プノンボック |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

プノンバケン、プノムクロムとあわせてアンコール3聖山と呼ばれるカンボジアの山がプノンボックです。標高は212m、頂上には寺院がありますが、崩落が進んでおります。おおよそ9世紀から10世紀にかけて建立された仏教寺院で、プノンボックを含め3つの寺院全てヤショーバルマン1世が治世していた時代の建築物です。

程よく整備された登山道と頂上まで続く階段をのぼった先に遺跡が見えてきます。登山道の脇には新しく整備されたヴィシュヌ神の石像が建てられており、訪れた観光客や現地の人々を出迎えてくれます。遺跡は3つの祠堂とその前に経蔵があり、壁との間にラテライトの長方形の土台がいくつか残っている構造となっています。さらに少し離れたところには巨大なリンガが横倒しとなった状態で存置されています。ラテライトの屋根付きの基壇と穴もありますので、建立当時はリンガがここに埋まっていたのでしょう。

プノンボックは旭屋夕日の鑑賞スポットとしても知られています。赤く染まる遺跡と眼下に広がる広い田んぼは見るものを惹きつけることでしょう。天気が良い日には遠くアンコールワットも望めます。