2019年のGW(ゴールデンウィーク)の期間は4月27日から5月6日までの10日間。過去最大級の大型連休となり、いまのうち(執筆時点で2月)からスケジュールを考えている人がほとんどかと思います。
旅行者の中にはベトナム行きを決めている方もいることでしょうが、現地でどこを観光するかはもうお決まりですか。ベトナムは移動インフラがまだ整備されていないので、初心者であればツアーに参加して行くのが安心・安全です。
そこで、今回はハノイ、ホーチミン、ダナンの3都市で参加したいおすすめツアースポットをご紹介します。
目次
① ハロン湾(ハノイ)
ベトナム最大級の世界遺産として人気の高いハロン湾は、ハノイから車で3時間ほど南下したところ。現在は高速道路が開通しているので、タクシーに乗って自力で行くこともできるのですが、湾内を周遊する大型客船はツアー客優先なので、乗れないこともあります。ツアーで行けば満足度はかなり高いものとなるはずです。
② チャンアン(ハノイ)
ハロン湾に次ぐ大スケールの自然遺産のチャンアン。2014年世界遺産登録と、比較的新しいため、まだ行ったことがない日本人も多いでしょう。こちらもハノイから2時間ほどかかり、1日がかりでの観光となるため、基本はツアー専用の観光地となります。チャンアンのあるニンビン省は歴史背景も深い場所なので、それらを説明してくれるガイドがいれば、より旅がおもしろくなるはずです。
③ バッチャン村(ハノイ)
いまではお土産として全国で買えるバッチャン焼きと呼ばれる陶磁器ですが、これはハノイ市街から車で30分ほどで行けるバッチャン村で作られた陶器のみを指します。バッチャン村へは半日観光で楽しむことができ、ツアーに参加すれば、ろくろを回す陶器づくり体験をすることも可能です。
④ クチトンネル(ホーチミン)
全長250km以上にも及び、隣国のカンボジアまで繋がっているといわれている巨大トンネル。ホーチミン旅行者に人気の観光地ですが、市街から車でおよそ90分と少々遠いです。また、ガイド付きでの入場が原則となります。ツアーに参加すれば、ガイドが詳しく当時の状況を説明してくれます。
⑤ メコンのジャングルクルーズ(ホーチミン)
ホーチミンで一番人気のメコン川のジャングルクルーズツアー。クチトンネルやカオダイ教総本山の見学とセットになった1日ツアーとなります。メコンツアーはきちんと観光地用に整備されているため、個人客はその敷地に入ることができません。
⑥ 蛍鑑賞(ホーチミン)
メコン川の岸に生息する蛍を鑑賞できる郊外唯一のナイトツアー。365日見ることができるのもポイントで、満足度も高いです。催行は昼過ぎからで、日が暮れるまではボートに乗ったり、お土産を買ったりして時間を潰します。食事も含まれていることがほとんどです。
⑦ ブンタウ(ホーチミン)
ホーチミンの隣町にあるバリア・ブンタウ。ホーチミン人にとっての週末の旅行スポットでもありますが、近年はガイドブックにも取り上げられはじめ、日本人旅行者にも知られてくるようになりました。現在では多くの旅行会社が日帰りツアーを扱っています。海水浴、シーフード、キリスト像、仏教寺院などが主な名所となります。
⑧ トゥボン川ボートクルーズ(ダナン)
ダナン近郊の世界遺産ホイアン。かつて諸外国の交易船が行き交ったトゥボン川では、現在船によるボートツアーが人気です。クアダイビーチに繋がる河口から旧市街までを往復し、古き良き町並みをゆっくりと見学することができます。個人で船主と交渉することもできますが、これだと手漕ぎボートのみとなります。ツアーではもう少し大きなモーターボートに乗れますので、その分遠くまで連れて行ってくれます。
⑨ 日帰りフエ観光(ダナン)
中北部フエは、かつての王朝が建てた廟や別荘地が世界遺産として登録されている古き都。歴史好きの日本人にも人気の観光スポットですが、個人で行くには片道3時間と少し遠いです。ダナン市街からの日帰りツアーに参加すれば、ノンストップで世界遺産建築物まで行くことができ、効率よく要所のみを見学して、夕暮れ時に戻ってくることができます。
⑩ ランコー村(ダナン)
ランコー村はダナンからハイヴァン峠を越えた先にある礁湖傍の小さな村。ツアーに参加すれば、ハイヴァン峠のトーチカの見学、ランコー村の散策もしくはホームステイ、礁湖の散策、海鮮ランチなどを楽しむことができます。美しくもベトナムらしい港町風情を眺めることができる、おすすめの観光スポットです。
ツアーの申し込みはお早目に
ツアーは現地で申し込む方法と、日本にいるときからネットで申し込む方法があります。現地で申し込む場合は、定員オーバーや最少催行人員に満たない場合などがあり、ツアーに参加することができないこともあります。観光の計画に支障をきたすことになるので、できれば早い段階で申し込んでください。