旅支度は旅の基本

ベトナム旅行で浮足立つのはいいですが、旅支度は終えましたか？
仮に衣類や日用品を忘れたとしても、おおかたは現地で手に入れることができますが、「これだけは最低限日本から持っていきたい」という必需品をご紹介したいと思います。
忘れ物をしたくないという方は持ち物リストの作成は必須です。是非、作成の際にご活用ください。

１、パスポート

有効期限も確認を

日本で暮らしていれば、普段パスポートを持参することはありません。なぜなら、免許証や保険証、社員証など身分証明となるカードが一枚は財布に入っているからです。しかし、海外ではこれらの証明書はなんら意味を成しません。海外で自分の身分を証明することができるのは、パスポート一つだけです。そもそも、これがないと日本の空港ですら出国はできません！

２、航空券

近年はＥチケットの電子化が進んでいる

エアチケットもパスポートに続いての必需品。これを忘れてしまったら、飛行機に乗ることはできません。近年はオンライン化も進んできましたが、それでもまだまだ基本は紙ベースでのチェックインが多いかと思います。また、ベトナム入国の際は、帰りのチケットやスケジュールも訊かれる可能性がありますので、預け荷物に入れないで、必ず手元に持っておきましょう。

３、海外旅行保険

東南アジア旅行では入っておいた方がいい

旅行会社のツアーに参加しているのであれば、申し込むと同時に海外旅行保険の案内もされますね。窓口でもオンラインでも気軽に簡単に申し込むことができますし、また空港内でも受け付けています。旅行保険で手厚くしておきたいのは、傷病。ただし、最低プランでも数百万円はおりますので、数日の短期間であれば最安値でもかまいません。ただし、キャッシュレスであることはしっかりと確認してください。最初に自腹を切って、保険金が後払いはかなり厳しいです。

４、パスポートのコピー

コピーはバッグに入れておこう

こちらも事前に数枚用意しておきましょう。パスポートの原本は基本は滞在中ホテルに預けますので、自分の身分証がなくなります。そこで、コピーを1～2枚程度準備しておくといいでしょう。パスポートの提示を求められる場所がないとも限りません。

５、現金

現金はホテルのセーフティーボックスに預けておこう

現金がなければはじまりませんね。ベトナムの通貨はベトナムドン。アメリカドルは近年使える店が少なくなってきたので、必要分はベトナムドンにくずして使います。ただし、ベトナムドンはベトナムでしか使えないほか、日本に持ち帰っても両替に困りますので、現地で使い切れる分だけを両替しましょう。目安としては2～3日の滞在であれば2～5万程度持っていけば十分です。ただし、人によっては高級スパやレストランで食事をとったり、ちょっと高めの雑貨を買ったりする方もいるかと思いますので、予算は多めにとることをおすすめします。また、ひったくりなどで盗まれてもいいように、財布は小分けに。

６、クレジットカード

持っててよかったと感じることがある

必需品に入れるべきか迷いますが、クレジットカードは是非一枚持っておきましょう。カード会社はＶＩＳＡとマスターが最強です。ＪＣＢやＡＭＥＸもベトナムでは多くの店で使うことができますが、万一の備えとなるので、いざというときに使えなかったら意味がありません。ただし、おすすめは何かのショップカードに付帯しているクレジットカードを持参することです。銀行カードを持っていった場合、もし紛失・盗難に遭ったらダブルショックとなります。ちなみに、もし現地でカード利用をする気はないのであれば、限度額を最低に設定しておくといいでしょう。もし紛失・盗難に遭った場合は、すぐにカード会社に連絡してカード利用を止めてもらう必要がありますので、その連絡先も控えておいてください。海外ではフリーダイヤルは使えませんのでご注意を。

７、ポケットティッシュ

ベトナムでは、日本と違ってほとんどのトイレに紙が設置されていません。外出するときは、ポケットティッシュを持参することをおすすめします。特に水に流せるタイプのものは重宝します。

８、ウェットティッシュ

街中で食事をする時にウェットティッシュは必須です。大衆食堂などでは、お皿や箸、コップなどがテーブルに置かれていますがあまり綺麗ではありませんので、使う前に必ずウェットティッシュで拭きましょう。これはベトナムの常識で、現地の人もやっていることです。高級レストランなどでは不要ですが、基本的には「拭いてから使う」が鉄則です。

９、日焼け止め

ベトナムは日差しが強く暑い国です。雨季でもとても暑く、紫外線の量は日本の数倍とも言われています。日焼け止めはベトナムでも販売されていますが、あまり質はよくありませんので日本から持っていくことをおすすめします。日本と同じ感覚で過ごしてしまうと日焼けで肌がボロボロ、ということになるので特に女性はしっかりと対策しましょう。