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日本人町からベンタイン市場を結ぶ「レタントン通り」

今回紹介するレタントン(Le Thanh Ton)通りは、サイゴン川沿いを走るトンドゥックタン通りの交差点から始まり、ベンタイン市場まで続く長い通り。道中は日本人町は大型ショッピングセンター、ショップなどが建ち並んでいるので、旅行者にとっても何かとお世話になります。今回はレタントン通りを歩いてみました。

アクセス

IMG_1002.jpg日本語の看板が並ぶ

レタントン通りはトンドゥックタン通り方面から行くのであれば、サイゴン川沿いをずっと北に歩いていくとレタントン通りとの交差点が見えてきます。チャンフンダオ像、ホテルマジェスティック、ロッテレジェンドホテルなどを拠点にするのであれば、徒歩10~15分程度で到着します。

市民劇場から歩くのであれば、雑貨が並ぶエリアとは逆の聖母マリア教会方面に歩きます。コンチネンタルホテルを過ぎた最初の交差点には、パークソンとビンコムセンターという2つの巨大なショッピングセンターが見えてきます。ここがレタントン通りとの交差点です。右に行くと日本人町がやがて見えてきて、左に行くとベンタイン市場が見えてきます。

日本人町を歩く

IMG_1000.jpg日本人町の老舗店「はるな」定食屋です

徐々に日本語の看板や日本料理レストランが多くなってきたら、その一帯が日本人町。路地裏のルームフォーレントには多くの在住日本人が暮らしています。レストランは日本人がオーナーのお店や日系チェーン店もあるので、日本と変わらない味と雰囲気を楽しむことができます。旅行者の中でも年配者が同行者にいる方の中には、「料理は和食がいい」という人も多くいます。そんなときは日本人町に連れて行くといいでしょう。また、日本食レストランにはたいてい現地発刊の日本語フリーペーパーが置いてあります。ここでお店などの情報収集をするといいでしょう。

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IMG_1005.jpgもう一つある「アクルヒ」も同系列店

こちらは在住者用の日本食材の輸入雑貨店。日本人が経営しています。日本の調味料やお菓子、瓶詰、冷凍食品などが手に入ります。いずれも値段は日本の数倍しますが、現地の駐在員の方々にとっては救いのお店。さらに近くにはファミリーマートもあり、そこでも日本食材が手に入ります。また、佐川急便も受け付けています。

IMG_1007.jpg一見怪しい路地裏にも入ってみよう

日本人町にはいくつかご覧のような路地裏があります。頭上に青看板があり、壁には路地裏に入っている店看板が張られています。この路地裏には在住者が暮らすルームフォーレントや日本風居酒屋、スパ&マッサージ店などが並んでいます。迷路のように入り組んでいるので、入ってみると面白いかもしれません。ウォールアート前にはいつもベトナム人の学生が写真撮影をしています。

夜は魅惑のレタントン通り

IMG_8792.jpg昼間とはまるで違う顔

夜のレタントン通りは、昼間とは異なる雰囲気の様子。煌びやかなネオン看板が通りに輝き、店頭には売り子がビラを配ったり客引きをしています。大通り沿いに並ぶマッサージ店はほとんどが健全なのでご安心ください。路地裏にある露出の高い服を着ているマッサージ店は怪しいので近寄らないこと。客引きされても無視するのが一番です。

夜は居酒屋やバーなどが繁盛し、会社帰りの日本人が鍋屋や居酒屋で乾杯している光景が日常。旅行者の姿も多く見かけます。

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ショッピングセンターでショッピング

IMG_09780.jpgオープンから毎日大勢の客で賑わう

日本人町から歩いていくと、ビンコムセンターという高層ビルのショッピングセンターが右手に見えてきます。上述したようにドンコイ通りとの交差点です。現在では町のシンボルとして現地人と旅行者で賑わいます。地下はカフェやレストランが並ぶ飲食街で、上階はカジュアルブランドや日用品が売っているショップが多くあります。立地柄旅行客も多いので、雑貨を売るスンベニーアフロアもあります。

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IMG_0979.jpg韓国資本のショッピングセンター

ビンコムセンターの向かいにあるこちらも大型ショッピングセンター「パークソン」。サイゴンツーリストとはベトナムの国営旅行会社で、規模は最も大きいです。日本行きのツアーは5泊程度で約20万円でした。かなりお高いですね。ショッピングセンター1階は高級化粧品ブランドが占めています。資生堂、コーセー、ランコム、ディオール、エスティーローダーなど定番どころがすべて入っています。上階以降は高級からカジュアルメーカーまでアパレルショップが占め、最上階にはミニスーパーもあります。

旅行者にとってはパークソンよりもビンコムセンターの方が有意義な時間を過ごすことができるかと思います。また、パークソンはタンソンニャット空港正面に建つCTプラザ内にも入っています。シネマやフードコートなどもあるので、こちらの方が利用価値が高いです。

お洒落カフェで一休み

IMG_4901.jpgカフェレストラン「ダンバー」

ベンタイン市場に行く道中には、旅行者向けの雑貨店、ツアーデスク、カフェレストランを見ることができます。旅行者にとっての要所となり、市民劇場や統一会堂、ベンタイン市場などどの名所に行くにも徒歩で行ける距離にあるので、近くのカフェに入って、落ち着きがてらこれからの観光ルートを再考してみてはいかがでしょうか。

ベンタイン市場に到着

IMG_7500.jpgベンタイン市場の裏手側も盛り上がっている

ほどなくしてベンタイン市場に到着します。カフェや雑貨店の風景から、個人商店が徐々に増えてきて、雑多な雰囲気へと変わっていきます。ベンタイン市場の裏手にもご覧のように果物や野菜、花を売る露店がずらりと並んでいます。花は基本仏教徒が寺院にお参りに行く際に買っていくものです。市場周辺には旅行者に人気のカフェレストランがたくさん点在していますので、歩き回って見つけてみてください。

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市民劇場~ベンタイン市場の2つの大通り

市民劇場とベンタイン市場を結ぶ大通りの代表といえば、ここレタントン通りとレロイ通りです。いずれも観光には不可欠の通りなので、是非覚えておいてください。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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