近年ベトナムのビーチエリア各地で流行っている「泥温泉」。英語ではマッドスパと表記されているこちらのエンタメスポットですが、ニャチャンはその先駆け的存在。タップバーホットスプリングセンターは過去にも紹介しましたね。今回お届けするアイリゾートは近年観光客に人気の観光スポット。タップバーよりも若干高級なので、その分敷地内は清潔ですし遊べるスポットもたくさんあります。
今回は泥温泉アイリゾートをご紹介ます。
アクセス
場所はポーナガル塔正面を南北に走る通りを真っ直ぐ進み、道中の看板を頼りに左へ曲がります。大きなアイリゾートの看板があるので、注意深く見ていればそれほど見落とす心配もありません。大通りから一本路地に入り、その後はひたすら直進すれば到着します。路地中も常にアイリゾートの看板がありますが、基本は一本道です。ただ、アイリゾートはホテルやツアーデスクで申し込めばホテルピックアップにて専用車で向かうことも可能。また、タクシーで行くことも簡単です。帰りは客待ちのタクシーがたくさん停まっているので、行きのタクシーに待ってもらう必要もありません。
水着は持っていくべき?
敷地内は水着で歩き回ることになります。泥温泉に浸かるのも当然水着の格好です。水着は自分のものを持っていくのもいいですし、現地のショップで購入することも可能(試着はできません)。また、無料でレンタルもできるので気にならない方はこちらを利用することもできます。レンタル場所はロッカールーム手前の受付。チケットを見せてペットボトルの水とバスタオルを受け取る際に申し出れば貸してくれます。
シンプルプランがおすすめ
こちらが入場券売り場の様子。かなり混雑しています。入場券の種類は数十とあり、英語とベトナム語、ロシア語表記があります。基本は泥温泉(プライベート、公衆)、プール、スパのセットの組み合わせとなりますので、多くの方はシンプルに「泥温泉&プール」を選ぶといいでしょう。料金は30万ドン(1500円)※2017年5月時点。
プールは最後がおすすめ
プールは清潔なエメラルドグリーン。2つとも広くハイシーズンでも思いっきり泳ぐことができます。ただし、ここは南国。太陽光で乾季の時期はお風呂並みに水温が上がっていますので注意も必要。傍のデッキチェアは無料で利用できますが、置き引き被害などが怖いので、貴重品はロッカーに入れておくのがいいでしょう。
水着に着替えて敷地内に出ると、まず最初に見えるのがプールとなります。ただし、泥温泉に浸かった後は砂粒などが水着や身体に付着しているので、それを落とす意味でも、プールはできれば泥温泉の後に楽しむのがおすすめです。
泥温泉に浸かろう!
泥温泉のエリアは、自分たちだけで楽しめるプライベートのバスタブエリアと公衆エリアに分かれています。公衆の方は確かに安いですが、利用している客は現地人と思われるベトナム人くらいのもので、外国人旅行者はほとんどがプライベートのバスタブを使っていました。
こちらは人が入れ替わる都度泥水が入れ替えられますので清潔そのもの。カメラの持ち込みもできますが泥水が付着すると、乾燥した後砂利になってしまうので注意して扱ってください。
天然泥と海水が混ざっと泥水は意外なほどさらさら。タップバーホットスプリングセンターよりもさらさらで肌心地がいいです。また、同泥温泉では塩分濃度が高いため身体が浮く作用がありましたが、こちらでは少しだけしか浮かないことから、塩分は少なめの様子。
泥水を両手ですくい、肌にすりこませるように擦ってください。その後はシャワーを浴びて泥を落としますが、自然光が当たる場所で15分ほど日光浴をして泥を乾燥させるのがおすすめされています。
泥温泉のあとは子供も楽しめるエンタメスポットを
泥温泉を楽しんだあとは、すぐ傍にある2つの滝へ。写真のこちらは壁の両側から勢いよくジェット噴射。かなり水圧が強いです。これを抜けて奥へ入ると、そこは静かな洞窟内部。小さな滝が複数流れ、水位の低い温水に浸かることができます。
子供も大人も滝に打たれて楽しんでいます。こちらも泥温泉のすぐ傍にありますので楽しんでいってください。
泥温泉+滝+プールで半日ほどは楽しむことができます。できれば暑くなる前の午前中に行くのがベスト。9~10時頃に到着して12~13時くらいまで遊び、その後は昼食ののちホテルで一休み。午後から再び観光を再開するプランはいかがでしょうか。また、午後であればスパのプランもつけて夕方までゆっくりするのもいいかもしれませんね。
<DATA>
名称:アイリゾート(I-RESORT)
住所:19 Xuan Ngoc.Vinh Ngoc.Nha Trang
連絡先:+84 58 3838838