海外旅行が決まると、日本にいるうちから現地で行くレストランを探す人は多いことでしょう。特に、ベトナムのダナンはリゾート都市としてはまだ発展途上なので、外国人旅行者が安心して行けるレストランはそれほど多くはありません。
旅慣れてきたら大衆食堂もおすすめですが、東南アジアが初めて、という旅行者には少々敷居が高いかもしれませんね。そんな方は、今回おすすめするシーフード料理店「ベーアン」はいかがでしょうか。
アクセス
ベーアンはダナンのビーチエリア周辺に複数店舗を展開するシーフード料理店。ただし、今回紹介する店舗以外は、いわゆる海鮮食堂で、現地人向けのちょっと見た目に難があるお店。清潔なお店で食事をしたい方は、こちらの本店に行くのがいいでしょう。
こちらの場所もミーケービーチから徒歩圏内の場所。ミーケービーチ中心部に象徴のように聳えている4つ星のアラカルトホテルから、タクシーで3分かかりません。
店内よりオープンエアが断然おすすめ
ベーアンは屋内席と店周りの屋外席がありますが、屋外席が混んでいたり、天気が悪い時以外は、基本的に屋外席に通されます。また、筆者も屋外席がおすすめ。店内はあまり高い天井に広々としているのですが、せっかくビーチリゾートに来たのだから、オープンエア席で南国を感じたいところです。
こちらがオープンエア席。歩道にびっしりとテーブル席が並んでいますが、ハイシーズンになると、毎晩観光客で席が埋まります。
南国の潮風を感じながら、海鮮を一つ二つ頼んで、あとはビールで乾杯するのもいいでしょう。基本的にベトナムでは長居ができますので、レストランであってもビール一杯、料理1品で満足するまでくつろぐことができます。
料理のオーダー方法
料理のオーダー方法は、メニューから選ぶか水槽やたらいに活けられている魚介を指さして選ぶかのいずれかです。メニューから選べるのはサラダや麺、ご飯、野菜料理といった海鮮以外。海鮮はすべて時価となります。
こちらのホワイトボードに魚介別の料金が記載されています。ベトナム語なので見ただけではわかりませんので、知りたい魚介を見つけたら、指さして「どれ?」とスタッフに伝えましょう。外国人旅行者も多いため、片言の英語が通じるスタッフも多くいます。
おすすめのシーフード
ベーアンでは毎日仕入れの量が変わるものの、基本的に種類は豊富。貝類だけでも10種近くありますし、エビ、カニ、魚、イカ、タコとあらゆる魚介が揃っています。その中でもおすすめの魚介は、「貝類」。ただし日本人はあまり馴染みのない料理となるので、どれがいいかは分かりませんね。とりあえず見た目や予算にマッチした貝を選んで、お任せで調理してもらうのがいいでしょう。
魚は一匹丸ごと購入することになります。ホワイトボードに記載している値段や、スタッフが教えてくれるのは1キロ当たりで、一匹の料金ではないことは注意を。実際量りに載せるまで正確な料金は分かりません。
ベトナムでは海魚と川魚両方同じくらい食べられていますが、ここダナンでは海魚が主流。調理法も焼き、蒸し、揚げなどがあり、タマリンド和えは一度は食べてほしい調理法。「サオ・メー(Xao me)」と言いましょう。
魚はいずれも大振りなので、2人から3人で1匹で十分。さらにシャコやイカ、貝を一品ずつたのみ、あとはメニューにあるミーサオ(焼きそば)やコムチエン(チャーハン)などを追加オーダーするのがベトナムでの普通。
ロブスターほどの大きなエビやカニなどもあり、日本で食べるよりは安いですが、それでも2~3匹頼むとすぐに1万円オーバーしてしまうので、予算には気を配るといいでしょう。
DATA
名称:ベーアン(Be Anh)
住所:Lo B14-15 Ho Nghinh St.Dist.Son Tra