近年ベトナム旅行に訪れる日本人が増加中。ハノイやホーチミンだけではなく、ダナン、ニャチャン、フーコック島といったビーチリゾートエリアもじわじわと注目が集まっています。旅行者の中には小さな子供連れのファミリーも多いようです。そこで、今回は子供と一緒にベトナムへ行く場合、覚えておきたい7つの注意点やポイントをご紹介したいと思います。
① 機内編〜おすすめの座席
小さな子供連れの家族が最初に当たる難関が「座席選び」です。日本からベトナムまでの所要時間はおよそ6時間。小さなお子さんが大泣きしてしまうと、周りの目線も厳しくなりますよね。機内のおすすめの座席は2つあり、1つはバシネット席、もう1つは最後方の座席です。バシネットは2歳未満の乳幼児を寝かせられる簡易ベッドがある座席。この座席を使うかどうかは別として、座席下は赤ちゃんが歩けるスペースがあるので、遊ばせることができます。
② 空港編〜防寒具を持っていこう
ベトナム現地の気候は夏かもしれませんが、行くまでの服装も気を配らなければなりません。特に経由便を利用する場合は、現地の気候も把握しておかなければなりません。また空港内は往々に冷房が効きすぎているので、カーディガン一枚あるだけでも全然違います。筆者は乗り継ぎで広州空港に5時間待機したことがありますが、半袖だと相当寒くて我慢できないほどでした。
③ 移動編〜節約を考えない
現地ではバイクタクシーやミニバスといったさまざまな移動手段がありますが、おすすめはタクシーもしくはGrab(配車アプリ)の2つ。バイクタクシーは転倒事故が心配なので、間違っても小さな子供を乗せないように。Grabはぼったくりの心配がないため一番おすすめなのですが、英語のみ対応のほかスマホにアプリをインストールする手間がかかります。タクシーの場合はマイリンやビナサンといった有名な会社を利用しましょう。
④ 食事編〜屋台料理に注意
ベトナム現地ではおいしい屋台料理も体験したいところですね。しかし、胃腸の弱い小さな子供は、屋台料理でお腹を壊すことも多々あります。ガイドブックなどでは、「火がきちんと通っているか確認しよ」と説明されていますが、実際は火が通っていても汚い油を使っていたりするので、子供に食べさせるのはちょっとためらった方がいいかもしれません。
⑤ 観光編〜大人だけで楽しまない
市内観光も最近は各地で子供向けのスポットが増えてきた印象を受けます。例えば「スパ」といえば、カップルや女子旅の嗜みと思うかもしれませんが、近年は幼児もマッサージを体験できるキッズマッサージを用意しているお店もあります。一方で博物館や美術館は子供はあまり興味がありませんので、あまちこちらを集中していくと、飽きてしまうかもしれませんね。
⑥ 夜編〜ナイトマーケットに行こう
ナイトマーケットは子供から大人まで楽しむことができるのでおすすめです。ハノイは旧市街の週末マーケット。ダナンはロン橋傍のソンチャナイトマーケット。ホーチミンはベンタイン市場周辺ナイトマーケットへ行くといいでしょう。ベトナムは子供の人口が非常に多い国なので、子供服やおもちゃを扱う屋台も多数出ています。お子さんに買っていくのはいかがでしょうか。
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⑦ ホテル編〜プール付きホテルを予約
ベトナムは宿泊料金が安い国としても有名です。プール付きの4つ星、5つ星ホテルであっても、予算1万円前後で宿泊することができます。市内観光に飽きたらホテル内のプールで遊ばせておくのも思い出作りとしては最適。予想以上に楽しんでもらえるはずです。ホテルの多くはプールサイドにバーがあるので、ビールやお菓子を食べながら子供を監視できます。
子連れの場合は歩くのも注意
また、上記で紹介した以外にも、子供と一緒に道路を歩くときは、バイクや車に注意してください。日本にいるうちに、現地の観光地を調べて子供が楽しめるかを口コミでチェックしておくことをおすすめします。