山岳地帯のバンメトートは少数民族が町中に暮らす人気の観光都市。ハノイやホーチミンと異なり、都会の要素はほぼゼロ。昨今は若者を中心に人気が高まり、日本では滅多に体験できない自然スポットが注目されています。
そこで、今回はバンメトートに来たら押さえてほしい観光スポットを10個まとめてご紹介します。
目次
① バンメトート市場
バンメトート市街中心地にあるバンメトート市場。巨大なビル型の建物となり、雑貨類や衣類、食品などのお店が数百並んでいます。旅行者にとってはマカダミアナッツやドライフルーツなどをお土産に買っていくといいでしょう。
② ダクラック博物館
市街のビクトリーモニュメントから徒歩で15分程度で行けるダクラック博物館は、昔のダクラック省及びバンメトートの様子を写真や模型で見ることができます。少数民族の冠婚葬祭の様子と、バンメトートの昔と今の写真を主に紹介しています。
③ チュングエンコーヒービレッジ
ベトナム人の間では知らない人がいない、最も有名なコーヒーカフェチェーン店の「チュングエン」。同ブランドが生まれたのがここバンメトートです。コーヒービレッジにはカフェの他、ツアーデスク、お土産店、博物館が併設。
④ ガイドアン寺
フエの建築様式にのっとった市内最大の仏教寺院。本堂、庫裡、山門で構成されていて、見学の所要時間は30分程度。巨大な大仏を背に写真撮影をしたり、本堂を上がってベトナム仏教の空気感を楽しむことができます。
⑤ ラック湖
バンメトート郊外にあるラック湖ではエデ族が飼育しているゾウに乗って湖を散歩することができます。バンメトート観光最大級の観光地となりますので、半日ほどかけて楽しんでいってください。
⑥ ブオンドン村
巨大な自然公園となっているブオンドン村。山岳料理、及び少数民族の料理を食べられるレストランや吊り橋、ゾウ乗り体験、遊具公園などがあります。また、隣には高床式住居の博物館があり、別料金でエデ族の家内部を見学することができます。
⑦ アコドン村
市内中心からタクシーで直ぐのところにあるアコドン村は、エデ族とベトナム人が共存する希有なエリア。高床式住居にはエデ族が暮らしていて、中には観光客向けのお土産店やカフェなどもあります。
⑧ ダライヌア滝
現地人の間ではブライダルフォトの撮影場所としても人気のダライヌア滝。大自然の奥地にあるので、自然散策も楽しむことができます。ちょっと遠いですが、行く価値は十分あります。道は整備されていないため、運動靴で行くのがおすすめです。
⑨ BMTストリートフード
バンメトート市内で最も盛り上がるナイトスポット。ナイトマーケットのように数十の夜店が敷地内に並び、さらに若者のバンドによるライブや子供向けのショー、ビンゴ大会といったイベントも実施されます。田舎町らしい素朴なデザインの洋服や、センスのいいアクセサリーも揃っています。
⑩ ナイトマーケット
バンメトート市場の周辺は毎夜夜店が十数店集まります。その多くは全国で食べられる定番グルメ、それと中部グルメとなります。夜は気温がぐっと下がりますがので、過ごしやすい時間となります。夜の市街地を散歩がてら、屋台グルメを堪能していってください。
素朴な時間を満喫しよう
バンメトートでは都会のような煌びやかな観光地はありませんが、日本では体験できない自然観光地をたくさん楽しむことができます。ホーチミンから飛行機で1時間で行くことができるので、これまで計画になかった方も、1日か2日くらい時間を割いてバンメトートを歩いてみてはいかがでしょうか。