ベトナム旅行中もスマホを利用したいという人は多いでしょう。旅行者は現地でレストランやスパを探すのに役立ちますので、最近はスマホで予約することも可能。また、旅行で来てはいるものの、会社からのメールや電話が気になってしまうというのも社会人の性。スマホでいつでもメールチェックができれば気も楽ですよね。
そこで、今回は日本のスマホをベトナムで使うことができるのかをご紹介。また、ベトナムのSIMカードは自身のスマホに差し込めるのかも解説します。
日本でもSIMロックを解除できるように!
日本ではキャリアが顧客を縛るために、長らくスマホにSIMロックをかけていました。これが原因で、SIMロックがかかっているスマホは、別のSIMを挿入して使うことができませんでした。しかし、ここ最近はキャリアも柔軟な姿勢を見せて、特定条件のもとでSIMロックを解除できるようになってきましたね。
旅行前に必ずチェックを
ただし、自分のスマホがSIMロック解除されているかはパッと見ただけでは分かりません。不安な方はスマホショップに行って確認してもらうといいでしょう。ちなみにSIMロック解除されると、そのスマホはSIMフリー端末となり、世界どこの国に行ってもSIMカードを差し込めば機能するようになるはずです。
ベトナムのSIMは空港で買える
2019年現時点では、ホーチミン、ダナン、ハノイといった外国人旅行者が多い観光地では空港にてSIMカードを買うことができます。市街地のスマホショップでも購入はできるのですが、基本は在住者のみが条件で、いささか複雑な手続きを要します。空港で買えるSIMカードは、旅行者向けの登録不要のSIMとなります。また無料で使えるプランとお金が入っているので、自分のスマホに挿しこんだらすぐに使うことができます。
購入したSIMの通信会社が分かっていれば、プリペイドカードを購入して足りなくなった分だけお金をチャージすることができます。プリペイドカードは通信会社によって種類は違いますが、チャージの方法は同じ。カードに記載されている番号を*100*のあとにつけて、最後に#で通話をすれば登録されます。カードはスマホショップ、個人商店、コンビニなどで購入することができます。2万ドン、5万ドン、10万ドン、20万ドンと複数種類ありますが、旅行者は通話しなければ5万ドンずつ購入すれば十分です。
ポケットWiFiをレンタルするのもおすすめ
とはいえ、旅慣れない旅行者や初めてのホーチミン旅行であれば、現地のSIMカードをアクティベートするのはちょっと不安ですね。そもそもSIMカードを差し替えること自体に抵抗がある人も多くいるはずです。そんな方は、現地でポケットWiFiをレンタルするのも一つの手。日本でレンタルする場合は海外仕様かどうかをしっかりと確認しましょう。最近はベトナム現地でもレンタルすることができ、こちらの方が国内SIMが入っているので通信速度は何倍も速いです。
後悔しないベトナム旅行を
レストランやカフェ、スパなどに行く前は、そのお店の情報や口コミをチェックするのも常套手段。帰国してから「あ、こんなお洒落なお店もあったんだ!行っておけばよかった」とならないように、現地についてからも情報収集は欠かせません。そんなときは、スマホをどのように利用するのかを事前に考えておくといいでしょう。