ベトナムでは旅行者が気軽に利用できるような電車や路線バスはないため、遠出する場合はツアーに参加するのが普通となります。ハノイも同様で、世界遺産のあるハロン湾やニンビン省、市外のバッチャン村などに自力で行くのは困難。また、滞在日数が少ない方は、市内観光もツアーに参加するのがおすすめ。効率よく要所のみを回ってくれますし、ベトナムの歴史をガイドに教えてもらいながら観光することができます。
そこで、今回はハノイ旅行者におすすめしたい10個のツアーをご紹介します。
① 半日バッチャン村観光
午前、もしくは午後発の半日ツアーの王道。市場や雑貨店で買えるバッチャン焼きと呼ばれる陶器は、ここバッチャン村で作られたものとなります。村中には多くの陶器のお店があり、市場には出回っていないデザインも見つけることができます。ベトナムの古き歴史を知り、さらにお土産も買える人気のツアーです。
② ハノイ市内半日観光
旅行会社のオリジナルルートとなるため、旅行者の目利きが必要なツアー。こちらで紹介しているPHトラベルでは、市内でもタクシーでちょっと遠出しなければならないホーチミン廟や一柱寺を見学し、その後ホアンキエム湖を巡り旧市街を歩くといった王道プラン。歴史の説明は日本語堪能のガイドがしてくれます。
③ ハノイ市内1日観光
市内観光は半日では物足りないという方は、1日観光に参加するといいでしょう。数十の観光名所があるハノイ市内ですが、PHトラベルでは、とりわけ歴史の説明が観光の満足度を左右する文廟、ホアロー収容所、ホーチミン廟などを中心に回ります。正直文廟やホーチミン廟に1人で行っても楽しめません。是非ツアーに参加しましょう。
④ 水上人形劇鑑賞
ベトナム北部の伝統娯楽である水上人形劇場。コミカルな人形たちが溜池の上で劇を繰り広げます。内容はいずれもベトナムの文化や伝説をモチーフにしています。ツアーに参加すればホテルから劇場までドアtoドアで送迎。夜の限られた時間を効率よく観光することができます。
⑤ ベトナム料理教室
隠れた人気ツアーNo.1の呼び声も高い料理教室。「旅行にきて料理教室?」と思われるかもしれませんが、実際体験してみると、「滞在中一番楽しかった」という意見が圧倒的。市場での食材の調達からはじめるので、ベトナムに住んでいる気分も味わえます。グループで行くのがおすすめ。
⑥ ハノイ郊外1日工芸村観光
北部に古くから伝わる陶器と版画の手工芸技術。その文化の発祥とされる2つの村を見学するツアー。通常ならばバッチャン村とドンホー村は日にちを変えて行くことになりますが、こちらのツアーでは1日に2つの村へ行きます。滞在時間が少なく、それでいて古き良きベトナムの伝統工芸に興味がある方は、こちらのツアーがおすすめです。
⑦ 世界遺産チャンアン名勝・遺跡群観光
世界遺産チャンアン複合景観を回るボートツアー。手漕ぎボートで約2時間かけて湾内を一周。食事をしたあとは、さらに中国から独立後最初の王朝であるホアルーへ行きます。同様にタムコックのツアーも催行していますが、スケールはチャンアンの方が圧倒的。東南アジアで唯一のユネスコ複合遺産を楽しんでください。
⑧ タムコックと古都ホアルー観光
チャンアンと並ぶニンビン省のメインスポットであるタムコック。3つの洞窟をくぐるアドベンチャーのような時間を楽しむことができます。また、チャンアンが世界遺産として有名になる以前は、ここタムコックが一番の観光スポットでした。現在でもタムコックの方がチャンアンより風情がある、と好む人も少なくありません。なお、ツアーではホアルーも見学します。
⑨ ハロン湾日帰りクルーズ(専用車)
ハノイ旅行の世界遺産といえば、ハロン湾は外せませんね。ハロン湾のツアーは日帰りと1泊2日プランが用意されています。太古の時代に形成されたハロン湾は、日本では体験できない圧倒的な自然を目の当たりにすることができます。PHトラベルでは専用車で行くので、ガイドを独占できる魅力があります。
⑩ 世界遺産ハロン湾クルーズ (1泊2日)
ハノイ市街からハロン湾までは片道2時間半かかるので、もし現地でゆっくりしたいなら1泊2日プランに申し込むのがおすすめ。大型客船の甲板からハロン湾の奇岩やサンセットなどを楽しめるほか、豪華ディナー、早朝のヨガ教室など、さまざまなプログラムが用意されています。近年はハネムーン先としても人気です。
短期旅行ならツアーが利用価値大
2泊や3泊の短期旅行であれば、ツアーに参加して主要スポットを回るのが得策です。PHトラベルのような専用車で行くプライベートプランであれば、自分たちだけの思い出作りもできます。個人、カップル、ファミリー、グループとあらゆる需要に応えてくれるので、是非次のハノイ旅行の計画に役立ててみてください。