文廟 |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

ベトナムのハノイに訪れたならばぜひ訪れたい場所の一つが文廟とよばれる場所です。文廟とは孔子廟ともよばれ、孔子の霊が祀られている場所です。そのためベトナムだけでなく、中国の上海にも文廟が鎮座しています。

ハノイの文廟は西暦1070年に建立され、1076年にはベトナム初の大学、国子監が設置されました。王族、貴族の人々や官僚がこの大学で学んだため、学問の神様として現地の人々からも崇められている場所です。

入り口には立派な石の門があります。この門は17世紀から18世紀頃に改築されたもので、もともとは木の門があったと伝えられています。両側の柱には「東西南北すべてはこの道に通じる」「教義はこの道のようである。人はこの扉を開けなければ中に入ること適わず」と書かれており、当時からたくさんの人々がここで学んだことを示しています。中庭には科挙試験に合格した1000人以上の名前が記載された石碑が亀の甲羅の上に建てられています。なお、孔子が祀られている文廟はさらに進み、第四の門をくぐった場所にあります。

さらに、文廟の付近には文湖とよばれる八角形の美しい湖があります。この湖は文廟にゆかりのある文人たちが詩文を披露しあい親睦を深めた場所とされています。セットで訪れてみるのもおすすめです。