ベトナム旅行では屋台料理も食べていってほしいところ。東南アジアというと、衛生面に不安があるため、滞在中はレストランにいきがちです。しかし、お腹を壊すのはあくまでも可能性。レストランでもお腹を壊すときはありますし、どんなに屋台料理を食べても、へっちゃらの人もいます。
屋台の食べ歩きをしてみると、もしかすると「レストランよりもおいしいかも!」という料理にありつくことができるかもしれませんよ。そこで、今回はおすすめの屋台料理を10個集めてみました。
① 生春巻き
ベトナムの象徴として知られている生春巻き。ほとんどの人はしっかりとしたレストランで食べることでしょうが、実はこちらは屋台料理でもあります。屋台で座って食べるというよりは、屋台で買って自宅で食べるのが普通。1個25円くらいでとても安いです!
② チェー
ベトナム全国で食べられるスイーツのチェー。1つの屋台で10種類ほどの具材を扱っていて、好きな具をチョイス。砕き氷にココナッツミルク、砂糖水を入れて完成。屋台によってはミロを入れたりします。
③ バインミー
具沢山が特徴のベトナム版サンドウィッチ。ベトナムでマクドナルドのようなハンバーガーチェーン店が発展しない理由は、ベトナム人にとってはバインミーの方がおいしいから、とも言われています。1個50円から100円程度で買える屋台グルメの定番。主に朝食で食べます。
④ バインセオ
日本ではベトナム風お好み焼きと言われているバインセオは、南部の名物屋台グルメ。一枚25円程度で、5枚1皿となります。ターメリックで着色した米粉液を生地にして、もやし、エビ、豚バラ肉、緑豆などを具に添えて完成のお手軽料理。
⑤ 串焼き(エビや鶏肉)
全国どこでも見かける串焼きを扱う屋台(とりわけ北部に多い印象)。有頭海老や鶏肉、豚バラ肉などを串焼きにしたもの。ナイトマーケットで決まって出る定番グルメで、ベトナム人も大好物。特に鶏肉は必見です。
⑥ 焼き鶏
主に夜に出没する屋台料理。鶏肉をメインに扱っていて、炭火で豪快に焼くのが特徴。道沿いはもうもうと煙が上がるので、それに釣られて現地人が集まります。もも肉だけではなく、ぼんじりや軟骨なども種類も多く、またビールに合います。
⑦ ソイ
ソイと呼ばれるおこわ。見た目はカラフルに着色されているので、「健康に悪いのでは?」と思いがちですが、こちらはハーブなどで着色しているため、むしろ健康にいいです。もち米はベトナムでも特産として知られていて、ココナッツミルクをたっぷりかけて食べるのが通。
⑧ わたあめ
日本でも縁日やお祭りでは必ず見る綿あめ。近年はベトナムでもよく見かけるようになり、子供から大人まで買っていく様子が見受けられます。味は日本とそれほど変わりありませんので、小さなお子さんにも安心して食べさせることができますね。
⑨ ボービア
ベトナムクレープとして紹介されているボービアですが、柔らかい生地にココナッツの繊維と黒ゴマ、麦芽糖(マルトース)を巻いたお手軽料理。1個25円程度で買うことができます。今回紹介している中では、筆者一押しの屋台スイーツ。
⑩ たこ焼き
日本のたこ焼きは数年前にベトナムにブームが訪れて、それ以来若者の間で人気の屋台料理になりました。日本との違いは、青のりがない、ソースではなくチリソースなど。また、具はタコ以外にもチーズ、エビ、イカ、コーン、魚肉ソーセージなど様々。是非食べ比べしてみてください。
「とりあえず1つ」ができる気軽な屋台料理
レストランに行ったら、人数分食べないとお店に失礼と考えたりしますが、屋台であれば、とりあえず1つだけ注文することが可能。その場で食べてみて、おいしかったら追加で購入すれば屋台のおばちゃんも喜んでくれます。是非ベトナムの屋台文化を楽しんでいってください。