ベトナムで人気の旅先といえば、一昔前まではハノイとホーチミンが2強でした。ここ10年で第三の観光都市として高い人気を誇るようになったのが中部ダナン。そして、次の第4の観光地として現在旅行会社が注目しているのが、ベトナム南西にある離島「フーコック島」です。毎年旅行者数が増えているベトナム最大の離島フーコック島ですが、2020年以降はとりわけ注目が集まってくる見込みです。近年は多くの旅行会社が「最後の楽園」とPRしていますが、そのキャッチフレーズに相応しいひとときをおくることができるでしょう。今回は2020年のフーコック島旅行の楽しみ方をご紹介します。
最後の楽園に相応しい観光地
ベトナムでは主にフーコック島かコンダオ島と呼ばれる離島に対して「最後の楽園」というキャッチコピーが使われています。コンダオ島はブラッドピット&アンジェリーナジョリー元夫妻が訪れた場所として一躍人気となりましたが、実際のところまだ観光開発が進んでいないため、外国人が旅行で行く場所ではないかなといった印象です。そのため、現時点で離島における最大のリゾート地としてフーコック島が注目されています。
リゾートアイランドに気軽に行ける魅力
日本人がリゾートアイランド(島)に旅行に行くとしたら、どこが人気でしょうか。サイパン、タヒチ、セブ、プーケットといったところが昔からの定番ですね。しかし、これらの島はすべて観光地化が終わっていて、どこを歩いても外国人だらけ。一方、フーコック島はまだまだ観光開発の途中、島の大部分は手つかずの大自然に覆われています。リゾートアイランドの醍醐味である「ネイチャー&ビーチ(自然と海)」を両方満喫することができるのが、フーコック島が他の離島と一線を画す人気の秘密です。
時間に追われない素朴な観光を楽しもう
ベトナムのフーコック島には、ハノイやホーチミンでは体験できない時間があります。それは「ゆっくりと流れる時間」にほかなりません。離島ならではの素朴なひとときや情景はまさにフーコック島ならでは。フーコック島の楽しみ方として旅行者に大人気なのが、「ボートツアー」です。
普通の遊覧だけではなく、シュノーケリング、ダイビング、フィッシングなど楽しみ方はさまざま。ボートも大人数が乗船できる大型から自分たちだけのプライベートボートまで選ぶことが可能。いずれも値段はそれほど高くないので、「昼と夜両方のボートツアーに参加した」という旅行者も多くいます。
子供から大人まで大満足!巨大テーマパークで1日満喫
しかし、旅行者の中には「素朴な観光もいいけど、友達とワイワイできるようなエンタメも欲しい」、「小さな子供はちょっと退屈しそう」という意見もあるでしょう。そんな方におすすめなのが「ヴィンパール」です。ヴィンパールとはベトナム最大手の巨大投資会社「ビン・グループ」が運営している商業施設となり、5つ星ホテルの「ヴィンパールホテル」、遊園地の「ヴィンパールランド」、国内初のサファリとして注目を浴びた「ヴィンパールサファリ」が島内にあります。
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また、2019年には巨大カジノもオープンしました。外国人はパスポートの持参で入場できるので、これを機会にカジノ体験もおすすめできます。ちなみにカジノは対面とマシーンがあり、前者を楽しみたい場合は最低限のルールは事前に覚えておく必要があります。
プール付きオーシャンビューを!優雅なホテルライフ
フーコック島の楽しみの1つが高級ホテルライフです。もともとフーコック島はバックパッカーに知られていた町だったため、町中には1泊2000円程度の安宿もありますが、リゾート開発が進むにつれて、ラグジュアリーな高級ホテルも増えてきました。おすすめはオーシャンビューを望める海沿いに建つ5つ星ホテル。海側に向かってインフィニティプールもあったり、客室にプライベートプールがある高級感溢れるヴィラタイプもおすすめです。
2020年以降のフーコック島は目が離せない!
2020年はコロナの影響もあり、ベトナム政府がフーコック島をベトナムのハブ空港とする案が浮上しています。今後ますます観光開発が進むフーコック島ですが、それでも今の時点ではまだ島内の半分以上は手つかずの自然に覆われています。現代社会に生きている日本人にとっては、待ち望んでいた観光地かもしれません。是非足を運んでみてください。
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