次のベトナム旅行は2都市周遊を検討している人に向けて、おすすめの周遊モデルコースを紹介します。1週間以上の旅程を組める人や2度目の都市訪問の場合は、1都市だけだと飽きてしまうかもしれません。
そこで、ここでは日本から直行便が出ている北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンを拠点に、もう1都市国内を訪問する際におすすめの観光地と簡単なモデルコースを紹介します。
ベトナム2都市周遊を成功させるポイントとは
ベトナム旅行で2都市周遊を成功させるためには、まず「日本から直行便で行ける観光地を拠点とする」のが鉄則です。現状日本発ベトナム行きの直行便が出ているのは北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンの3都市のみとなるので、最初の1都市目はこのいずれかを選択すると良いでしょう。
ハノイ、ダナン、ホーチミンの選び方
ハノイとダナン、ホーチミンのいずれかの選び方としては、
1.乾季を選ぶ
2.世界遺産、ビーチ、町観光のどれを重視しているか
3.2都市目は飛行機とバスのどちらを利用するか
上記をまず検討してみると良いでしょう。
ちなみに、乾季はハノイ&ホーチミン12月~5月、ダナン3月~8月となります。また、ハノイの11月~1月、ダナンの12月~2月は厚手の服が必要なほど冷え込むことがあるので注意してください。ホーチミンは熱帯気候のため、年間を通じて夏服で問題ありません。
ベトナム周遊モデルコース:ハノイ+少数民族の町サパ
最初の都市にハノイを選択する場合、2都市目は「サパ」がおすすめです。サパは中国との国境傍にある山岳の町で、現地に暮らす少数民族の人々と交流できます。 ハノイ旅行で2都市周遊する場合、バスでの移動はこのサパくらいしかありません。それ以外の観光地を選ぶなら、飛行機に乗って中部ダナンや南部ホーチミンに行くのが良いでしょう。ハノイは世界遺産ハロン湾クルーズが有名ですが、海がないので、国内線に乗れるのであれば、ビーチリゾートのダナンが良いかもしれません。
ハノイ+サパのおすすめモデルコース5~6日間
1日目:ハノイ着 市内観光
2日目:ハロン湾クルーズ
3日目:ハノイ発サパ着 午後市内観光
4日目:サパ観光※現地ツアー参加がおすすめ
5日目:サパ発ハノイ着 市内観光
6日目:帰国
多少弾丸でも構わない場合、5日目の深夜便で日本に帰国することもできます。
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ベトナム周遊モデルコース:ダナン+世界遺産フエ
2010年代より注目されているベトナム中部ビーチリゾート地ダナン。隣町のホイアンは世界遺産旧市街を散策できるため、ダナン旅行だけでも2都市観光ができます。
一方でもう少し足を運ぶ場合は古都フエがおすすめ。ダナンから日帰り現地ツアーも出ているのですが、片道3時間弱かかるので、日帰りだと現地をゆっくり観光することができません。フエ旅行ではのどかな町並みや世界遺産の寺院や王宮跡を見学できます。
ダナン+フエのおすすめモデルコース5日間
1日目:ダナン着 市内観光+夜のホイアン観光
2日目:ダナン市内観光/午後フエ着
3日目:フエの世界遺産建設物観光※現地ツアーがおすすめ
4日目:フエ市内観光/午後ダナン着
5日目:帰国
帰国便が夜の場合は、最終日はダナン市内観光を楽しみましょう。乾季なら海水浴やホテルのプールもおすすめです。
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ベトナム周遊モデルコース:ホーチミン+ビーチエリア ニャチャンorフーコック島
最後はホーチミンです。ホーチミンは商業都市で世界遺産も海も近くにないため、2都市周遊するならビーチエリアがおすすめです。
ホーチミンから行けるおすすめのビーチエリアは中南部ニャチャンと南部フーコック島です。どちらも飛行機で1時間で行ける観光地です。ニャチャンは昔から欧米人の人気のエリアとなるので、観光開発が進んでいます。フーコック島は素朴な離島巡りを楽しめます。
ホーチミン+ニャチャンorフーコック島のおすすめモデルコース5日間
1日目:ホーチミン着 市内観光
2日目:ホーチミン市内観光/午後ニャチャンorフーコック島
3日目:ニャチャンorフーコック島市内観光
4日目:ニャチャンorフーコック島市内観光
5日目:午前ホーチミン着/午後市内観光/夜帰国
もし6日目も取れるならば、最後のベトナム時間をホーチミンで過ごすことができるので、ゆっくりとした滞在をおくれます。
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まとめ:ベトナム2都市周遊は「ホーチミン」がおすすめ!選択肢が多い
今回はベトナムの2都市周遊モデルコースを紹介しました。2都市観光を計画する場合は、ホーチミンがおすすめです。上記で紹介したビーチエリアのニャチャン&フーコック島以外にも、ネイチャーリゾートの「ダラット」、海と砂丘の町「ムイネー」、港町「ブンタウ」など自分の目的に合わせて多彩な観光地を選ぶことができます。