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ハノイ2泊3日モデルコース。旧市街中心の良いとこどり体験

ベトナムのハノイ旅行者必見。旧市街を中心とした良いとこどりの2泊3日モデルコースをご案内。観光スポット巡り、お土産、スパ、グルメとぜんぶ詰まった大満足プランをご案内します。

ハノイ2泊3日モデルコースの特徴

ハノイ2泊3日モデルコース。旧市街中心の良いとこどり体験.jpg

ハノイの2泊3日旅行は、移動時間と観光バランスの両面で最も効率よく楽しめる旅程です。短期間でも主要スポットを無理なく周れるため、初めてのベトナム旅行や週末の弾丸旅行にも向いています。特に旧市街を中心に動くことで、観光、グルメ、買い物のすべてが徒歩圏内に収まり、旅の満足度が高くなるのが大きな魅力です。

今回ご案内するハノイ2泊3日のモデルコースでは、初日は旧市街散策とグルメ、2日目は歴史スポットとスパ、3日目はお土産ショッピングを組み込みます。基本的に移動距離が短く効率を重視しているため、2泊3日という限られた時間でもハノイらしさをしっかり味わえるのが特徴です。

ハノイ2泊3日(1日目)|ハノイ旧市街を満喫する王道ルート

IMG_2850.jpgホアンキエム湖にて

ハノイ旅行の初日は、旧市街を中心に動くことで無理のないスケジュールで街の魅力を体感できます。到着後はタクシーや配車アプリを利用してホテルへ向かい、荷物を預けて身軽に観光を始めるのが一般的です。

配車アプリを利用する際は、屋外でスマホをネットに繋げる必要があるため、現地SIMの調達やポケットWiFiのレンタルは予め済ませておきましょう。

ハノイ旧市街エリアは観光名所や食事処が密集しており、ハノイ到着当日でも効率よく散策できます。ホテル周辺を軽く歩くだけでもローカルの雰囲気が感じられ、日本とはまるで異なる異国情緒を楽しむことができます。

ホアンキエム湖と玉山祠の散策

IMG_2875.jpgホアンキエム湖にて

初日の観光に最適なのが旧市街の象徴でもあるホアンキエム湖です。湖を囲む遊歩道は歩きやすく、落ち着いた雰囲気があり、旅の始まりにぴったりです。多くの日本人旅行者はホアンキエム湖周辺及び旧市街のホテルに滞在することになるので、この湖を拠点に観光を開始するのが良いでしょう。

IMG_2424.jpg玉山祠に架かる橋

湖上の赤い橋を渡ると玉山祠があり、写真映えするスポットとしても知られています。昼間は祠堂内部を見学し、夜は赤い橋のライトアップを背景に記念撮影をしましょう。湖畔には大道芸や屋台なども出現して、古き良き時間を楽しめます。

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バインミーやフォーなど軽めのローカルグルメ

IMG_3288.JPG貝を具材にしたフォー

旧市街にはローカルグルメの名店が数多くあり、ランチに最適なバインミーやフォーを気軽に楽しめます。ハノイの名物と言えば「貝を具にしたフォー・オック」やベトナムつけ麺「ブンチャーハノイ」など。どちらも旅行者に人気の定番料理で、初日に味わうことで旅気分が一気に高まります。

ただし、行き当たりばったりの屋台や食堂を利用するのではなく、事前に人気店を調べておくのがおすすめです。口コミサイトで高評価を獲得しているお店や、ミシュラン掲載店などもこの付近にあります。

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ディナーは伝統舞踊を鑑賞しながらベトナム料理を堪能「ベトライスエッセンス」

ベトライスエッセンス.jpgベトライスエッセンスの内外観

初日の締めくくりには、伝統舞踊ショーを鑑賞しながらベトナム料理を味わえるレストラン「ベトライスエッセンス」が適しています。落ち着いた雰囲気の中でハノイ名物料理を楽しめるほか、ダンスや音楽などの舞台演出が旅の特別感を演出してくれます。

食堂や屋台で節約したい気持ちがある人も、ディナーくらいは少し奮発するのが旅の醍醐味です。また、やはり屋台や食堂は衛生面で不安があるため、特に日本人はお腹を壊しがち。腹痛で帰国日までホテルに引きこもる生活は嫌ですよね。

ベトライスエッセンスは旧市街からアクセスしやすい位置にあり、初めての旅行者でも訪れやすい点も魅力です。

ハノイ2泊3日(2日目)|歴史スポットとスパで癒やされる旅のハイライト

タンロン城とMFboutiqueスパ.jpg

ハノイ2泊3日モデルコース2日目は、歴史スポットを巡ったあと、旧市街に戻ってスパやカフェでゆっくり過ごすプランです。ゆっくり時間が流れるハノイでは、弾丸トラベルは似合いません。時間を多少持て余すような過ごし方がおすすめです。

タンロン皇城遺跡をゆっくり巡る半日観光

後楼.jpgタンロン城にて

午前中は世界遺産に登録されているタンロン皇城遺跡を訪れます。広い敷地内には歴史的建造物や遺構が点在し、ゆっくり歩きながら当時の王朝文化に触れることができます。比較的涼しい午前中に訪れると快適に見学できます。

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文廟でハノイの歴史と学問の文化を感じる

IMG_1468.jpg文廟にて

タンロン皇城遺跡から近くに位置する文廟は、学問の神を祀る代表的な観光地です。日本で言う太宰府天満宮となり、学生が試験前に訪れて合格祈願を参拝する定番スポットです。

整えられた庭園や歴史ある建物と石碑が並び、静かな雰囲気の中でハノイの文化を感じられます。石碑は科挙試験の合格者の名前が彫られています。

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旧市街に戻って人気カフェで休憩|エッグコーヒー発祥のザンカフェ

IMG_2201.jpgザンカフェのエッグコーヒー

観光の合間に立ち寄りたいのが、旧市街の名店「ザンカフェ/Giang Cafe」です。ここはエッグコーヒーの元祖として知られており、濃いコーヒーに甘く泡立てた卵黄を組み合わせた独特の味を生み出したことで有名です。店内は屋台チックで狭い造りとなっており、旅行者だけでなくベトナム人も多く訪れる名所の1つです。

午後はスパのお風呂付個室で癒し体験|MF Boutique Spa

z4936122870164_30003781b5dbb3ac47cff8d12d1fd943.jpgⒸMFboutiquespa

ホアンキエム湖とハノイ大教会の中間地点にある「MF Boutique Spa」はアクセスが良く、観光の合間に立ち寄りやすいのが特徴です。通り沿いにはお土産店も多いので、スパ前後に梯子してみるのもおすすめ。

同スパではお風呂とスチームサウナ付きの個室があるのが魅力。パッケージコースで歩き疲れた体をしっかり癒やしてくれます。料金も他店と比べれるとリーズナブルです。

>>ハノイ観光エリア別人気のスパ&マッサージ店特集

夜は旧市街のコロニアルレストランで素敵なディナー|マダムヒエンで名物料理を堪能

gaikan-madame.jpgⒸMadame Hien Restaurant

ディナーには旧市街エリアのレストラン「マダムヒエン」に訪れましょう。フランス領インドシナ時代のコロニアル建築を活かした店内は古き良きを感じる空間で、ハノイの伝統と西洋のフュージョン料理が味わえます。著名人も訪れていることで知られ、アップルのCEOティムクック氏やフランスのマクロン大統領夫妻が食事をしたことでも話題になりました。人気店のため予約をして訪れるのが安心です。

ハノイ2泊3日(3日目)|ハノイ大教会&旧市街散策とお土産ショッピング

3日目|ハノイ大教会&旧市街散策とお土産ショッピング.jpg

最終日は旧市街を中心にゆったりと過ごしながら、ハノイらしい街並みとお土産ショッピングを楽しみましょう。午前中は気温が比較的落ち着いているため、ハノイ大教会周辺の散策をします。その後は教会と旧市街周辺にあるお土産店で買い物を楽しみ、旅の思い出として持ち帰りたいベトナムの特産品をそろえていきます。ホアンキエム湖を拠点とすれば、タクシーを使う必要はなく、徒歩で回れる範囲に多くの店が集まっているのでご安心ください。

ハノイ大教会周辺と旧市街を歩く

IMG_2031.jpgハノイ大教会にて

ハノイ大教会は別名:セント・ジョセフ教会。フランス統治時代の面影が残る代表的な建築物で、ハノイ市内で最も格式が高いカトリック教会です。周辺のリークオックスー通りやニャートー通りにはカフェや雑貨店が並び、旅行者向けのストリートとなっています。

教会前の広場から少し歩くと旧市街につながり、賑やかな商店街やローカルな雰囲気が広がります。すべて歩いて行けますが、気温が高くなる前の午前中に観光するのがおすすめです。

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初めてのハノイ旅行で手に入れるべきお土産

初めてのハノイ旅行で手に入れるべきお土産.jpg

ハノイでのお土産選びは、食品から雑貨まで幅広いカテゴリがあり、旅行者が実際に購入している定番アイテムを押さえておくと失敗しにくくなります。ここでは初めての旅行でも選びやすい四つのジャンルを紹介します。

1.YUGOCの伝統のお菓子
旧市街のショップでも取り扱いが増えているYUGOCのお菓子は、旅行者に人気の高い定番土産です。生はちみつやパームシュガー、屋台スナック、ビナクレープなど素材にこだわった商品がそろっています。ハノイ市内のお土産店、及び以下アンヌメゾンでも購入可能。
>>YUGOCの取り扱い店舗ページ

2.アンヌメゾンのジャコウネココーヒー
希少性が高いことで知られるジャコウネココーヒーは、専門店で品質管理が行われている商品を選ぶのが安心です。アンヌメゾンは正真正銘本物のジャコウネココーヒー豆を買えるお店として旅行者から支持されているお土産店です。
◇Anne's Maison/アンヌメゾン
住所:119 Hang Buom St. Dist.Hoan Kiem. Ha Noi
行き方:旧市街。ホアンキエム湖から徒歩10分

3.高級チョコレートブランド「Marou」
ベトナム産カカオを使った高品質のチョコレートで、洗練されたパッケージも魅力です。板チョコからギフトボックスまで幅広いラインナップがあり、味と見た目の両方で満足度が高いお土産として知られています。また、直営カフェでは高級カカオを使ったスイーツやドリンクも楽しめます。
◇Maison Marou Café Nha Tho
住所:20 P. Nhà Thờ, Phường, Hoàn Kiếm, Hà Nội
行き方:ハノイ大教会傍


4.ベトナム雑貨
ハノイ旧市街には刺繍小物、竹製品、アオザイモチーフの雑貨など多彩な土産を扱うお店が多くあります。手作りの商品も多く、手頃な価格で個性的なアイテムが見つかるため、友人や家族へのお土産に選びやすいカテゴリです。

>>ハノイ旅行でお土産探し!贈る人別にご案内【2025年最新】

まとめ:空港までの移動と出発準備

ハノイ最終日は、買い物後に余裕を持って空港へ向かうことが大切です。ノイバイ国際空港までは市内中心部から車で約40〜50分が目安ですが、道中は高速道路を走るため、渋滞にはまってしまうと、1時間以上かかることもあります。

チェックインや手荷物検査の混雑を考慮し、国際線の場合は少なくとも2〜3時間前には空港に到着しておくと安心です。お土産や荷物は早めに整理し、重量制限を確認しておくことでトラブルを避けられます。こうした準備を整えておけば、ハノイでの2泊3日の旅を最後までスムーズに締めくくることができます。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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