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ベトナム旅行でSIMカードを使う注意点とおすすめ現地SIM

ベトナム旅行ではネット環境を確保することで、より旅の満足度と幅が広がります。ここではスマホのSIMカードを利用するさいの注意点とおすすめ現地SIMを紹介します。

ベトナム旅行でSIMカードを調達するメリット

IMG_20230921_145037651.jpgダナンのハン市場にて

ベトナムは日本と比較すると大分WiFiが町中に浸透しています。ホテル、カフェ、レストラン、スパといった商業施設では、必ず無料WiFiがあるので、SIMカードがなくともネットに繋げることができます。

しかし、無料WiFiはあくまでも室内のみですし、毎度お店のスタッフにパスワードを訊ねるわずらわしさがあります。
一方で現地で使えるSIMカードを持つことにより、以下のメリットがあります。

・屋外でネット接続ができる
・GoogleマップでGPSナビゲーションが利用できる
・Grabなどの配車アプリを利用できる
いずれも現代の海外旅行では必須の機能と言えるでしょう。

ベトナム旅行で国際SIMと現地SIMはどちらがおすすめ?

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ベトナムで使えるSIMカードは大きく分けて「国際SIM」と「現地SIM」です。国際SIMは、ベトナムのみでなく、海外数十か国で利用できるSIMカードで、Amazonなどの通販で気軽に購入できます。

ただし、現地の通信会社を利用していないため、やはりネット速度は遅く、ネットサーフィンやYouTubeをかろうじてできる程度。旅行サイト・観光サイトなど画像がたくさん詰まっているWebサイトはページを開くのに苦労するケースが良く見受けられます。

一方でベトナムの市場シェアを獲得している通信会社はすべて国営企業となるので、通信速度は安定していて、思いのほか強力です。ハノイ、ダナン、ホーチミンの主要都市の観光エリア内では5Gによる通信が可能です。

ベトナム現地でおすすめのSIMカード(キャリア)

左縦長.jpgベトナムキャリア大手3社

ベトナム市場を見ると、キャリア大手3社「mobifone/モビフォン」、「viettle/ビッテル」、「vinaphone/ビナフォン」の国営3社が市場の95%を占めています。いずれも国営企業が監督しているため、通信は24時間安定しています。

ベトナム旅行者の中には、地方都市や郊外・田舎に訪れる人もいるかもしれませんが、基本的にこの3社であれば、どんな場所でも3G/4Gは確保することができます。料金、プランとともにほぼ同じなので、店舗スタッフにおすすめされたキャリアを選んでかまいません。

ベトナム現地でSIMカードを購入する方法

IMG_20230826_124415700.jpgニャチャン市街地にて

ベトナム現地でSIMカードを調達する方法は、①空港で購入する、②市街地の携帯ショップで購入する、のいずれかとなります。一昔前まではパパママストアでも中古SIMを購入できましたが、現在は規制が厳しくなっています。

空港での購入は旅行者にとって最も簡単に入手できる手段となりますが、その一方で料金プランが限定されていて、「1日200MB~500MBまで」などと容量が少ないのが玉に瑕です。また、「無制限」というPRがあっても、実際使ってみると、高速通信ができるのは500MBまでで、それ以降はネットサーフィンもままならないほど通信速度が低下することもあります。

1日2日であれば我慢できるかもしれませんが、それ以上であったり、会社と連絡する必要がある場合は、現地の携帯ショップでSIMカードを新規購入するのがおすすめです。

携帯ショップでSIMカードを購入する方法

パスポートを持参するだけでSIMカードを購入することができます。場合によっては住所を質問されることもありますが、宿泊先のホテルの住所を伝えれば問題ありません。ベトナムは日本のような月額基本料金が掛かるのではなく、プリペイドなので、使う分だけ事前にチャージする方式のため、扱いは非常に楽です。

ベトナム旅行者は自分でSIMの調達とポケットWiFiレンタルのどちらがおすすめ?

IMG_20230801_083326784.jpgベトナムで主流のポケットWiFiといえばコレ

ベトナム旅行であれば、SIMカードを自力で調達するのではなく、ポケットWiFiを現地でレンタルするのもおすすめです。こちらも日本で調達してしまうと、国際SIMが入っているので現地でネット速度が遅くて困ってしまう可能性があります。

現地の旅行会社などでレンタルすれば、ベトナムキャリアのSIMカードが入っているので、安定してネットを使うことができます。

また、自分のスマホでSIMカードを入れ替える手間もありませんし、1台レンタルすれば複数台のスマホとパソコンで使えるメリットもあります。

ベトナム旅行者にとってeSIMと物理SIMカードはどちらがおすすめ?

IMG_20230826_112633600.jpg市場でも無料WiFiがあるところもあるが、やはり極端に遅い

ベトナムでも最近はeSIMが主流になっていて、物理SIMと併せてeSIMを選択することもできます。しかし、eSIMはアクティベーションや初期設定がうまくいかないことがあり、また、上記で紹介した3社以外のeSIMの場合、市街地で利用しても電波を拾わないことが時折あります。

自分のスマホがeSIMしか対応していないのであれば選択肢はありませんが、そうでないのであれば、できる限り物理SIMを選ぶのが安心です。

[local, 1421]

まとめ:SIMカードの調達はベトナム旅行で最初にやるべきこと

今回はベトナム旅行・出張者向けに、現地のネット事情とSIMカードの情報をご案内しました。屋外でネットができるか否かで、旅の充実度は大きく変わります。特にGrabを利用できるだけで移動の手間と費用の大幅な節約ができるので、旅の初心者であっても、SIMの調達はやるべきことの1つとして覚えておいてください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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