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ベトナムとマレーシアはどっちに行くべき?違いを紹介

ベトナムと並ぶ人気の観光国であるマレーシア。アジア旅行を計画している人の中には、どちらに行こうか選びかねている人も多いでしょう。ここでは両国の旅行の違いを解説します。

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ベトナムとマレーシアの物価の違い。どっちが安く旅行できる?

IMG_6502.jpgホイアン旧市街の様子

ベトナムとマレーシアは共に東南アジア諸国となり、日本人からすると円安の今でもまだまだ物価が安い国です。しかし、これまでの為替推移を比べてみると、2020年(コロナ&米利上げ前)と2025年では、やはり円はマレーシアやベトナムに比べて安くなっています。

具体的には、マレーシアは日本円に対して3割ほど高くなり、ベトナムは2割となります。また、現地の物価から照らし合わせてみても、やはり以前と比べると2~3割ほど割高感があります。

ただし、ベトナムは社会主義で、ドルに対して固定相場を取っているため、実際の物の物価はそれほど高くなっているイメージはありません。一方でマレーシアはクアラルンプールのアロー通りナイトマーケットやペナン島などを見ると、目に見えて物価は上がっている印象です。

節約志向の方にとっては、ベトナムの方がコスパ高く観光できると言えます。

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ベトナムとマレーシア。旅行日数が短くても満足できるのはどっち?

IMG_6282.jpgダナン中心市街とそこに流れるハン川

続いては旅行日数でベトナムとマレーシアを比較。日本人旅行者の多くは4日から5日間の旅程でアジア旅行を組みます。実際現地観光できるの2.5日程度と考えると、やはり時間は足りませんね。

ベトナムはハノイ、ダナン、ホーチミンとともに観光スポットが市街中心に集まっています。ダナンは世界遺産ホイアンも見逃せませんが、タクシーで行ける距離なので日帰り観光が十分可能です。ホーチミンも近年人気のメコン、ダラット、ムイネーはともに日帰り~1泊で楽しめます。

一方でマレーシアはクアラルンプール市内であれば鉄道が通っているので、ショッピングに重きを置いた都市散策であればこの旅程でも十分楽しめます。ただし、ペナン・ランカウイ島、コタキナバルといったビーチ&自然エリアも満喫したい場合は、この旅程では到底足りず、2都市観光は困難です。

結論:町散策だけならマレーシアもベトナムも同じくらいの満足度で旅が可能です。しかし、町散策+自然orビーチも満喫したい、と言う場合は、ベトナムの方が2都市観光がしやすい点で優位にあると言えます。

ベトナムとマレーシア。子連れ&お年寄り同伴旅行はどちらがおすすめ?

IMG_20230921_133844125.jpgベトナムでは流しのタクシーとGrabが浸透

小さな子供やお年寄り同伴の家族旅行では安全に観光する必要があります。マレーシアもベトナムも凶悪事件は滅多に置きませんが、スリや置き引き、ぼったくりには気をつけなければなりません。

市内の移動に関しては両国ともほぼ差はありません。どちらも流しのタクシーと配車アプリ(Grab)が浸透しているほか、空港から市内、市内の観光スポットの移動も料金はほぼ同一です。

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食事は圧倒的にベトナム料理が有利!

Cha Gio.jpgベトナム名物揚げ春巻き

現地の食事に関しては、ベトナム料理は非常に日本人の舌に合うのが魅力です。米粉を使ったフォーやバインセオ、ライスペーパーでお馴染みの生春巻きに揚げ春巻きはいずれも日本国内でも人気がありますよね。

一方でマレーシアはイスラム圏なので、スパイスが盛り込まれたクセのある料理が多いのが特徴です。エスニック料理好きの人には貴重な体験となりますが、「東南アジアは好きだけどスパイスの独特の香りは苦手」という人は、マレーシア料理は少し制限されるかもしれません。

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世界遺産を求めるならマレーシアよりベトナムがおすすめの理由

10.jpgハノイ発ハロン湾にて

世界遺産観光を目的として両国を目指すのであれば、マレーシアよりベトナムがおすすめです。マレーシアはクアラルンプールから行ける世界遺産はマラッカとペナン島ですが、ともに景観(建築含む)となるので、"体験"に重きを置くと、これだけのために訪れるには少し物足りなさがあります。

一方でベトナムはハノイ発ハロン湾やニンビン省は壮大な大自然を感じることができますし、ダナン発ホイアンは日本とゆかりのある歴史的旧市街を散策でき、しかも移動はタクシーでわずか40分足らず。

注意点はホーチミンから日帰りで行ける世界遺産はありません。目に焼き付けたい大自然等を求めるのであれば、ベトナム一択となるでしょう。

まとめ:ベトナムとマレーシアは目的によって旅先を考えよう

今回はベトナムとマレーシアをさまざまな角度から比較し、どちらが旅先としておすすめできるかをご案内しました。ここで重要なのは、どちらが旅先として優れているかではなく、どちらが自分の旅のテーマに合っているかとなります。まずは海外旅行に何を求めるのかを同行者と考え、現地でどのような時間を過ごしたいのかを決めることからはじめましょう。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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