ベトナムにおける一大リゾート地である中部ダナンですが、初めてのアジア旅行という人も多くいるようです。ダナンは治安がよく、物価も安く、また世界遺産も近いのでビギナー旅行者にもやさしい旅先です。
ダナンに限らずリゾート地において重要視したいのが「ホテル選び」です。ダナンには星の数を選ばなければ市街中心地だけでも数百のホテルがあります。その中から失敗しないホテルを選ばなければならないのですが、今回はその条件、指標をご紹介したいと思います。
3つの観光地からエリアを選ぼう
ダナンにおける宿泊エリアは大きく3つに分けることができます。どのエリアがいいかは、旅行者がどのような時間を現地で過ごしたいのかによるところが大きいため、一概にどこがおすすめ、というのは言い切れません。観光名所をぐるぐるまわりたいのか、海水浴で1日満喫したいのか、ホテルライフを楽しみたいのかで考えるといいでしょう。
市街地エリア
ダナン大聖堂やハン市場、チャム彫刻博物館があるエリア。主要観光スポットが集まっていますし、カフェや雑貨店もあります。海まではタクシーに乗って10分少々。
ミーケービーチエリア
ダナン最大の海水浴場。ベトナム人も多くがこの海を利用します。ビーチから徒歩圏内には一大ホテル街があり、星無しのブティックホテルや一泊3000円程度で泊まれる安ホテル、4つ星、5つ星の高級ホテルが集まっています。コンビニやレストランも多いので、日本人に人気のエリア。
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ノンヌオックビーチエリア
ミーケービーチの南方にある五行山周辺のエリア。ほぼ5つ星の大型リゾートホテルがここに集まっています。周辺はコンビニすらない殺風景な立地ですが、ホテルの敷地内で1日過ごせるよう施設は充実しています。
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料金はそれほど変わらない!是非リゾートホテルに宿泊しよう
ホテルにはビル型のタワーホテルと広大な敷地面積をもつリゾートホテルがあります。ベトナムでは縦長のホテルが主流で、ハノイやホーチミンといった都心部ではリゾートホテルといえるような環境のホテルはほぼありません。しかし、ダナンではノンヌオックビーチエリアを中心に広大な敷地を有するリゾートホテルが10程度あります。どのホテルも日本人の満足度は非常に高く、日本語が話せるゲストリレーションズ、もしくは日本人スタッフが在籍しているところもあります。
リゾートホテルの共通設備
リゾートホテルの選び方ですが、ファシリティ設備ではどのホテルもあまり差がありません。
「スパ」、「フィットネスジム」、「屋外プール」、「カフェ」、「レストラン」、「ナイトバー」、「ビラ」、「キッズクラブ」、「フロントビーチ」
これらの設備はリゾートホテルと銘打つところであれば、すべて常備しています。ですので、その他の場面で検討するのがいいでしょう。
リゾートホテルの中でも違いを見つける
では、リゾートホテルを選ぶにあたっての指標のようなものはあるのでしょうか。
朝食バイキング
リゾートホテルではほぼすべてのホテルが朝食バイキング形式ですが、種類の数はホテルによってばらつきがあります。例えばフラマホテルは100種以上を用意しているのに対し、ナムマンはその半分以下。ホテル内で有機栽培している野菜がうりとのことですが、ちょっと少ない印象が拭えません。
ホテル催行のツアー
ホテルにはゲストリレーションズがあり、宿泊者のさまざまな要望に対応してくれます。例えばビクトリアホイアンではホテルが催行するツアーが充実していて、半日ホームステイやマリンスポーツなどを楽しむことができます。逆にそのようなツアーを用意していないホテルもあります。
ホテル選びは慎重に。立地が最重要項目
高級ホテルに宿泊すれば、まずはずれはありません。もし「失敗したな」と思う場面があるとしたら、それは立地環境を間違えた場合でしょう。市街地であれば周辺散策も楽しみとなりますし、ミーケービーチであればリゾートホテルは少ないですが、お洒落カフェやシーフードレストラン、マッサージ店などが徒歩圏内にあります。ノンヌオックビーチはそれらは一切期待できない分、充実したホテルライフを楽しめるでしょう。
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