タ・プローム |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

タ・プロームは世界遺産にも指定されているアンコール遺跡群の一つに数えられている遺跡です。もともと仏教の寺院として建てられましたが、後にヒンズー教寺院として改修されたと考えられています。

この遺跡の最大の見所、それは建物に絡みつく巨大なガジュマルと呼ばれる樹木です。遺跡の回廊は何本もの巨大な樹木に侵食されており、そのあまりの状況にインド政府が修復を名乗り出るほどでした。しかし、この樹木は遺跡を破壊しているのか、それとも支えているのか未だ議論が行われており、結論が出ていない状態にあるため修復の方針も未だ決定できていません。その為、現状を維持するための最低限のメンテナンスが行われている程度となっています。これら樹木には血管の木や筋肉の木、大蛇の木など一本一本に名前が付けられています。

レリーフはヒンズー教寺院としての改修時に仏像の一部が削り取られている他は良好な状態で保存されており、さらには歩きやすいようボードウォークまで設置が行われています。樹木は日々成長しており、タ・プロームは刻一刻と状況が変化しています。これだけでも、行く価値は十分にありそうです。