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ハノイでオーダーメイドならシルクロード「ハンガイ通り」で

服飾雑貨といえば南部ホーチミンをイメージする人も多いかと思いますが、ハノイも負けてはいません。特にここ数年勢いを増して盛り上がっているのが、今回紹介する「ハンガイ(Hang Gai)通り」です。現在ではハノイのシルクロードとまで呼ばれるようになり、通りの両側にはびっしりとテーラーを含めたアパレルショップが並んでいます。

お洒落な洋服を買いたい、オーダーメイドで服を作りたいと考えている方は、このハンガイ通りを歩けば、きっとお気に入りのお店を見つけることができるでしょう。

アクセス

アクセス.jpg旧市街にも同じ名前の通りがあるが、綴りが異なる

ハンガイ通りはホアンキエム湖北西部から歩いてすぐに繋がっている通りで、1分も北に歩けば旧市街に入ります。ホアンキエム湖や旧市街の散歩がてら立ち寄るのがいいでしょう。また、ハンガイ通りをずっと進んでいっても、その先に名所や観光スポットらしきものはありませんので、ある程度歩いたら引き返すか、タクシーに乗って次のスポットへ移動するようにするといいでしょう。

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シルクロード「ハンガイ通り」

写真1.jpgお洒落な店が並ぶ

ハンガイ通りが観光客に注目されはじめたのは、ここ5年から10年のこと。それ以前は老舗の洋服店や日用雑貨店、古びたお土産店やコーヒー豆店がほそぼそと営業していた程度でした。

しかし、ここ数年でハンガイ通りを様変わり。ホーチミンのドンコイ通りのように煌びやかなハイセンスのアパレルショップが並び立つようになりました。もちろん老舗の雑貨店も営業していて、ベトナムらしさも残っています。

写真2.jpg高級店はちょっと値段が張る

しかし、御覧のように通りの大部分を占めるのは高級ブティックやシルク製品を扱った服飾店、オーダーメイド専門店となります。ゆえに、いつしかハンガイ通りは「シルクロード」などと呼ばれるようになりました。

安っぽい洋服であればドンスアン市場や旧市街のお店で買うことができますが、ある程度予算をとってしっかりした洋服を新調したいとお考えであれば、ハンガイ通り沿いのお店に入ってみるのがいいでしょう。

洋服もアオザイもオーダーメイドで!

写真3.jpg伝統衣装のアオザイ

店名を見てみると、いずれも「シルク」の文字が入っていることに気づきます。ベトナムは昔から交易品としてシルク製品が有名。伝統衣装のアオザイも、高品質といわれているものはすべてシルクが生地になっています。

アオザイであれば上衣と下衣合せて1万円前後でオーダーメイドが可能です。あまり着る機会はありませんが、披露宴の二次会やパーティーなどで活躍してくれます。もちろん普通の洋服もおすすめ。その場合は洗濯することを想定して生地選びが重要です。

夜のハンガイ通りは服飾屋台も並ぶ

IMG_2264.jpg煌びやかな店の隣で営業する屋台。なかなか風情がある

ハンガイ通りはホアンキエム湖や旧市街といった観光エリアのど真ん中を通る道。観光客も夜遅くまで行き交い、三輪人力車のシクロも多数あります。自転車で大量のノンラーを抱える人や、移動式屋台で洋服や帽子などを売るおばちゃんなど、ハンガイ通りの夜はとってもにぎやか。

IMG_2285.jpg伝統服からいまどきの観光客向けTシャツも

旅行者の中には、海外旅行の旅先で必ず買うというコレクターもいますね。ベトナムの国旗やI love vietnam/hanoiなどがプリントされているTシャツは鉄板のお土産として重宝します。

子供服はチャイナ服っぽい伝統衣装など買ってみてはいかがでしょうか。また、生地のみを売るお店も出没します。こちらはテーラー用。ここで生地を安く買って、専門店に持ち込むこともできます。筆者の所管としては、昼よりも夜の方が楽しむことができます。高級店を除いてプチセレブ気分に浸るのもいいですし、屋台や老舗店を渡り歩くのもベトナムらしくて素敵です。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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