ホテル
オプショナル
ハノイの郊外観光は旅行者に大人気。言わずと知れた世界遺産のハロン湾を筆頭に、山水画のような自然風景の中をボートで散策できるニンビン省。中国との国境近くの山岳地帯サパ。市街地から気軽に行けるバッチャン村などが点在しています。
しかし、いずれも距離が離れているため、移動には車やツアーの参加が必須となります。そこで、今回はおすすめのアクセス方法や移動時間などをご紹介したいと思います。
市街地から最も近い「バッチャン村」
バッチャン村の様子郊外観光で最も旅行者が行きやすいのは「バッチャン村」となります。ベトナムと陶器のバッチャン焼きはこの村で作られたものを指し、現在では全国の雑貨店で販売されています。旅行者の定番土産でもありますね。
そのバッチャン村へのアクセス方法は、バイクタクシー、もしくはタクシーがおすすめです。
バッチャン村までのおすすめアクセス
バッチャン村へ向かう道中バッチャン村はハノイ市街地南東部に位置する小さな村。バッチャン村までは車で40分程度で行くことができます。一人旅であればバイクタクシーで行くのが安上がり。また、四輪のタクシーで行くのもいいでしょう。その場合は往復料金と観光している間の待機時間も含めての交渉となります。
ツアーに参加するとタクシーで行くよりも安く済むこともありますが、ゆっくり自分のペースで現地を観光したい方にはおすすめできません。逆に安く、短時間で見どころだけを押さえた観光をしたいのであれば、ツアー参加が有効です。
中国との国境近く。「サパ/ラオカイ省」
サパの田園風景サパはラオカイ省の県で、中国国境傍にある小さな町。標高の高い山岳地帯にあるため、冬は雪が降ることもあります。そのサパは少数民族が複数暮らしていて、彼らと交流できるのが最大の特徴。素朴な田舎風景が広がる一方で、現地は驚くほど観光客で溢れています。少数民族の彼らが作る民芸品は非常に価値あるお土産としておすすめです。
サパまでのおすすめアクセス
サパに暮らす少数民族サパまでは2015年以前は寝台列車しか移動手段がなく、およそ13時間の道のりをひた走らなければならなく、一般的にサパ観光は最低2泊からと、バックパッカーや旅慣れた旅行者のみが行ける観光エリアでした。それが2016年に高速道路が開通してから劇的に移動が楽になりました。現在ではバスや車で行くことも可能で、所要時間はおよそ6時間。日帰りは難しいですが、1泊から行ける観光エリアとして人気がさらに高まっています。ちなみに、ツアーで行くのも可能で、その場合はトレッキングツアーなどが含まれたパッケージがおすすめ。少数民族の家でのホームステイ体験ができるツアーも人気です。
世界遺産チャンアンのある「ニンビン省」
世界遺産チャンアン世界遺産のチャンアンがあるのは、ハノイ市街から南に100km走ったニンビン省という地域。チャンアンは数百の奇岩の間をボートで通り抜ける自然景勝地ツアーが人気。ただし、観光スポットはこのチャンアンだけではなく、近隣にあるホアルー、タムコックなども同じく人気を誇るエリア。日帰りですべて回ることはできませんので、行きたい場所を事前にいくつかピックアップしましょう。
ニンビン省までのおすすめアクセス
自然風景を眺めるボートトリップへ出発ニンビン省までのアクセス方法ですが、ツアー参加か車のチャーターかのいずれかとなります。ツアー参加のメリットは、「安い」、「見どころを押さえて行ける」、「ツアーガイドによる説明がある」という点。一方、「自分の好きなところだけを回りたい」という方であれば、車をチャーターするのがおすすめ。所要時間はおよそ2時間。その場合は、タクシーで交渉するよりも、旅行会社のプライベートツアーでチャーターした方が旅の満足度は高いです。日系であれば日本語ガイドがつきますし、交渉でのトラブルもありません。
ベトナム最大の世界遺産「ハロン湾」
数千の奇岩が突き出ている数千の奇岩が突き出ている世界遺産のハロン湾。ハノイ市街地からおよそ3時間ほどで行くことができ、ニンビン省よりも南に位置しています。チャンアンでは手漕ぎボートで河川を周遊しましたが、ハロン湾では御覧のような大型客船で移動するのが普通。自然風景はそれほど変わりませんが、スケールはこちらが上。
ハロン湾までのおすすめアクセス
奇岩の間をすりぬけたり、洞窟探索もできるおすすめのアクセス方法は、ツアー参加。どの旅行会社も催行していますが、会社によって提携している客船が異なります。また、客船で移動するルートも異なりますし、昼食の場所、内容も変わってくるので、細かく知りたい方は旅行会社に問い合わせするのがいいでしょう。また、自分の中でハロン湾に来たらやりたいことがあるのであれば、ＰＨトラベルのような個人旅行ツアーに参加するのがおすすめです。日本語ガイドが参加者の意向をできるだけ汲んでくれて、ある程度のわがままもきいてくれます。
ツアーに参加するときのポイント
ツアーでは混載車に乗るのが普通ですが、それであればガイドを独り占めすることはできませんし、他人と一緒に食事をとらなければならなく、自由な観光というわけにはいきません。「ツアーにお任せしたい。でも個人旅行がいい」という方は、ＰＨトラベルがおすすめ。専用車で行くプライベートツアーのみ催行となるので、自分たちだけの旅行に徹することができます。
