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ベトナム旅行専門店 ベトナム王

地中海と中東が調和したアラビアンな料理「ワルダ」

海外旅行を満喫するコツは、「何ものにもとらわれず、自分の気の赴くまままに自由に行動する」ことです。普段は時間に縛られている生活をしている方も、ベトナムに来たからには身も心も開放して、現実としばしの間お別れを告げたいところですね。今回紹介する「ワルダ」は、レバノン料理を堪能できる人気レストラン。味もさることながら、雰囲気に気を遣っているので、家族はもちろん、友人、カップルと誰と来ても楽しむことができます。

ベトナム料理にとらわれる必要はまるでなし!

ベトナムに来たからといって、ベトナム料理だけしか食べていけないことはありません。もちろん本場のベトナム料理は満足するまで堪能していってほしいですが、滞在中ベトナム料理だけだと正直飽きてしまいます。多国籍料理を楽しむのも海外旅行の醍醐味でもあります。普段はお高くなかなか食べる機会がない多国籍料理も、物価安のベトナムだからこそ比較的リーズナブルに楽しむことができます。特にレバノン料理は日本ではそうそう見かけることはありませんので、貴重な機会だと思って楽しんでいってください。

ドンコイエリアの路地先にオープン

DSCN5117.JPGかなり狭い路地。しかし旅行客がたくさん行き交う

ワルダは市民劇場から徒歩5分。ドンコイエリアに位置しています。マックチブオイ通りの一角にある路地を通りますが、正直入口は少し怪しいので、敬遠してしまいがちです。ただし、この路地は隠れ家的レストランやカフェがひしめく穴場スポット。旅行者は行き交うものの、多いのは目が肥えた欧米人で、あとは在住外国人です。ワルダは路地の一番奥のレストラン。

非日常の空間を演出する3種のテーブル席

ワルダは雰囲気を大切にしているレストラン。テーブル席は3つのエリアに分かれていて、それぞれコンセプトが異なります。来る人によって変えてもいいですし、単純にそのときの自分の気分でチョイスするのもいいでしょう。

テント式はアラビアンな雰囲気満載

DSCN5116.JPG中東のイメージした内装は雰囲気抜群

正面左手にあるこちらはアラビックなイメージが漂うテント風の内装。昼時はソファ席でくつろぎながら食事をとるOLや旅行者が多いです。冷房はありませんが、扇風機が回っているので、日中でもそれほど暑くは感じません。

陽気を逃れて屋内席へ

IMG_6552.JPGすべてソファ席が魅力

こちらは屋内席1階部分。両脇に長いソファ席が広がり、脚の低いテーブルで食事をとるスタイル。橙を基調にした落ち着いた内装は、どことなく異国を象徴するかのように感じるから不思議です。ここまでくるとベトナムらしさは皆無。アラビアの世界にどっぷりと浸ることができます。

神秘的な空間の2階席

IMG_6592.JPG落ち着いたトーン

2階席はディナータイムのみ利用することができます。熱帯の国に咲く豪華な大輪のハイビスカスをイメージした天井。シャンデリアが高級感を演出しつつ、基本は薄暗がりのロマンティックなムードが漂っています。ビーズで編みこまれたカーテンを下すと、自分たちだけの空間を作ることができるセミプライベート席が一つ。予約をすれば確保することができます。恋人夫婦で来ればさ、素敵なベトナムの思い出となること間違いありません。

世界で最もおいしい?レバノン料理

IMG_6417.JPGサフランとレモンで浸けた鶏肉の串焼きは絶品

レバノンと言われても、多くの日本人はピンとこないかと思います。レバノンは中東に位置する国で、シリアやヨルダン、トルコに挟まれています。ただし、海沿いの国家なので、地中海で獲れた魚介料理も人気。かつてはトルコやギリシャ料理の原点ともいわれたレバノン料理は、欧米人にとってはお馴染みの「うまい外国料理」として支持されています。特にイタリアやギリシャ、スペインなどではアペタイザーやタパスといった料理の風習がありますが、レバノン料理でも「メゼ」と呼ばれる小皿料理があるという共通点も。

「メゼ」を堪能

IMG_6404.JPGトルコにもメゼの習慣がある

メゼは言ってみれば小皿に盛られた一品料理。パンにつけて、おつまみ感覚で楽しむことができます。ただし、タパスのような間食で食べる料理とは少し異なり、レバノンの人たちは主食として食べることも多々あります。ひよこ豆をペーストしたものや、オリーブオイルテイストのものまで、種類はさまざま。少なくとも日本の味付けにはない、新しい味覚にであうことができるでしょう。

アラビア料理の代表といえば「クスクス」

IMG_6436.JPG本場さながらの味を提供してくれる

写真上手前がクスクス。中東やエジプト、モロッコなどで食べられている小麦粉を小粒にした料理。フランスやイタリアでも頻繁に食卓にあがる、欧米人にとっては馴染みあるもの。日本人でも名前くらいは知っている、という人も多いかと思います。中東&地中海料理の登竜門的メニューとして押さえておきたいところです。

ミントティーで口直しを

IMG_6465.JPGミントの豊かな香りが鼻腔をくすぐる

食後はミントティーを是非。地中海沿岸で飲まれているミントティーは、ミントの葉を小さなコップにいれて、砂糖を割って入れます。急須を高く上げてコップに注ぐときは、あえて泡立たせるのがポイント。

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名称:ワルダ(Warda)
住所:71/7 Mac Thi Buoi St,Dist.1
電話番号:08-823-3822

[local, 447]

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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