ハロン湾
地質学的には、中国の桂林からつながる石炭岩台地の一角で、気の遠くなるような長い年月をかけて沈降、
浸食を繰り返して現在の姿になりました。ハロンとは”降竜”と書き、ベトナム語では竜が舞い降りるという意味。
古くから伝えられてきたのは、敵国が侵攻してきたときに龍の親子が表れて、これを退けるために吐き出した宝石が島々になった伝説。
太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧、霞がかかった曇天の日に、より趣のある雰囲気を醸し出すので、晴れの日よりも曇りの日のほうがラッキーなのです。
世界遺産に抱かれているようにして、時を過ごす。日中のハロン湾も美しいのですが、この神秘的な空間で日が沈む瞬間、 静寂につつまれた夜と星空、そして朝焼けを迎える贅沢をしてみてはいかがでしょうか?古き良きヨーロッパを思い出させる外輪船のオーバーナイトクルーズは 気分をさらに盛り上げてくれます。トレッキング、シーカヤック、イカ釣りや水上マーケットでのお買い物、目覚めのエクササイズ体験が用意されています。
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世界最大の鍾乳洞のひとつを探検。
ハロン湾が世界遺産たる理由は風光明媚な奇岩だけではありません。 鍾乳洞の美しさもお見逃しなく。ティエンクン鍾乳洞は、天宮につながっているという意味から名づけられたもの。その名も納得です。ハロン湾はハノイから陸路で約3〜3.5時間です
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写真提供:ベトナム航空