〜ベトナム最大の都市ホーチミン&メコン川ツアー〜
歴史、文化、現代的な都市の活気が融合した魅力的な観光地をご紹介!
大阪支店スタッフ 2024年12月
今回、ベトナム航空のFAMツアー、ホーチミンシティ観光に参加してきました。
ホーチミンはベトナム最大の都市で、文化、歴史、そして現代的なエネルギーが感じられる町でした。
それではシティ観光の様子をご紹介いたします。
セントラル郵便局
到着後、初めに訪れたのは『セントラル郵便局』。
1886年から1891年にかけて建設され、フランス植民地時代の影響を受けた壮麗な建築物で、
ロマネスク様式とゴシック様式が融合してして、黄色の壁と緑の窓枠が特徴的だそうです。
正面の入り口を入ると、広々としたアーチ型の天井に迎えられ、歴史を感じる建物でした。
奥の方へ進むと、手紙が書ける机と長椅子があり観光客が家族や友人に旅のお便りを届けられるよう、観光地で賑わっていますが郵便局としての役割を果たしています。
次回また時間がゆっくり取れたら、記念にここから手紙を送ってみたいです!
サイゴン大聖堂
セントラル郵便局の向かいにあるのが、『サイゴン大聖堂』です。
ホーチミン市中心部のドンコイ通りの近くに位置していて、観光スポットへのアクセス良好なのが嬉しいです。
サイゴン大聖堂もフランス植民地時代の遺産で、1880年に完成し、中の高い天井やステンドグラスが有名だそうですが、
私が訪問した11月は残念ながら改装中で中に入ることはできませんでした。
次回リベンジしにきたいと思います!
現在もカトリックの礼拝所として利用されており、特に日曜日のミサには多くの信者が訪れるそうです。
セントラル郵便局から5〜10分ほど歩いたところには『サイゴン・オペラハウス』があります。
こちらもフランス植民地時代の壮麗な建築物であり、街の文化的アイコンの一つだそうです。
演劇や音楽、ダンスの公演が行われるだけでなく、美しい外観と歴史的背景から観光地としても人気で、目の前の通りは観光客で賑わっていました。
オープントップバスツアー(市内観光)
オペラハウスの向かいがバス停留所で、ここから屋根のない2階建てバスに乗り市内の主要観光スポットを巡ることができます。
今回は添乗員さんの動向なしの周遊バスで、だんだん暗くなる夕方〜夜にかけて45分間程度のバスツアーでした。
陽が落ちてくると、夜景やライトアップされたホーチミンシティのランドマークを楽しむことができます。
ドンコイ通り、サイゴン川沿い、ビテクスコ・フィナンシャルタワーなどをオープントップバスで周り、市内観光を効率的に楽しみたい人におすすめです。
ローカルの観光客のお客様の利用者が1番多いようで、車内はベトナム語が飛び交っていました。
写真では伝えわりにくいと思いますが、ライトアップされた街並みはとても綺麗でした。
動画や写真などお好きな方は、早めに予約、移動をして窓際のシートを取ることをお勧めします!
ぐるっと市内観光が終わると、またオペラハウス前に戻りツアー終了です。
統一会堂
次に訪問したのが『統一会堂』。
ここは旧大統領官邸で、1975年のベトナム戦争終結の舞台で知ってる方も多いのではないでしょうか。
ベトナム戦争が終結した1975年4月30日。
北ベトナム軍(ハノイ)の戦車が統一会堂の門を突破して終結。
この出来事から「統一会堂」という名前が付けられたそうです。
中に入ると、大統領の執務室や会議室、レセプションホールなど、南ベトナム政府が使用していた部屋が当時のまま保存されています。
ベトナムの近現代史を体感できる観光スポットとしてとても人気です。
統一会堂前の庭園は、広くてとても綺麗に整備されており、イベントなどでも使われるそうです。建物を背景に写真撮影する方もたくさん見かけました。
統一会堂と後にして、次に向かったのはベトナム南部のミトー(My Tho)。
目的地は、仏教寺院『ヴィンチャン寺』です。
向かう道中は、平日の日中の時間帯だったため渋滞なくスムーズに移動でした。
ヴィンチャン寺
ホーチミンのメインの観光地からバスで1時間半ほどでミトーにある『ヴィンチャン寺』に到着。
お寺に近付くとバスの窓から、大きな阿弥陀仏像や笑い仏像が見え始めます。
永長寺(ヴィンチャン寺)
永長寺はベトナム南部で最も有名な寺院の一つ。
お寺の建築は、ベトナム、フランス、タイ、中国の建築スタイルが融合したとてもにユニークなデザインでたくさんの観光客が訪れていました。
入場料は無料で、朝早い時間から解放しているとのこと。
次に紹介するメコン川と近く、メコン川ツアーと合わせて宗教文化や多文化的な建築物を堪能できるのでぜひ観光してみてください!
メコン川クルーズ
永長寺から10分ほどバスで移動すると、メコン川クルーズの乗り場に着きます。
今回初めてメコン川を見ましたが、その川の色に初めは驚きましたが、
船に乗っている間に慣れてきました。
安全のためにライフジャケットを着用して出発です!
クルーズでは船に乗って10分ほどいったところに伝統的な村があり、船からおりて訪問します。
ここではココナッツキャンディ工房の様子を見ることができます。
そのほか地元の特産品の作り方を体験できるツアーもあるそうです。
今回は、 ココナッツキャンディ工房の見学と地元の果樹園でとれたトロピカルフルーツの試食をさせていただきました。
トロピカルフルーツの試食
パイナップル、ドラゴンフルーツ、ジャックフルーツなど季節の新鮮なトロピカルフルーツをカットしてくださいます。
フルーツ好きの方にはたまらない村です!!!
小さなお土産ショップなどもいくつかあり、カラフルで可愛らしいものがたくさんあったので記念にお土産探しもおすすめです。
小舟での運河巡り
最後に待っているのが運河巡りです!
小舟の両側にはヤシの木やバナナの木がトンネルのようになっていて、その中をベテランの漕ぎ手さんの運転で進んでいきます。
思っていたよりもスピードもあり、幅が狭めの小船のため、ひっくり返りそうでスリリングな感じでした。
地元の人々の暮らしや熱帯の植物トンネルを見ながら進んでいく運河巡りは、旅の思い出に残ると思います!
カメラなど川に落とさないように気をつけて素敵な写真を撮ってみてください。
クルーズ船に戻ると、地元で採れたココナッツを準備してくださっていました!!
個人的にココナッツは味がイマイチ、、、なことが多いのですが、メコン川でいただいたのは今まで飲んだココナッツの中で一番美味しかったです。
ココナッツドリンクを飲みながら戻って、メコン川クルーズ終了です。
※トイレが近くなるので飲み過ぎ注意!お手洗いを済ませてから移動バスに乗ってください〜!
また、船の上はかなり風が強いことが多いそうなので、羽織など持っていくのと、
帽子が飛ばされないように注意してください!
ミトーでの観光を終えて、また1時間半かけてホーチミンシティへ戻ります。
今回は行くことができませんでしたが、時間がある方はビンタイ市場やベンタン市場でのショッピングも楽しめます!
ベトナムのお土産&工芸品は、可愛い刺繍の入ったものや中華文化の影響を受けたデザインのものが多く、種類も豊富なので選ぶ時間がいつも足りなくなってしまいます。。
観光の中でお買い物する際は、たっぷり時間を確保して値段交渉をしながら楽しんでください!
今回、私は初めてホーチミンへ行きましたが、そこで出会った方々は
フレンドリーで親切な方が多く、観光客にも寛容で最初から最後まで滞在を楽しめました。
ホーチミンは有名な観光地がぎゅっと近くに集まっていて徒歩でも複数のスポットを回ることができますし、滞在が短い時はバスツアーやクルーズを利用して効率的な旅程が組めるところが魅力的だと感じました。
関空からはベトナム航空直行便で5時間半ほどで行けてしまうので、短い休暇などでの旅行先にもってこいです!
また、1年を通して温暖な気候で、特にこれからの時期(11月〜4月)は乾季で観光しやすいシーズンなので、気になる方はぜひ行ってみてください!
※雨季は5月〜10月ごろまで
最後に、ベトナムの季節はどの地区も基本的に雨季と乾季の2つですが、
縦に長い国なので1つの国の中でも季節が少しずつずれてきます。
お目当ての地区が雨季だった場合でもエリアを変えると乾季だったり、雨が少ないシーズンだったりするので、旅行の際はぜひ他のエリアの気候もチェックして旅行を計画してみてくださいね!
以上、ホーチミン&ミトー地区の観光地レポートでした。