ホーチミンへ訪れる旅行客の大半は女性のようです。女心をくすぐる雑貨を求めに、ドンコイ通りは行き交う日本人女性が絶えることはありません。ドンコイ通りは噂に違わぬ雑貨ストリート。数十の雑貨ショップが軒を連ね、この周辺だけでもざっと70店舗以上。その中から理想の雑貨を置いているお店を見つけるのは至難ですね。そこで、今回は筆者がおすすめの雑貨ショップをご紹介したいと思います。良質の雑貨を売るお店を探すコツは、お店自慢のおすすめ品があるかどうか、です。お店のこだわりが見えるところを探してください。
場所はドンコイ通り界隈
今回紹介する雑貨ショップ「タンポポ」は、ドンコイ通りと交差するマックチブオイ通り沿いにあります。市民劇場から徒歩5分程度です。マックチブオイ通りもドンコイ通りと同じく、雑貨ショップをはじめ、エステ、両替所、カフェなどがあるメイン通りです。
ここですべてが揃う。充実したアイテムが魅力
タンポポは店名を読んでも分かるように、かなり日本人贔屓したベトナム人がオーナーのお店。日本語を話せるベトナム人スタッフが常駐しているほか、オーナー自身も日本語堪能。
店内は2フロア構成で、一階は服飾雑貨をはじめ、調度品も充実。二階は主に食品となります。食品土産がここまで充実している雑貨ショップは、正直タンポポだけかと思います。
人気商品
ここでは、日本人旅行客に人気の雑貨アイテムを5つご紹介したいと思います。オーナー自慢のアイテムはオリジナル商品が多数。ありがちな雑貨に飽きた方は、タンポポで雑貨を揃えてみてはいかがでしょうか。
コースター
こちらはコースター。カラー、デザイン、サイズは多岐にわたるため、贈る相手の性別、年代、雰囲気などを考慮して選んでください。そのほかランチョンマットも人気商品の一つ。
籐で編んだバッグ
籐はラタンと呼ばれるヤシ科の植物です。南国で育つラタンは非常に丈夫で、曲げたりと加工にも適しています。現在では主に家具の素材に使用されていますが、タンポポではこれでハンドバッグを作りました。ベトナムらしいお土産、かつ実用性に富んだ服飾アイテムです。
小物入れポーチ
ピアス、ネックレス、指輪といったアクセサリー類を入れる小物入れポーチも、タンポポおりじなる。中は二つ構造になっているので、種類によって使い分けることも可能。小さいながら十分な機能性を携えたアイテムです。また、表に施されているワンポイントの刺繍もGood!
トートバッグ
雑貨ショップに並ぶベトナミーズバッグのほとんどはスパンコールや派手な刺繍が施されているので、若者よりも中高年の女性に人気のイメージがあります。ベトナムらしさを求めながらシンプルなバッグを探しているなら、こちらがおすすめ。
右上には外国土産定番のアイ・ラブ・ベトナムの文字があり、実は全体のデザインは、封筒となります。文房具店や書店に行けば、必ず扱いがある封筒ですが、最も普及している封筒のデザインそのまんまとなっています。
サンダル
ホーチミンの町歩きにもいいですし、日本でも実用性があるサンダルもベストなお土産の一つ。主に自分用となるでしょうが、タンポポでは種類が充実しているほか、どのサンダルも丈夫なのがうり。デザインだけではなく、履き心地、重さなども選ぶ基準にしてください。
お菓子、ナッツ、コーヒー類が食品土産としておすすめ
食品のお土産も買うならタンポポがおすすめです。試食ができますし、なにより種類が充実しています。スーパーで売っているお土産向けのお菓子はあらかた揃えています。アオザイ女性やノンラーなどを象ったベトナミーズチョコレートやクッキーは会社の人や友人におすすめ。また、ガシューナッツやピスタチオは味に失敗がありません。
そのほかはコーヒーとお茶も取り扱いがあります。ベトナムコーヒーを買うならインスタントがおすすめです。お茶はティーパックもしくは茶葉どちらでもかまいませんが、一風変わった味を求めるなら、アーティチョークティーなどはいかがでしょうか。
欲しいものが揃っているタンポポ
あれがない、これがないと雑貨ショップを巡っているうちに、滞在時間ギリギリになってしまったり、「あれっ、私なにを買おうとしていたんだっけ」と度忘れしたまま帰国することになってもやるせません。定番どころからオリジナルまで揃っているタンポポは、限られた滞在時間を有効に使いたい方にマストのお店となります。
<DATA>
名称:タンポポ(Tanpopo)
住所:79 Mac Thi Buoi St. Dist.1
営業時間:9:00〜22:00