2019年12月のベトナムを知ろう

2019年も残すところあとわずか。今年は12月23日の天皇誕生日がなくなったため（2月23日に移動）、最後の連休は年末年始となります。しかし、この12月は旅行でいえばオフシーズンに入るので、比較的安くベトナムに行くことができます。会社で暮れの挨拶を終えたあとは、一足早く休みをとって、ベトナム旅行を満喫してみてはいかがでしょうか。

日本もベトナムも12月は祝日はなし！

令和を迎えた2019年は、非常に珍しく天皇誕生日というものがありません。天皇誕生日は旧天皇の12月23日から新天皇の2月23日に変更しました。一方でベトナムも12月は祝日がありません。また、祭日は以下となります。

12月24〜25日......クリスマス
12月31日......新暦大晦日

ベトナムに行くならいつ頃がおすすめ？

12月にベトナム旅行を計画している方は、クリスマス前と後でスケジュールを考えるといいかもしれません。12月は連休が年末以外ありませんので、前半は比較的航空券もホテルも安く手配することができます。一方クリスマス以降は年末にさしかかるので、徐々に料金も上がってきます。クリスマスと年末年始はベトナム現地でもイベントが用意されているので、この期間中に行くのもいいかもしれませんが、節約旅行を目的としているなら、前半に休みをとって行くのがおすすめです。

12月のベトナムの気候

12月は北部ハノイと南部ホーチミンは雨の降らない乾季となり、中部ダナンは相変わらずの雨季となります。ホーチミンは雨季から乾季への入口となりますので、まだ不安定な天気が続き、突然の雨（スコール）も多くあります。とはいえ、晴れ間は20度後半の暑い時間となりますので、屋内及び屋外観光ともに楽しむことができます。

ハノイは晴れるが寒い！

ハノイ旅行を計画している方は、1点覚悟しなければならないのが「現地は非常に寒いこと」です。ハノイの暑さは10月でひとまず落ち着き、11月～2月の乾季の時期は、日本でいう秋冬の季節となります。よく言えば過ごしやすいですが、ハロン湾など自然景勝地は冷え込むので、ジャケットや厚手の長袖などを着こんで臨みましょう。

中部は意外とねらい目

いろいろな観光サイトを見てみると、雨季の中部旅行はおすすめしない旨が記載されていますが、実は現地の過ごし方次第では中部も十分リゾート気分を満喫することができます。まず雨季の季節は高波となるため、ダナンとホイアンどこのビーチであっても遊泳禁止となります。しかし、近年中部は観光開発が進んでいるので、ダナンのバナヒルズやナイトマーケット。ホイアン旧市街やミーソン遺跡など、ビーチ以外の観光地も人気です。海水浴は難しいかもしれませんが、それ以外の旅程を組んで充実した中部旅行を楽しんでください。

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クリスマスの楽しみ方

ベトナム人の2割から3割はクリスチャンと言われています。町のあちらこちらにカトリック教会があり、毎日ミサの時間になると、多くの教徒が集います。ベトナムのクリスマスは年々盛り上がりを見せていて、教会で聖歌に耳を寄せる聖夜を過ごすのもいいですし、ショッピングセンターでクリスマスセールを楽しんだり、レストランでクリスマス限定ディナーを堪能したりするのもいいでしょう。市街地では若者が集うエリアがあり、夜になると写真上のように賑わいます。

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年末は花火が打ちあがる

年末のベトナムは日本のような厳かな雰囲気というよりは、華々しさがあります。ベトナムは旧暦で正月を祝うため、彼らにとっての新年はもう少し先（2020年1月後半）。新暦の年末はどちらかと言うとお祭りのようなムードです。ハノイやホーチミンといった都心では打ち上げ花火を見ることができますし、有名な歌手がホーチミンのグエンフエ通りでライブをしたりと、大勢の若者たちで深夜まで盛り上がります。普段とはまるで雰囲気が違うので、一風変わったベトナム旅行を楽しんでいってください。

12月のベトナムを楽しむポイント

12月のベトナムはハノイ、ホーチミンともに屋外観光を存分に楽しむことができますが、ハノイは寒さ対策が必要。一方、中部は雨季であるものの、晴れの時間を利用して世界遺産観光を楽しめます。夜はあまり雨が降らないので、ナイトスポット観光も期待していてください。