早いもので2019年も後半にさしかかり、年末年始の予定もそろそろ考え始める方も多いのではないでしょうか。また、その前に10月、11月の祝日を含む3連休に今年最後の海外旅行を計画している人もいるでしょう。肌寒くなり冬に突入する日本を抜け出し、しばし南国リゾートで羽を伸ばしたい、という気持ちがあるのであれば、今回紹介するフーコック島を目指してみてはいかがでしょうか。
日本の秋冬の季節に海水浴!
日本では10月から11月は秋、12月以降は冬が訪れます。海水浴シーズンまではちょっと我慢しなければならないですね。だからこそ、この時期に海水浴を楽しむのは何よりの贅沢。ベトナム南西にあるフーコック島はメコンデルタ地方の1つで、ベトナム最大の離れ小島でもあります。そんなフーコック島は熱帯サバナ気候に属し、年間を通して蒸し暑い日が続きます。ちなみに日本で最も暑い場所にある沖縄も熱帯ではなく亜熱帯(温帯の暑い地域)なので、ベトナムはそれ以上の気温の高さとなります。
フーコック島では10月から12月の時期は雨季となり雨も降る可能性は多分にありますが、気温自体は高いので、晴れている時間は海水浴を楽しむことができます。ちなみに12月に入ると長らく続いた雨季が終わり、乾季に入ります。気温はハイシーズンと比べると低いですが、それでも日中は30度以上になることもしばしば。アウトドア観光を楽しむには十分な気候です。
マリンスポーツを楽しもう
単なる海水浴だけじゃ物足りない!という方は、マリンスポーツだって楽しむことができます。現地オプショナルツアーに申し込めば、ダイビングやシュノーケリング、バナナボートにジェットスキーなどを体験することができます。また、漁船に乗って魚釣りを楽しむツアーも外国人に人気。ガイドは往々にして英語のみですが、それほど恐れる必要はありません。
シーサイドホテルで南国ライフを満喫
フーコック島は近年怒涛のホテルラッシュが続いていて、市街中心から北東部にかけて中級〜高級ホテルが相次いでオープンしています。ノボテルやインターコンチネンタルといった国際上級ホテルや巨大テーマパーク内のホテル・ヴィンパールなども進出しているので、ホテルライフに重点を置く過ごし方も悪くありません。
ただし断然おすすめしたいのは海まで徒歩すぐのところにあるシーサイドホテル。フーコック島の場合はほとんどがヴィラやバンガロータイプとなります。戸建てだからプライベートが守れているため、カップルや子連れファミリーにも最適。学生の団体旅行でみんなで泊れば、宿泊代も節約できます。
新鮮な海の幸を
近年観光開発が進んできたフーコックでは、気の利いたスタッフが立つ高級レストランも増えてきました。しかし、南国アイランドといえばナイトマーケットや食堂での食事は欠かせません。中心市街地であるユーンドーン市のバクダン通り沿いでは毎夜ナイトマーケットが開催され、数十のシーフード食堂が並びます。
ホーチミンやハノイといった都心で食べられる魚介の多くは川魚や川で獲れた海老、カニなどです。しかしフーコック島ではどれも新鮮な海の幸ばかり。魚や貝、海老などどれを獲っても大振りです。また値段の表記がなく、あったとしてもホワイトボードにkg単位の値段となるので、自分で計算しなければなりませんし、買った魚介の重さは店員と一緒に確認する必要があります。
真夏の楽園フーコック島でリゾートを
2019年の最後の海外旅行を計画している方は、1年中真夏の陽気が降り注ぐフーコック島を選んでみてはいかがでしょうか。周囲が白い息を漏らしているこの時期に、水着一枚で海水浴&マリンスポーツを楽しむ。これ以上の贅沢はありませんよ。
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