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たったの1000円で20個の生牡蠣!「ファイブオイスター」

近年ベトナム人の間で人気の料理が生牡蠣です。牡蠣自体は昔から食べられていて、小さなベビー牡蠣を具にとじた卵焼きは、屋台料理として古くからあります。しかし、牡蠣を生で食べ始めたのはごく最近。理由は定かではありませんが、フレッシュオイスター(生牡蠣)を頼むと、決まってわさび醤油が出てくるので、日本由来の可能性が高いと考えられます。

その生牡蠣ですが、都心部のホーチミンで食べるのは困難。鮮度が失われているので、高級レストラン以外ではお腹を壊す心配があります。それに値段もそれほど安くはありません。今回紹介するのは新鮮な牡蠣を安く、おいしく食べることができるレストラン。気に入ったら滞在中何度でも訪れたくなるかもしれません。

バックパッカーの町だから気楽に訪れることができる

IMG_6871.jpgブイビエン通りの奥にある

ファイブオイスターの場所はバックパッカー街として有名なブイビエン通り。ブイビエン通りをひたすら直進した右手にあります。2階建てで、この界隈では比較的大規模面積のレストランです。客層を見てみると、ほぼ外国人で埋め尽くされています。それも欧米人が9割くらい。バックパッカーの町ならではの光景です。

IMG_6866.jpgいつも陽気な欧米人

店頭には気さくなスタッフが道行く人に呼び込みをしています。そこに集まる客もみんながベトナム旅行を楽しんでいる気さくな観光客ばかり。ブイビエン通りにはオープンエアのレストランが多数並んでいますので、ベトナムらしい夜の時間を楽しむに最適です。

一方、ドンコイ通り周辺はどちらかというと高級感ある敷居の高いレストランが多く見受けられます。どちらも一度は体験してほしいところですが、こちらなら友人同士や団体でわいわい楽しむことができますね。

南国レストランらしいフロア内装

IMG_6874.jpg1階フロアはごみごみしている

ファイブオイスターの内装のコンセプトは、伝統的な古きベトナムの雰囲気を外国人に感じてほしいというものらしいです。確かにノンラーや水を溜めておく大きな甕、木造の支柱など随所にアンティークを見て取ることができます。ベトナムの伝統建築は中国由来で、ホイアンのように日本が伝えた京都風の建築様式もエリアによって見ることができます。ですので、日本人旅行者なら、どことなく親しみのある懐かしさのような感覚を覚えることもあるでしょう。

IMG_6887.jpg2階席は比較的静か

わいわいガヤガヤなら1階席。静かなムードを求めるなら2階席がおすすめです。カップルも多いほか、スーツを着た日本人や韓国人ビジネスの姿もちらほらうかがえます。日本の本社からやってくる同僚上司が、「ベトナムの雰囲気を感じられるレストランに連れて行ってほしい」と言われたとき、よくここの店に連れて行く人も多いそうです。在住者の間ではすっかりと人気になっています。

海の町から産地直送の新鮮な魚介料理

IMG_6833.jpgイカサラダ。ベトナムのイカはぷりぷりの食感

新鮮なイカやタコは身がぷりぷりで、食感からして違いがあります。しかし、ホーチミンには近くに海がないので、卸業者経由で配送してもらうしかありません。その点、ファイブオイスターは、オーナーの実家がホーチミンから最も近い海の町で、そこからファイブオイスターのために毎日直送するので、鮮度はそこらへんのレストランとは比べものにならないほど高いです。

IMG_6834.jpgクラゲことジェリーフィッシュサラダ

ベトナム人はクラゲを普段から食べるのはご存知でしたか。スーパーにも決まってクラゲは売られていて、御覧のようなサラダとして和えたり、ブンという米粉麺料理の具にも使われます。また、調理法はヌクマムをベースとしたベトナムらしい味付けはもちろん、それにこだわらず、観光客が食べておいしいと思える調理方法を独自にカスタマイズしています。

注目の一品。生牡蠣は1個50円!

IMG_6827.jpg日本でこの値段で食べられる店はあるだろうか

写真のこちらは、生牡蠣。日本が誇るわさびと、絞ったカボス汁をつけて食べます。もちろん鮮度が高いので、そのまま食べるのもうま味があっていいでしょう。オーナーの地元では牡蠣がたくさん獲れるため、1個50円という破格の値段で客に提供することができるとのこと。20個食べても1000円というのは脅威ですね。

IMG_6821.jpgとろけたチーズが最高のハーモニー

この1個50円という安さは、ファイブオイスターの自慢です。いかに物価安のベトナムといえども、大都会ホーチミンで1個50円の牡蠣を食べられるところは、このレストランしかありません。「あまり知られていないが、ベトナムで獲れる牡蠣は本当においしいのさ。だから、外国人に財布を気にせず1個でも多く食べて帰ってもらいたいんだ」というオーナー。

南シナ海で獲れる牡蠣と日本で食べられる牡蠣。その味の違いを、その舌で確かめてください。

魚介以外もベトナム料理の定番どころが揃う

IMG_6842.jpgベトナム風お好み焼きこと「バインセオ」

魚介だけじゃ物足りない、という方もご安心ください。このレストランはあくまでも外国人客本位のお店。魚介以外にもベトナム料理の定番どころが揃っています。どれも値段は一品10万ドン以下で食べられるので、大人数で行けば行くほど値段を気にせず食べることができます。

ベトナムは南シナ海やフーコック島近郊のタイランド湾で獲れる魚介を食べることができます。いずれも日本とは異なる環境下で育った魚介が多いので、いままで食べたことのない新しい味に出会えることでしょう。また、中には「生牡蠣しか食べない」という方もいるでしょうし、そういった方もファイブオイスターは大歓迎です。是非滞在中一度訪れ、ファイブオイスター自慢の雰囲気と味を確かめてみてください。

<DATA>

名称:ファイブオイスター(Five Oysters Restaurant)
住所:234 Bui Vien St. Dist.1. Ho Chi Minh
営業時間:9:00~23:00
HP:http://www.fiveoysters.com/

[local, 292, 442]

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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