カンボジア・シェムリアップ(アンコール遺跡)
研修レポート 2日目
東京支店スタッフ(TI) 2017年10月
**2日目**
アンコールワットの日の出を見るため、朝暗いうちににホテルを出てチケット売り場まで向かいました。
チケット購入時に顔写真をとります。すでに行列ができていました。
アンコールワット チケット売り場
アンコール遺跡群はところどころにチケットをチェックする箇所があるので、チケットはすぐ出し入れできるようにしておくと便利です。そのままアンコール遺跡へ向かいます。
アンコールワット 日の出待ち
日の出見れるかな、、、
アンコールワット 日の出時間
徐々に明るくなり、、、、結局曇りで日の出は見れませんでした。残念。
ホテルに戻り、「ロータス」(インターナショナル料理)で朝食ビュッフェ (06:00〜10:30)をいただきました。たくさんの種類があり、オムレツなどもシェフが作ってくれます。
ロータス 朝食ビュッフェ
ロータス 朝食ビュッフェ
ロータス 朝食ビュッフェ
朝7時〜頃だとまだ人もまばらでゆっくり過ごせました。
高級感もありながら、ホテルスタッフさんも笑顔で挨拶してくれる雰囲気のいいホテルでした。
朝食を食べた後、チェックアウトをして、再度アンコール遺跡を観光しに行きました。
「アンコール・トム」は、「大きな町」という意味。12世紀後半に建てられたアンコール遺跡分の北側に位置する遺跡です。行く途中にハンモックを多く見かけました。
アンコール・トムへ
濠に囲まれているので、橋を渡りアンコールトムの入口「南大門」まで向かいます。
橋の先端にはコブラのような体の蛇神ナーガの石像があります。
アンコールトムの入口 南大門まで
象に乗ってわたる人も。
アンコール遺跡 象
反対側から見た南大門。観世音菩薩の顔が掘られているのがわかります。門の付近は車や人が多いです。
アンコールトム 南大門
アンコールトム中央の「バイヨン」につきました!
「バイヨン」のレリーフには庶民の生活や貴族の暮らしが描かれています。ここも4面観世音菩薩が有名です。
アンコールトム バイヨン
アンコールトム バイヨン
とても急な階段は多く、手すりに捕まらないと降りれません。。
アンコールトム バイヨン
次は「バプーオン」
11世紀半ばに建てられた中央バイヨンの北西にある遺跡です。クメール王が自分の息子が殺されないように、息子をこの寺院に隠した子隠しの伝説があります。手前の中央を通る170mの空中参道が印象的です。
バプーオン
「象のテラス」
12世紀に築かれ、実際に戦に向けて象と兵士が訓練していたテラスです。
300メートルほどのテラスが続き、その東側にある高さ3mほどの壁には象のレリーフがあります。
象のテラス
象のテラスのすぐ北側にある「ライ王のテラス」は12世紀末に建てられました。
死の神ヤマを表現したレプリカの坐像があります。本来の蔵は博物館にあるそうです。
ライ王のテラス
「北大門」
入口が一番初めに見た南大門としたら、出口に当たる場所です。こちらの方は車は一切なく、人も少なくひっそりとしています。南大門と同様に観音菩薩の顔があり、保存状態がよく、わかりやすいです。
北大門
次はアンコール遺跡北側の「タ・プローム」へ。
12世紀に建てられたこの遺跡は、大木の根が遺跡に絡みついたまま残されていて、神秘的な雰囲気が漂っています。映画「トゥームレイダー」の撮影が行われた場所です。
タ・プローム
ラピュタやインディージョーンズの世界に来たようです。
侵食やが激しい部分は修復工事がなされていました。
タ・プローム
タ・プローム
ところどころに写真スポットが有り、皆さん並んで順番に撮影されていました。
いよいよアンコールワットへ向かいます。
「アンコールワット」
誰もが一度は名前を聞いたことのある、代表的な遺跡です。12世紀前半に建てられ、「王都の寺院」という意味があります。入口手前には濠を眺めながらくつろいでいる現地の方や遊んでいる子供がいました。
アンコールワット
通常、西参道をわたりアンコールワットの正面入口「西大門」を通りますが、西参道は2020年まで修復工事中。仮の浮き橋は水面にういているだけなので、フワフワしていました。
アンコールワット 西参道
幅200mほどの濠をわたり、西大門をくぐります。西大門もかなり大きく立派。
首の無い仏像などがありました。
アンコールワット 西大門
その先にさらに参道があり、メインの中央祠堂まで続きます。
参道の左には池があり、逆さに映るアンコールワットが撮影できる写真スポット。
観光客や物売りが多かったです。
アンコールワット 中央祠堂
正面から入り、ガイドさんが内部の第一回廊から順々に説明してくれます。
すべての壁一面に彫刻、神話やヒンドゥー教の聖典の一部が掘られています。
アンコールワット 内部
アンコールワット レリーフ
第一回廊の次は十字回廊。その名のとおり十字になっていて、寺院の中心に位置しています。クメール文字やレリーフが刻まれています。中にある仏像はほとんど首から上が壊されています。
沐浴場だった場所も↓
アンコールワット 沐浴場
第三回廊は、最も内側にあり最も高さのある建築物です。
カンボジア仏日(1ヶ4回程度)は入ることができないので注意。
アンコールワット 第三回廊
第三回廊は石を積み上げただけでもろいので、自由に出入りができず、1人出たらまた1人入るような形でした。並んでまっていると、日本語表記の看板が。
アンコールワット 第三回廊
30,40分近く並び、入口は垂直に近い階段を上っていきます。結構な高さもあり、前、後ろに人がいるため絶対踏み外せない。。足がすくみました。
アンコールワット 第三回廊
上から見ると回廊や遺跡が見渡せます。
サンセット
並んだタイムロスにより急いで「プレ ループ」遺跡までサンセットを見に行きます。
「プレ ループ」は夕日の名所として知られ、てっぺんには17時頃には既に結構な人がいました。結果、曇りのためサンセットも見ることができず残念。
夕日の名所 プレ ループ
遺跡自体も夜はしまってしまうので、暗くなる前に退散しました。
アンコールワットは、大きいものから小さいものまで100以上の遺跡があると言われています。有名な遺跡を回らせていただき、一部のみの観光でしたが、熱心に説明してくれた日本語ガイドさんのおかげで、歴史に興味持つことができました。
帰国してから、もっと歴史の知識があればより楽しい観光になったのではと後悔したので、こっそり世界史を勉強しています(笑)
また、アンコール遺跡のサンライズ・サンセットは有名だったので、一度は見ておきたかったですが、なかなか難しいですね。ちょうど次の日は天気が良かったので、なおさら悔しい。。それでもアンコール遺跡に行かれる際は、チャレンジされることをおすすめします。
夜ご飯は「アマゾンアンコール」というレストランでダンス鑑賞しながらいただきました。
ビュッフェ形式で、クメール料理が多かったです。
席数が多く、団体の方が多くいらっしゃってました。
アマゾンアンコール レストラン
アマゾンアンコール クメール料理
昔カンボジアの宮殿で踊られていたアプサラダンス。手首の曲がり具合に驚き!
そのほかのダンスも日本語の案内が配られたり、ストーリー性があり、見やすかったです。
大体1時間ほどでダンス終了。
アプサラダンス