ベトナムの中南部ニャチャンまでは、ホーチミンから行くのがベスト。飛行機もしくは寝台列車のいずれかで行くことができますが、いち早くリゾート地に向かいたいのであれば、多少奮発して空路を選択しましょう。ホーチミンから飛行機だと、1時間ちょっとで行くことができるのが魅力です。今回はリゾートの時間を120%味わうために、ニャチャンビーチを紹介したいと思います。「リゾート=ビーチでのほほん」と考えている方は、要チェックです!
ベトナム屈指のビーチリゾート
ニャチャンビーチは、ニャチャンのダウンタウンの脇に広がる南シナ海に面するビーチエリア。南北5km以上続く砂浜には、白いパラソルが咲き誇り、デッキチェアで寝そべる旅行客で毎日賑わっています。
基本は常夏の気候なので、雨降りを避ければ年間を通して海水浴日和というのも人気の秘訣。また、この砂浜の広さは他のビーチエリアとの最大の違いでもあります。5km以上に渡って続く砂浜はでどこも真っ白かつ海水浴にも最適。また、並行して走るチャンフー通りは旅行者のメッカであり、何キロにも渡ってホテルやレストラン、カフェ、バー、ショップが並びます。
ロシア人が多数を占めるニャチャン
ニャチャンは古くからロシア人の人気エリアでした。ホーチミンではレストランやショップ、ツアーデスクには日本語を話せるベトナム人が常駐していることが多いように、ここニャチャンでは、専らスタッフはロシア語を話します。また、ロシア人が自ら営業しているレストランやツアーデスクも多いです。
ゆえに、ニャチャンではロシア料理も押さえておきたい名物の一つに挙げられます。
ベトナムらしさを感じる
海水浴客はほとんど欧米人であっても、売り子はベトナム人。ここは東南アジアのベトナムです。リゾート気分と同時に、たっぷりとベトナムらさも満喫していってください。
砂浜にいると、菅笠のノンラーを被ったおばちゃんが寄ってきます。彼女たちは売り子かマッサージのどちらかです。前者であれば、ココナッツジュースやその他ドリンク、軽食を買えたり、またエビやカニといった魚介を売って歩くおばちゃんもいます。七輪も持参しているので、その場で網焼きしてくれます。
後者では、15分から20分で7万ドン前後でマッサージをしてくれます。利用客はいないかと思いきや、日光浴をしている欧米人女性に人気のようです。またオイルも塗ってくれます。
これらはマストではありませんが、よりリゾート気分を味わうスパイスとして、一度体験してみてはいかがでしょうか。
リゾートと言えば、これは外せない?!
ビーチでリゾート気分といえば、マリンスポーツはその代名詞的存在ではないでしょうか。普段できないスリリングな体験をして、身も心も開放することができます。
ニャチャンビーチでは、ジェットスキーをはじめ、パラセーリングやスキューバーダイビング、シュノーケルなどを楽しむことができます。いずれもツアーデスクで申し込むことができるほか、一部は現地(砂浜)で直接交渉することも可能です。
ニャチャンビーチを楽しむコツは、「時間に追われないこと」。
一日何をすることもなく、デッキチェアに寝そべって日向ぼっこをするだけでも、心はリフレッシュされます。こういった点は、欧米人は実に楽しみ方を熟知している様子です。ここニャチャンビーチでも、多くの欧米人が読書をしたり、日光浴をしたりしています。また、中にはデッキチェアで寝そべりながら仕事をしている方も。
ひと夏のバカンスの楽しみ方は、彼らから学ぶのがいいでしょう。
ビーチを散歩
ニャチャンビーチ沿いには、幅広い遊歩道が通っています。散歩コースとしても賑わっていますし、近くの広場ではスケボーやダンスをしている現地の若者の姿も見られます。夜はデートスポットにもなり、恋人たちが手を繋いでここを歩く姿を多く見かけるようになります。
近年人気を集めるニャチャン
日本人にはまだ馴染み薄いですが、ニャチャンは欧米人にとっては定番のベトナムの観光エリアです。東南アジアは安くビーチエリアに行くことができますが、アイランドエリアは海水浴以外することがない難点もあります。その点、ニャチャンはビーチ以外にも観光スポットが多々あるので、いくらでも楽しみ方に応用を利かせることができます。
是非、一度ニャチャンビーチに足を運んでみてください。きっとリピートしたくなる時間を過ごせることでしょう。
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