海外旅行先を選ぶ際に「海があるかないか」は非常に重要ですね。アジアのリゾート地を見てみると、マレーシアのボルネオ島やタイのプーケット島、インドネシアのバリ島など、人気の観光地はいずれも海に面しています。ベトナム中南部以内には「ニャチャン」と「フーコック島」の2つのビーチリゾート地があり、ともに人気を誇っています、そこで、今回は両ビーチリゾートを旅先に検討する際の選択方法を考えてみたいと思います。
本土の魅力と離島の特徴を把握しよう
ニャチャンはベトナム本土中南部インドシナ海に位置し、フーコック島はメコンデルタ西端の離島、タイランド湾に面しています。フーコック島はベトナムの離れ小島の中では最大の面積を誇りますが、それでも車で半日もあれば一周できる程度。しかも観光エリアはその内の3分1程度で、それ以外は自然地帯に覆われていたり、軍用地であったりします。一方でニャチャンはベトナム最大のビーチリゾート地として欧米人に人気がある観光地で、1日2日では到底回り切れない観光スポットがあるほか、列車やバスを使えば近郊観光も可能です。
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ベトナムには他にも離島がありますが、外国人が観光として楽しめるのは今のところフーコック島くらいのもの。そのため、「外国のリゾートアイランドを体験したい」という願望があるのであれば、フーコック島一択となります。一方で「海以外でもたくさんの観光スポットを回りたい」というのであれば、ニャチャンを選ぶのがいいかもしれません。
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ホテルから選ぶおすすめはどちら?
ニャチャンとフーコック島のホテルを比べてみたとき、ニャチャンはビル型の近代的なホテルが多く、海に面したリゾートホテルは複数軒のみとなります。一方でフーコック島は砂浜側に面したバンガロータイプのホテルが多く集まっているのが特徴的です。
バンガロータイプのホテルは正面が海だったり、まさに絵に描いた南国ライフを満喫することができます。ホテルライフを楽しみにしたいのであれば、宿泊料金は多少高めとなりますが、バンガローのあるフーコック島がおすすめと言えます。
ニャチャンとフーコック島の海の違い
ニャチャンもフーコック島も蒼く美しいビーチを満喫することができ、現地ツアーに申し込めばパラセーリングやダイビングといったマリンスポーツも楽しむことができます。"海の過ごし方"に違いはありませんが、ニャチャンは欧米人に人気のリゾート地のため、ハイシーズンになると多くの外国人で砂浜は埋め尽くされます。
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一方でフーコック島はベトナム人に人気のリゾート地のため、観光客はニャチャンよりも少なく、プライベートビーチ感覚で海を独り占めすることができます。ニャチャンでは砂浜でオイルマッサージをしてくれたり、エビやカニを天秤棒に提げて売る行商人がいて東南アジアのビーチらしさは満点です。一方でプライベートビーチは開放的な海が特徴ですが、人によっては寂しさを覚えることもあるため、どちらの海がいいかは選ぶポイントとなるでしょう。
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賑わいを求めるならニャチャン。静かなリゾートを求めるならフーコック島へ行こう
フーコック島は近年観光開発が進んできましたが、まだまだ良くも悪くも田舎らしさが残る静かな離島です。そのため、素朴なビーチライフをイメージするならフーコック島へ、海も町も都会の賑わいを求めるならニャチャンを選ぶといいでしょう。
治安よし、グルメも美味しいベトナムが次の海外ビーチに決まり
ベトナムは他の東南アジアと比べると格段に治安がいいため、ハネムーンや初めての東南アジアの旅行先として高い人気を誇ります。ベトナム料理も日本人の舌に合いますし、海鮮も日本にはない魚介に舌鼓を打つことができます。ニャチャンもフーコック島も魅力的なビーチに変わりはありませんので、どちらにしようか迷っている方は、ここで紹介した違いを元に選んでみてはいかがでしょうか。
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