11月の連休にハノイに行く人は、是非ハロン湾を楽しんでいってください。雨季が明けた北部地方はハロン湾のベストシーズン。今回は観光のポイントを紹介します。
11月は雨季が明けて乾季の入口。ハロン湾のベストシーズン
ベトナム北部ハノイは、5月から10月までが雨季の期間となり、11月から徐々に晴れ間が多くなる乾季となります。ハノイは中部や南部と異なり温帯気候のため、日本ほど明確ではありませんが、一応の季節があります。
そのハノイでは、11月は一般的に「秋」と呼ばれていて、11月の1か月間はハロン湾のベストシーズンとも言われています。
11月のハロン湾が観光に最適といわれる理由
長かった雨季が空けて、11月の平均降水日数はおよそ6日。つまり5日に1日降る計算のため、滞在中ほとんどの時間で晴れることになります。
一方で3月や4月は非常に蒸し暑い日が続くため、汗を流しながらの観光を強いられることが多く、快適にハロン湾クルーズを楽しめるのは11月と言われています。
ただし注意も必要。ハロン湾クルーズを予約する前の注意点
ただし、11月にハロン湾クルーズに申し込む際は幾つかの注意点もあります。以下で紹介する留意点を知らないで行くと、残念に感じることもあるでしょう。
ハロン湾クルーズは現地ツアーに参加することになりますが、ハロン湾滞在は4~6時間と長いため、しっかりと事前準備をし、現地情報を把握しておきましょう。
念のため防寒具を持って行こう。日によってハロン湾の船上は寒い
11月の日中平均気温は25度前後。最低気温は20度を下回ることもよくあり、11月も下旬に伴って気温は下がっていきます。
湾内は天気が変わりやすく、またハノイ市街よりも寒いので、カーディガンでは物足りないこともあります。寒がりの人は少し厚手のジャケットを着込んでいくようにしましょう。
11月のハロン湾はベストシーズンだが「霧」に注意
11月をハロン湾観光のベストシーズンの1つとおすすめできますが、一方で「霧」には注意が必要です。11月と12月は雨の代わりに霧が発生しやすい時期となります。本来晴れた日は美しい湾内の奇岩風景や帰り間際にはサンセットを望むことができますが、11月は濃霧が発生しやすいため、それが叶わないかもしれません。
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11月のハノイ観光とハロン湾ツアーに予約するポイント
11月のベトナムは一般的にはオフシーズンとなり、外国人観光客はまばらとなります。しかし、ハロン湾目当てでやってくる外国人旅行者は少なくないので、一週間以上前からツアーの予約は済ませておくことを強くおすすめします。
パンデミック以降はハロン湾のクルーズ船の数も減少しており、また日帰りツアーで乗船する小型船はすぐに定員に達してしまうため、前日や二日前予約だといっぱいで参加できない可能性が高いです。
ハノイ観光は事前にスケジュールを細かく決めておこう
11月の連休は有給を足しても4~5日間の旅程となるでしょう。その内に1日がハロン湾で費やされるのであれば、ハノイ市内を観光できるのは1~2日程度です。ハノイ市内・郊外含めて見どころとなる観光スポットが多いので、見逃さないように現地の滞在スケジュールはできるだけ細かく決めておくことをおすすめします。
まとめ:長く続いた雨季の終わり。11月はハロン湾へ行こう
今回ご紹介したように、11月は5月から続いた雨季がようやく終わり、ほとんどの日で晴れるようになります。観光のベストシーズンであるものの、その一方で気温は徐々に低くなるので、しっかりと防寒対策をした上でハノイ旅行に臨んでください。