへんのレストランではちょっと体験できない贅沢な味わいに舌鼓を打つことができるでしょう。

家族やカップルで行きたい思い出に残るお店

ストーリービーチクラブは高級レストランバーでありながらも大衆向けなので、子供連れのファミリー層にも支持されているのが特徴。海傍に広がるレストランとしての利用も歓迎ですし、夜に恋人と訪れ、海を正面に肩を並べてワインを飲むロマンティックなバーとしも価値があります。いずれもニャチャン旅行の思い出に残るワンシーンになることは間違いないので、是非足を運んでみてください。