今回紹介するホーチミンの「グエンチャイ(Nguyen Trai)通りは、1区の中心から5区の中華街チョロンまで伸びているとても長い大通りです。どこまでもアパレルショップが続いているファッションストリートとして現地の若者には知られていて、ここでお届けするのは、外国人旅行者も歩いて行ける1区内の同通りの様子。
洋服、バッグ、香水、化粧品といった服飾店だけではなく、レストランや現地人向けの幼稚園などもありますので、旅行中の散歩には最適です。
アクセス
グエンチャイ通りはベンタイン市場から徒歩10分かからない距離。ずっと西へ歩くと、5つ星のホテル・ニューワールドが見えてきますので、さらに直進すると、スターバックス・コーヒー脇にロータリー(ラウンドアバウト)があります。
横断歩道があるので、左右を確認しながら慎重に歩いて、渡った先がグエンチャイ通りとなります。同じく平行して走るレーチーリエン通りと枝分かれしているので、分岐点に建っている道路の名称が記載されている標識をよく確認してください。
[local, 430]ファッションのトレンドを行く「ゼンプラザ」
こちらはファッションプラザとして一時人気を誇っていた「ゼンプラザ」。日系出資のビルのようで、大手日系企業がオフィス入居しています。また、アパレルショップも複数入っているほか、スシバーといった和食レストランも営業中。空調完備なので、歩き疲れたときや日差しが強い日中散歩の合間に立ち寄ってみてください。
有名ブランドも並ぶ
カッパ、アディダス、プーマ、リーバイスといった日本でも人気のアパレルブランドもこちらに直営店を構えています。日本では売っていない型番の商品も見つけることができるかもしれません。ちなみに、ベトナムではここ数年でじわじわとこのような世界的な有名ブランドの需要が高まってきている様子です。ベトナムは中国から流れてくるコピー品がいまでも多く、個人経営の商店などに行けば、アディダスのロゴが入ったスポーツ用品が破格の値段でたくさん並んでいます。
個性豊かなお店が多い
そして、女性にとってはお待ちかねのお店がこちらですね。ドンコイ通りには小物やお土産雑貨店が並び、パスター通りにはアクセサリーやオーダーメイド店が並んでいます。そして、洋服ならこちらグエンチャイ通りを歩くといいでしょう。ベトナム人オーナーが経営する個性豊かな洋服が揃ったお店が並んでいます。どれも南国らしいデザイン、そしてベトナムらしい優美さがあります。数年前まではどの店も派手な服をメインとして扱っていましたが、最近は外国人のファッションを意識した控えめのデザインの服も多く見かけるようになりました。日本人女性に聞いたところ、ワンピースとブラウスはベトナムの十八番とのことです。
ファッションストリートのど真ん中に建っているこちらは幼稚園。そして、歩道に止めてある無数のバイク。これは子供たちを迎えにきた親のバイクです。バイク天国のベトナムでは、交通ルールを無視したバイクが歩道を走ったりととても危険。特にグエンチャイ通りは交通量が1日中多いので、小さな子供飛び出しとかも危惧されます。ゆえに、親は必ず毎日子供の送迎をします。
ちなみに、バスの送迎は一部の私立で提供されていますが、まだまだお金持ちしか利用することができません。
ランチやディナーはここで
グエンチャイ通りにはレストランも複数軒あります。写真上のこちらは新海雲という中華料理店。入口にはロブスターや大振りのカニなどのシーフードが水槽に活けられていて、これらはすべてマーケットプライス。メニューは中華全般が置いてあり、人気はローストダックやカニ春雨。豪華な料理が並ぶ一方、値段はそれほど高くないのが売りで、昼時やディナーにはベトナム人で毎日にぎわっています。
ちなみに、こちらのレストランは日本人旅行者にもとても人気なので、ベトナム料理に疲れてきた方は中華に寄り道してみてもいいかと思います。
日系レストランもこの通りにはいくつかあります。数年前まではラーメンストリートとして在住日本人に重宝されていましたが、最近では日本食全般を扱う居酒屋系の店が目立ちます。写真上のこちらは最近できたお店。つけ麺のラーメンや焼き鳥が人気で、居酒屋に出てくる一品ものも充実しています。
その他の人気店は「ホッカイドウサチ」。ホーチミンに複数店舗構える人気店で、日本直輸入の新鮮なシーフードを食べられるほか、和牛ステーキや丼ものも充実しています。値段は少し高いですが、ベトナム人ファミリーに人気があります。
夜も人気のナイトスポット
グエンチャイ通りのお店はだいたい23時頃まで営業していますので、夕食後の散歩に歩くのもおすすめできます。昼間はそれほど注視しなかったお店も、夜になると御覧のような奇抜なライトアップが施されたりと、モダンベトナムを象徴した夜景をうかがうことができます。近年ベトナムは高度経済成長期と言われていますが、これほどの近代化を目にすることができるのは、やはりベトナム最大の経済都市であるここホーチミンのみ。その中でもグエンチャイ通り含む1区は特別な町といえるでしょう。
グエンチャイ通りの近くに宿泊するのもおすすめ
グエンチャイ通りには2つ星程度のホテルも多くあり、一泊50万~100万ドン程度で泊まることができます。バックパッカー街のファングーラオまでは徒歩5分、ベンタイン市場までは徒歩10分以内。市民劇場まではタクシーで5分、もしくは徒歩で20分程度。いずれの観光スポットも十分歩いて行ける距離なので、個人旅行者や予算を節約したい方にはおすすめの宿泊エリアでもあります。
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