初めてのベトナム旅行者の8割から9割以上は、北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンのいずれかを旅先に選びます。しかし、2回目のベトナムであれば、定番どころとは少し外れた場所に観光したいと思いますよね。そこで、今回おすすめする観光地は、2回目以降にベトナムに訪れる方におすすめしたい観光地。アクセス方法も含めて紹介したいと思います。
離れ小島のリゾート地「フーコック島」
最初の旅行では少々行きづらい観光地である離島。ハノイやホーチミンといった都心のように英語が通じるところも少ないですし、現地の楽しみ方を予め考えておかなければなりません。フーコック島ではジープで島内を散策したり、美しい透明度を誇るビーチで海水浴、リゾートホテルの敷地内でBBQやビュッフェなどを楽しむことができます。近年は4つ星、5つ星のリゾートホテルも多くなってきたので、ホテルライフをじっくり楽しみたい方にもおすすめ。
また、島内にオープンした巨大アミューズメントパーク「ヴィンパールランド」や「動物園&サファリパーク」も人気。小さなお子さん連れのファミリーであれば、ここで半日程度満喫することもできます。夜は毎夜開催されるバクダン通りナイトマーケットに参加したいところ。その他ナイトクルージングやイカ釣り、ナイトバーでカクテルなども、フーコック島で欠かせないナイトライフです。
アクセス
ホーチミンのタンソンニャット国内空港から国内線で約1時間。フーコック島には空港が一つしかありませんので、到着後はタクシーに乗って20分ほどかけて市内中心部に行きます。
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南国らしい真夏を体感「ムイネー」
ベトナムの魅力と言えば、ヤシの木々に囲まれ、海に面した東南アジアらしい風景、ではありませんか。あいにくハノイやホーチミンでは見られない光景です。そこで、おすすめしたいのが「ムイネー」。あまり聞きなれない地域ですが、十数年前にロシア人の間で観光ブームになって以来、欧米人には比較的定番のリゾートエリアとして注目されています。
ムイネーの歩き方はとても簡単。宿泊するホテルエリアはグエンディンチウ通りのメインストリートで、レストランや安マッサージ、カフェなど、旅行者が求めているお店すべてが揃っています。さらに通りをずっと東に進んでいくと、海の見えるHuynh Thuc Khang通り、イエローサデューン(砂丘)と行きつきます。その他遺跡見学やゴルフ、ワイン工場などもあり、多様の目的に合わせた観光を楽しむことができます。
アクセス
ムイネーまではホーチミンからバス、もしくは列車で行くこととなります。所要時間はおよそ4時間から5時間。バスの場合はツアーバスを利用するのがベター。ローカルバスで行くこともできますが、ファンティエットの町で降ろされるので、そこからタクシーで30分ほど乗らなければなりません。列車も同様です。
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ホーチミンは捨てられない。という方におすすめのビーチ「ブンタウ」
「やはりホーチミンには絶対に行きたい。でもビーチも楽しみたい」という人もいるでしょう。ここで紹介しているフーコック島はホーチミン経由で行くことができますが、国内線を使う必要があるので、ちょっと敷居が高いですね。そこでおすすめしたいのが「ブンタウ」。ホーチミンから車でわずか2時間のところにあるビーチエリアです。"リゾート"としては田舎っぽさが強いですが、ベトナムらしい魅力が詰まった観光地でもあります。
ベトナム人がブンタウに行く目的といえば、「新鮮なシーフードを食べに行く」が圧倒的多数。旅行者にとっても都会のホーチミンで疲れた身体をリフレッシュできるプチリゾート地としておすすめできます。シーフード三昧、キリスト教会や仏教寺院の見学、バックビーチで海水浴などが楽しむポイントとなります。ホーチミンから日帰りで行くことも可能ですが、どうせなら一泊していくのもいいでしょう。ファミリーやカップル旅行であれば、夜の海を散歩してほしいところ。
アクセス
ホーチミンから車で2時間。ツアーに参加するのも可能。ただし、その場合は日帰りとなります。1日観光の場合は個人で行くこととなり、ツアーバスで行くのが普通。デタム通りから毎日出ています。
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2回目のベトナム旅行を楽しむコツ
今回紹介した観光地は、一緒に行く人によって決めるといいでしょう。小さなお子さん連れであれば、ムイネーよりはブンタウの方が移動距離が短いのでおすすめ。カップルであれば、離島ならではのロマンがあるフーコック島がいいでしょう。2回目のベトナム旅行者は、是非ベトナムの魅力をよりたっぷりと感じられる旅先を選んでみてください。