ベトナム旅行が決まったら、楽しみな気持ちとともに何を持って行けばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
海外旅行に絶対必要な基本的な持ち物はもちろん、ベトナムの気候や環境などに対応する必需品もあるため、初めて訪れる場合は事前に下調べが必要です。
今回は、海外旅行に必須な基本的な持ち物はもちろん、ベトナムに必ず持っていきたいグッズや、便利な持ち物をまとめました。
目次
ベトナム旅行の持ち物2025年版!!持ち物リスト
1、ベトナム旅行の持ち物【必需品】
まずは、ベトナム旅行の必需品についてご紹介!パスポートや航空券など、ベトナム旅行だけでなく海外旅行に絶対必要となる持ち物から、クレジットカードや現金、通信についても確認しましょう。
1.パスポート
パスポートは必須!パスポートが無いと海外旅行へ行くことが出来ません。自宅を出発する前に必ず確認するようにしましょう。
また、ベトナムへ入国するには、パスポートの有効残存期間が6か月以上、かつ、査証空欄ページが連続3ページ以上必要です。旅行前に確認し、必要に応じて更新しましょう。パスポートのコピーも持参しておくとさらに安心です。
2. 航空券
空港でのチェックインや入国手続きで帰国時の航空券を見せるよう指示される場合があるため、eチケット控えはすぐに提示できるように準備をしましょう。
3.クレジットカード
ホテルでのチェックインの際にデポジット(保証金)として現金、またはクレジットカードの提示を求められることがあります。デポジットは100ドル以上のデポジットが求められることがほとんどですので、デポジットとして仮押さえをされたことによりカードの利用限度額がギリギリになってしまい、滞在中にカードが使えない、ということもありますので、クレジットカードの利用限度額を確認すること、また、万が一に備え、2枚以上のクレジットカードを持参するのがおすすめです。
また、ベトナム国内のホテルや観光客向けのレストランやカフェ、ショッピングモールでは、クレジットカードでの決済が可能なところがほとんどです。使えるカードの種類は、VISA、MASTERカードが主流で、JCBは使えるところが限られます。
4.現金
クレジットカードでの支払いが可能なお店は増えていますが、観光地の入場料、市場や個人商店、小さなスーパーマーケット等ではクレジットカードにまだ対応していないお店が多く、キャッシュ(現金)払いのみとなります。そのため、現金も必須!
現地通貨のベトナムドンへの両替は日本の空港でも可能ですが、レートは現地で行うほうが良いので、ベトナム到着後の両替がおすすめです。
5.スマートフォン
ベトナムに限らず、今や海外旅行にはスマートフォンは必須!
日本のスマートフォンは、海外に持って行くと自動的に「ローミングサービス」に切り替わり、そのまま使えますが、ローミングサービスは高額な通信費が掛かってしまうため、ベトナムでは常に機内モードにして、WIFIを繋いで利用するのがおすすめ。
空港やベトナム国内のホテルにはWIFIがあり、カフェやレストランにもWIFIが設置されているところも多いので、WiFi設定をONにして機内モードのままでもスマートフォンが使えます。
6.ポケットWIFI・SIMカード
レストランやカフェを調べたり、移動中に地図を見たり、海外旅行ではスマートフォンで調べものをする機会も増えます。
ローミングサービスは高額な通信費がかかってしまい、フリーWIFIはセキュリティ面での不安があるため、海外用のWiFiルーターをレンタルするか、現地SIMカードの購入がおすすめ。
SIMフリーのスマートフォンをお持ちの方は、現地SIMを購入するのもおすすめ。設定もお店のスタッフがしてくれ、万が一お客様の携帯電話の契約内容などにより、現地SIMカードが利用できない場合は返金される場合がほとんどなので、SIMカードは現地購入が安心でおすすめです。
7.海外旅行保険
海外旅行保険は、ケガや病気の際の治療費の補償だけでなく、万が一の死亡保障や旅行中の手荷物の盗難や紛失、そして、飛行機の遅延や欠航の場合に自己負担することになった宿泊代や食事代等の費用にも対応しています。
万が一、海外でケガや病気にかかってしまった場合、ちょっとした治療でも高額になります。また、日本とは違い、治療費を払える保証がないと治療はしてもらえません。ベトナムでは、海外旅行保険の提携病院はキャッシュレスで受診できるところがほとんどです。
万が一のトラブルに備えて、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。
8.常備薬
ベトナムでは、食事や水、体調の変化などが原因で腹痛や下痢になることがあります。
薬はベトナム国内でも購入できますが、成分や効果などが分かりにくく、同じ成分の薬でも日本の薬より成分が強い場合も。そんな時のために、普段日本で服用している常備薬を持っていくと安心です。
また、車酔いや船酔いなどをしやすい方は、酔い止めもあると安心。
2、ベトナム旅行の持ち物【荷造り】
荷造りに便利な持ち物についてご紹介します!
1.南京錠・ワイヤーロック
スーツケースにロックが付いているものがほとんどですが、さらにスーツケース用の南京錠やワイヤーロックを使うことで盗難予防になります。
ワイヤーロックはスーツケースだけでなく、鞄などにも使えますので、1つ持っていると便利です。
2.圧縮袋
南国ベトナムは一部のエリア・シーズンを除き日本の夏服で過ごすことが出来るので、比較的衣類はかさばりませんが、圧縮袋があると洋服をすっきりまとめられ、スーツケースのスペースが活用できます。滞在中に洋服を買ったり、たくさんのお土産を買った時に便利なアイテムです。
3、ベトナム旅行の持ち物【衣類】
ベトナムでは、一部のエリア・シーズンを除き半袖・半ズボン、ワンピースなど日本の夏服で大丈夫。
その他に、ベトナムで気をつけたい日焼け対策や冷房対策に用意したい持ち物をご紹介します!
1.洋服、下着
ベトナムの平均気温は一年を通して27℃と暖かいため、一部のエリア・シーズンを除き半袖・半ズボン、ワンピースなど基本的には日本の夏服でOK!
ただし薄手のパーカーやカーディガンなどの羽織があると、寒暖差対策になりますし日焼けや店内の冷房対策にも役立ちます。
下着は、締め付けの無く着心地が良い下着がおすすめ。汗をかいて着替える事も考え、滞在日数プラスαを持って行くのがおすすめです。
2.部屋着・パジャマ
ベトナム国内のホテルには備え付けのガウンや浴衣が置いてあるところが多いですが、快適に過ごすために部屋着やパジャマを持って行くのがおすすめ。部屋着にもなるTシャツやゆったりパンツなどが快適です。
3.ハンカチ、ミニタオル
汗を拭いたり、急に雨が降ったりした時に、ハンカチやミニタオルがあると便利。
4.帽子・サングラス
ベトナムは年間を通して日差しが強く、紫外線も日本より多いです。
日焼け・熱中症から身を守るためにも帽子とサングラスを持っていくことのがおすすめ。しっかり日焼けを防ぎたいなら、UVカット機能付きの帽子や、つばが広いタイプの帽子、UVカットのサングラスを選びましょう。
現地でも安くサングラスを手に入れることはできますが、UVカット機能が付いていなかったり、粗悪な品もあったりするため、日本からの持ち込みが無難です。
5.水着
ベトナム国内でもとりわけダナン・フーコック・ニャチャンは南国リゾート!ビーチやホテルのプールで過ごす楽しみ方はもちろん、マリンスポーツも盛んですので、海やプールを楽しみたいなら水着は必須。
現地調達も可能ですが、日本とサイズが異なるため身体に合わないことも。日本から持参するのがおすすめです。
4、ベトナム旅行の持ち物【機内用】
ベトナムへのフライト時間は、約5~10時間ほど。
機内での時間を快適に過ごすためのおすすめアイテムをご紹介します。
1. マスク
航空機内は空気がとても乾燥しています。喉が乾燥して風邪をひくことも。喉だけでなくお肌の乾燥も防ぐために、機内ではマスク着用がおすすめです。
2. 使い捨てスリッパ
フライト中ずっと靴を履いていると、リラックスできませんよね。
そんな時に便利なのが、使い捨てスリッパ。使い捨てなので、荷物になりません。
5、ベトナム旅行の持ち物【生活用品】
ベトナムのホテルにはシャンプー、コンディショナー、歯ブラシなどのアメニティが設置されているところが多いですが、日本から持参するのがおすすめの物もたくさんありますので、確認していきましょう。
1. 日焼け止め
ベトナムは日本よりも紫外線が強いと言われています。
旅行中は観光や街歩き、屋外でのアクティビティを楽しむ人も多いと思いますので、SPFやPAの度数が高い日焼け止めが必須。
日焼け止めはベトナム国内のドラッグストアやスーパーなどでも買えますが、日本に比べて割高なのとお肌に合わない事がありますので、使い慣れた日焼け止めを持参するのがおすすめです。
2. 歯ブラシ・歯磨き粉
ベトナム国内の多くのホテルには、使い捨ての歯ブラシ・歯磨き粉などのアメニティが置かれていますが、万が一に備えて自分で持参するのがおすすめ。海外の歯ブラシはヘッドが日本の歯ブラシと比べて大きいので、使いづらいことも。
機内で食後に使うのにも便利なので、トラベル用や使い捨てを持ってくのも良いでしょう。
3. スキンケア用品・化粧品・整髪料
メイク落としや化粧品、乳液などのスキンケア用品は、日本から持って行くのが絶対おすすめ。
ベトナム国内のドラッグストアやショッピングモールなどでも購入できますが、お肌に合わないこともあるので注意が必要です。
シャンプーやコンディショナーもホテルのアメニティとして置かれているところが多いですが、髪がきしむことが多いので、気になる方はミニボトルのシャンプー、コンディショナーなどを持参するのがおすすめ。
4. コンタクトレンズ・洗浄液
洗浄液に関しては、最近ベトナム国内のドラッグストアなどでも販売されるようになりましたが、普段から使っている洗浄液の方が絶対安心!
普段からコンタクトレンズを使っている人は、予備のコンタクトレンズと洗浄液は必ずお持ちください。
また、万が一コンタクトレンズを無くしてしまった時の為に、メガネも持参しましょう。
5. カミソリ・髭剃り
ホテルのアメニティとしてカミソリが置かれているところが多いですが、使い慣れているカミソリやひげそりを持って行くのがおすすめ。
機内持ち込み荷物では検査で引っかかる場合もあるので、預け荷物に入れるようにしましょう。
6. ウエットティッシュ、ティッシュ
ベトナムでは、場所によってトイレに紙が設置されていないことがありますし、日本と違っておしぼりを出してくれる飲食店も少ないです。そのため、水に流せるポケットティッシュや、ウェットティッシュがあると重宝します。
手の除菌だけでなく、テーブルや食器などを拭くのにも使えます。
7. 使い捨て便座シート
ベトナム国内のトイレはホテルでは綺麗なことが多いですが、観光地のトイレやレストラン、モールなどのトイレは清掃が行き届いていない場合もあります。
使い捨ての便座シートがあると、安心して利用することができるので特に女性の方におすすめです。
8. エコバッグ
ベトナムでは環境への配慮から、プラスチック製のレジ袋の無料提供を廃止する店舗が増えています。そのため、買い物の際はエコバッグが必要です。
忘れてしまった場合でも、店内で販売されていることが多いので購入できますが、大小とサイズ違いでいくつか持っていると便利です。
6、ベトナム旅行の持ち物【電子機器類】
ベトナムは日本と電圧が異なり、日本と異なる形状のコンセントが使用されている場合もあります。(AまたはCタイプおよび混合) ここでは、ベトナム旅行に便利な電子機器関連の持ち物をご紹介します!
1. スマホ充電器
旅行にスマホの充電器は欠かせません。
最近の充電器は海外の電圧に対応しているものも多いので、事前に対応電圧を確認しましょう。ベトナムの電圧は220Vです。ACアダプターに100V対応と書かれている場合は、変圧器が必要となります。
2. モバイルバッテリー
観光などで外出中にスマートフォンの電池が切れてしまうことを防ぐため、モバイルバッテリーは常に持ち歩くようにしましょう。ホテルに戻ったら、モバイルバッテリーの充電も忘れずに!
なお、飛行機については、預け荷物に入れてはいけません。必ず機内持ち込み荷物に入れてください。また、最近は機内での使用が禁止されている航空会社が増えていますので注意です。
3. 変換プラグ
スマホやパソコン、iPadなどの電子機器の充電をする場合、ベトナムは日本とコンセントの形状が異なる場合があるため、スマホの充電器を使う際には変換プラグが必要になることも。
ホテルによっては無料で貸し出しをしているところもありますが、数に限りがあるので注意。
ベトナム旅行の持ち物 まとめ
バリ島旅行に必須の持ち物、便利な持ち物をご紹介しました。
基本的に、パスポート、航空券、クレジットカード、海外旅行保険があれば大丈夫ですが、快適にベトナム旅行を楽しむために、ぜひ事前にしっかりと準備をしてくださいね!