海外旅行では現地の人たちとの会話も楽しみたいですね。英語は通じるのですが、ベトナム語で会話することができたら、より旅の思い出も深まるはずです。
多くの方は単語をいくつか覚えておく程度ですが、是非簡単かつ基本的な文法も覚えてみてください。ベトナム人と会話している“現地感”を一層味わうことができるでしょう。
目次
① Toi muon ~ トイ ムオン ~
「私は~したい」という意味。「di=行く」や「mua=買う」という単語をくっつければ、「Toi muon di hotel=私はホテルに行きたい」、「Toi muon mua cai nay=私はこれを買いたい」といった超基礎文章を簡単に作ることができます。
② Cai nay la cai gi? カイナイラーカイジー?
「これはなに?」という意味。市場などお店で手を取って、最初の会話のつかみとして使えます。ベトナム人もまさか外国人がベトナム語を使うなんて、とびっくりしてくれるでしょう。「cai nay=これ」という意味なので、指示語としても使えます。
③ Cho toi cai nay
「これください」という意味。雑貨店、市場、カフェ、レストランとどこでも使うことができる万能フレーズ。遠くのものを指さして「Cho toi cai kia=あれください」ということもできます。
④ Toi phai ~ トイ ファイ~
「私は~しなければならない」という意味。「Xin loi.Toi phai di=ごめんなさい。私は行かなければならない」と作ることができるので、お店でおばちゃんに引き留められたときなどに使いたいです。
⑤ Khong phai ~ コンファイ~
「~ではない」という否定の言葉。「Khong phai=違う」、「Khong phai cai nay=これではない」といった風に文頭に持ってくるだけで、その後の文章を否定することができます。
⑥ Toi can ~ トイ カン~
「私は~が必要」という意味。こちらも旅行者にとっての頻出ワードとなります。「Toi can tien=私はお金が必要」、「Toi can di=私は行く必要がある」など、比較的緊急を要する場合に使い道があります。
⑦ Toi muon biet~ トイ ムオン ビェッ
「私は~を知りたい」という意味。「biet=知る」ということを覚えておきましょう。「Toi muon biet ve vietnam=私はベトナムについて知りたい」、「Toi phai biet~=私は知らなければならない」とこれまでの文法を使った文章を作ることもできます。
⑧ o day la o dau? オーダイラーオーダウ?
「ここはどこ?」という意味。「o day=ここ」、「o dau?=どこ?」となります。la は特に意味をなさなく、A=Bを繋ぐ英語でいうisの役目。道に迷ったら地図を開いてベトナム人に訊ねてみてみましょう。
⑨ Toi thich ~ トイ ティッ~
「私は~が好き」という意味。お店で気になった雑貨を見つけて言えば、スタッフは喜んでくれるはず。また、「Toi thich vietnam=私はベトナムが好き」というフレーズも覚えておきましょう。外国人に自分の国を褒められれば誰だって嬉しいはずです。
⑩ Toi bi dau ~ トイ ビ ダウ~
「~が痛い」という意味。「bi=マイナス要素」、「dau=痛い※dau=どこ?とは発音が違います」となります。「dau=頭※痛いとは発音が違います」、「mat=目」、「mui=鼻」、「vay=肩」などを~の部分に置いて使ってください。
単語と併用して覚えよう
今回紹介した文法は基本文法の一部分でしかありませんが、上記文法を覚えておけばたいがいの会話は成立するでしょう。飛行機の機内、ホテル、カフェのちょっとした時間などで単語と一緒に覚えていてください。