東南アジアの旅先として人気のベトナムですが、ここでは次の海外旅行先に迷っている旅行者に向けて、ベトナムをおすすめする理由を具体的に紹介します。ベトナムは文化・歴史の面などあらゆる条件下において日本と相性がよく、親和性が高い国と言えます。
目次
1.ベトナム旅行をおすすめする理由は「親日大国」
2019年に公開された「ジャパンブランド調査※電通調べ」では、ベトナムの親日度は何と98%で3位でした。1~2位は台湾とタイでしたが、ともに98.3%とその差はわずか0.3%。ほとんどの人が日本に対して友好的に考えてくれているようですが、実際ベトナムに住んでいる日本人からしても、現地で差別に遭うことは滅多にありません。
旅行の道中に差別に遭ったら、それだけで海外旅行が台無しになってしまいます。「ベトナムが親日だから」は、旅先を決める十分な理由となるはずです。
2.ベトナム旅行をおすすめする理由は「治安が良好&政府がしっかりしている」
ベトナムは社会主義のため、その性質上国民が不満を抱えやすいことは否定できませんが、旅行者がベトナム滞在中に不慮の事件や事故、政治活動に巻き込まれることはほとんどありません。近年は台湾やタイ、インドネシアは政治状況が不安定ですね。一方でベトナムは良くも悪くも「無風」です。
また、ミクロの視点から見ても、ベトナムの都市部の治安は良好で、女性一人の夜歩きも問題なくできます。自分から危険地帯に足を踏み入れない限り、滅多なことで事件に巻き込まれることはないでしょう。
3.ベトナム旅行をおすすめする大きな理由「料理が美味しい」
ベトナム旅行をおすすめする理由の1つに「食文化が日本と合う」ことも挙げられます。海外旅行も滞在日数が長くなると、現地の食事に対して疲れが出てきます。特に東南アジアの料理は独特の甘辛いスパイスを使う国が多く、日本人の中では「食べられる料理があまりなかった」と嘆く人もいます。
ベトナム料理は米粉麺のフォーやバインセオ、生春巻きなどから見てわかるように、あっさりとした味わいの料理が主となります。辛い料理もそれほど多くなく、卓上に添えられている辛味調味料を自由につけて「辛くしたければお好きにどうぞ」というのがベトナム料理のスタイルなので、日本人の舌にもよく合います。
4.ベトナム旅行をおすすめする理由は「訪問できる都市/観光都市が多い」
ベトナムは東南アジアの中ではインドネシアとタイに次ぐ3位の国土を有しています。しかし、ベトナムはそれらの国よりも多くの観光エリアを抱えており、北部少数民族の町サパ、首都ハノイ、中北部世界遺産都市フエ、中部リゾートエリアダナン、中部世界遺産ホイアン、中南部ビーチリゾート地ニャチャン、砂丘の町ムイネー、山岳高原ダラット、南部ホーチミン、メコンデルタ、フーコック島など、いずれも観光エリアとして外国人に支持されています。
一度行った都市も良いですが、長距離バスや国内線に乗り換えて別の観光都市に行くことも容易のため、初心者だけでなく、旅慣れた旅行者にもおすすめできるのがベトナムとなります。
5.ベトナム旅行をおすすめする理由は「コロナ以降も物価が安い」
東南アジア旅行を旅先に考えている人の中には、「円安だから少しでも物価が安い国に行きたい」、「コロナ以降ヨーロッパはインフレがすごくて旅行できない」という人もいるでしょう。インフレは世界的な問題のため、東南アジアでも深刻で、特に日本人旅行者に人気のタイは円安もあり30%以上割高となっています。
一方でベトナムはコロナ以降も現地のインフレはそれほど起きていません。ベトナムでは米ドルに対して多少振れ幅のある固定相場制をとっているため、為替が著しく乱高下することがないことが理由です。
「東南アジアで高級スパを体験したい」、「せっかくの海外旅行だから、5つ星ホテルに宿泊したい」、「高級フレンチを楽しみたい」といった人にとって、ベトナムは打ってつけの旅先となるはずです。
まとめ:東南アジアらしさを求めるなら、次の旅先はベトナムで決まり!
今回は海外旅行の旅先としてベトナムをおすすめする理由を具体的に紹介しました。ベトナムは日本からも距離が近く、飛行機でわずか5時間で行けます。飛行機によっては同日着も十分可能なので、次の旅行先を迷っている人は、是非ベトナムを訪問してください。