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ハノイ旧市街は夜が魅力!ナイトマーケットにご案内

ベトナム旅行者の多くは、南部ホーチミンか北部のハノイを選びます。ハノイはベトナムの首都であり、政治の中心でもあります。ホーチミンとはまた異なる独特の郷愁漂う風景が広がっているのが特徴です。

今回紹介する旧市街は、ハノイ中心のホアンキエム湖の北部のエリア。徒歩すぐの距離で、旧市街の入口となります。旅行者は旅の拠点にちょうどいいですし、個人旅行者は旧市街に宿をとるのもいいでしょう。

今回は昔ながらの町並みが続く、規模がかなり大きなナイトマーケットも楽しめる古き良き旧市街のエリア情報をご紹介したいと思います。

ハノイの旧市街エリア

IMG_2436.JPG不思議と懐かしい気分に浸れる

旧市街は、別名「ハノイ36通り」と呼ばれています。旧市街はかつては商業が栄えた町でした。
この一帯には36の同業組合が点在していて、通り沿いには各商品を扱う店が並び、通りの名前もそれにちなんで名づけられました。現在でもその店は残っており、金物通りや日用雑貨通り、茶葉通りなどがあります。

ハノイの中心市街地には、特筆すべき観光スポットは残念ながらありません。ただし、古き首都タンロンの城下町でもあった旧市街は、歩いているとふと懐かしい香りが漂ってきます。

旧市街は世界遺産ではありませんが、ベトナム政府が定めた保護遺産に指定されているので、勝手に修繕改築ができないようになっています。ですので、趣のある町並みは当時を如術に映し、古き良き町をいまに残しています。

ウィークエンド・ナイトマーケット

IMG_0527.JPGナイトマーケットの規模はかなり大きい

ハノイ旅行でナイトマーケットを楽しみたいなら、こちらへどうぞ。毎週末の金曜、土曜、日曜日の三日間開催される大規模ナイトマーケット。場所はハンガイ通りからドンスアン市場まで続く一本道。

通り真ん中に店が軒を連ね、両側の歩道にも多数の夜店が並びます。ホーチミンで有名なのはベンタイン市場周辺のナイトマーケットですが、こちらは桁違いの規模。連日楽しんでください。

旧市街の登竜門。すべてが揃うカウゴー通り

IMG_9017.JPGここからドンスアン市場までは徒歩15分から20分ほどかかる

カウゴー通りは旧市街の入口を東西に走る通り。ホアンキエム湖までは徒歩3分圏内でありながら、旧市街の雰囲気もあるおすすめの観光ストリート。この通り沿いには屋台、食堂、ミニホテル、ツアーデスク、お土産ショップと観光客を満足させるお店が軒を連ねています。個人旅行者は特に重宝することでしょう。

旧市街で宿をとりたい方は、この通りか周辺がおすすめ。欲を出して旧市街真ん中のエリアでホテルを探すと、一泊2000円〜4000円程度が相場。一方カウゴー通り界隈は、一泊1500円程度が相場となります。

毎夜盛り上がるターヒエン通り

IMG_2359.JPG旅行者の多くは「旧市街は夜が楽しみ」と言う

旧市街真ん中に位置するターヒエン通りは、日中は古き家々が続く閑静な道ですが、夜になると写真のように現地人と外国人観光客で大盛り上がり。しかも、これはナイトマーケットではないため、毎夜この賑わいが続きます。

この一帯は夜になると一大屋台エリアとなり、日中は店を閉めていたところも、夜のみ営業をはじめます。唐揚げやスルメ、串焼きなどビールに合う肴を扱うお店が多く並びます。

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お土産を探すならここ。ハンベー通り

IMG_9070.JPGネオンが光るモダンな店もある。こちらは外国人向け

ハンベー通りもカウゴー通りと似たような色合いを持つ道で、安宿をはじめ、コンビニ、カフェ、バー、レストラン、スパなどが並ぶ外国人向けのメインストリート。

特にスンベニーアショップが多く並んでいるので、この通りでお土産を購入するのもいいかもしれません。基本値段は決まっていますが、交渉する価値は十分にあります。是非、買い物を楽しんでください。

また、夜遅くまでやっているバーレストランも複数あります。ベトナムらしさに疲れてしまった方は、ここで欧米ナイズされたバーの雰囲気を楽しんでください。

探索しがいのある旧市街

旧市街はマップを持って効率よく回るのがおすすめ。闇雲に歩いていると十中八九道に迷ってしまいますし、日差しの強い日中ではたちまち体力を奪われてしまいます。

1日で全部回りきれるものではありませんし、その必要もないかと思います。ここで紹介したような要所の道を巡り、夜を楽しむ。それが旧市街の楽しみ方のコツとなるでしょう。とはいえ、郊外を除けばハノイ観光の最大の目玉エリアといっても過言ではないので、できるだけ観光の時間をとってください。

シクロの注意点

IMG_3042.JPGベトナム版人力車。一度は体験してほしい

東南アジアには各国似たような人力車がありますが、ベトナムはシクロと呼ばれる三輪人力車。雨避けもついているので、突然のスコールでも問題ありません。近年はベトナム政府がシクロを規制しはじめたので、以前と異なり町中どこでも見かけるわけではありません。

ただし、旧市街はシクロが規制されていないため、観光客を見つけては必ず声をかけてきます。シクロから見る風景はいつもよりも少し変わります。ゆっくりと走るシクロに乗って、ベトナムの情緒を満喫してください。

ただし、ほぼ100%シクロはぼったくってきますので、乗る前に必ず値段交渉をするようにしましょう。相場はどこへ行くのかにもよりますが、5万ドンから7万ドン程度。10万ドンを提示されたら、ちょっと高いかなと考えて値切り交渉するようにしてください。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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