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2020年ベトナム旅行!2回目以降のリピーターはここに行こう!

ベトナムが海外旅行先として人気に火が付いたのが1990年代。それから毎年旅行者数は増加していて、2019年は80万人を突破。旅行者の中には、「2020年もベトナムに行く計画しているけど、ベトナム旅行はこれで2回目」という人も少なくなくなってきました。そこで、今回は2回目以降のリピーターに向けて、2020年ベトナム旅行へ行くならどこがおすすめかをご紹介します。

ベトナムで人気の都市とは

IMG_8670.jpg世界遺産のホイアン旧市街

日本人が行くベトナムの人気エリアは主に3つあり、北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンとなります。旅行者数でいうと、ハノイとホーチミンが30~35万人、ダナンには5~7万人くらい。残り1~3万人がその他のエリアとなります。初めてベトナムへ行く旅行者は、ほぼ間違いなく上記3都市のいずれかを選ぶことになるでしょう。ですので、今回リピーター向けにご案内する観光エリアは3都市以外とさせていただきます。

知られざる田舎ビーチへようこそ「クイニョン」

IMG_7315.jpgクイニョンのビーチ

ベトナムのビーチリゾートといえば真っ先に思い当たるのがダナン。次いでニャチャンといったところ。しかし、ここでおすすめしたいのがクイニョンというニャチャンの先にある町。ベトナム人の間では知名度の高い穴場ビーチエリアですが、旅行者の間ではまだ無名。しかし、ホーチミンから寝台列車で始発⇔終点で結ばれているので、実はアクセスは非常に良好。

IMG_9535.jpg潮風が強いので長袖も持参したほうがいい

クイニョンの楽しみ方はたったの1つ。それは「ビーチとホテルの往復」です。近年はリゾートホテルも建ってきましたし、ビーチは今までに見たことがないほど美しく、人で汚されていません。岩場が多いエリアもありますが、海水浴ができる穴場スポットを見つけたときの喜びは形容しがたいものがあります。また、小奇麗なレストランやカフェはありませんが、地元民が行くような場末のカフェや海鮮食堂で格安シーフードを頬張る、といった地元密着の観光を楽しむことができます。ニャチャンまでは車で3時間程度なので、もし人が恋しくなったらニャチャンに向かうのもいいでしょう。

コーヒーが一番有名な山岳地帯「バンメトート」

IMG_5339.jpgバンメトートの中心に建つビクトリーモニュメント

ベトナムはブラジルに次ぐ世界2位のコーヒー産地。全国のベトナム旅行者がこぞっとお土産店で買うインスタントコーヒー「G7」の親会社であるチュングエンコーヒーは、実はこの山岳地帯バンメトートで生まれました。バンメトートはホーチミンから国内線で1時間ちょっとで行くことができる標高高い山岳エリア。近年は欧米人向けのツアーが多数組まれています。市内は大型市場のバンメトート市場が建ち、その周辺には個人経営のアパレル店や食堂が広がっています。夜は当たり前のように人々は屋台で食事をとり、子供と一緒にナイトマーケットに繰り出す。そんな素朴な時間を満喫していってください。

IMG_4760.jpgコーヒーを栽培する少数民族

郊外にはコーヒーを栽培する少数民族のエデ族の人々の生活風景を見ることができたり、大自然の中で轟音と水しぶきを立てるダライヌア滝、ゾウ乗り体験ができるラック湖、ヨックドン国立公園やブオンドン村などが主な観光スポットとなります。全体的に静かな旅となりそうなので、南国らしい熱気を感じたい方というよりは、ベトナムの田舎暮らしを楽しみたい方におすすめの観光エリアです。

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南国旅行を満喫!旅の醍醐味が詰まっている「ミトー」

IMG_6853.jpgメコンデルタ地方で最も開けた都市の一つ

ホーチミンから車でわずか90分も西に走れば、広大な大自然が広がるメコンデルタ地方へ行くことができます。そのメコンデルタ地方の玄関口と呼ばれるミトーは、日本人の間ではジャングルクルーズやホタル観賞といったメコンツアーが開催される場所として知られています。しかし、ミトーはホーチミンから最も近いメコンでもあるため、個人でも十分行ける範囲。車をチャーターするかミトー行きのバスに乗って行くことができます。

IMG_7167.jpg雄大なメコン川

ミトーは新市街と旧市街に分かれていて、新市街は比較的開けていて、ショッピングセンターやスーパーマーケットも近年は建つようになりました。一方旧市街はメコン河の支流が流れ、人々は市場で買い物する素朴な田舎町。観光としては新旧市街地を散歩したり、メコン河で船主を見つけて、数十分のボートクルーズを楽しんだりするのが一般的です。ちなみにミトーからバスにのってベンチェー、ビンロン、カイベーといったメコンデルタの各都市に行くこともできます。

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旅慣れたベトナム旅行者は陸路で行くのもおすすめ

今回紹介したエリアはすべてホーチミンから陸路で行くことができます。ベトナムの鉄道&バス旅というのも情緒ある旅となりそうです。移動時間が長いため、できるだけバスならツアーバスで、鉄道ならソフトベッドなどワンランク上の座席を指定するなど、窮屈な旅にならないようにするのがコツです。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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