バンテアイ・チュマール |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

バンテアイ・チュマールはカンボジアのシェムリアップから北東に110キロ離れたアンコール遺跡群の一つです。所要時間は街の中心部からおおよそ車で4時間ほどです。

ジャヤバルマン7世が子供を弔うために建立した寺院で、のちにシャム族の信仰から防衛するための拠点として重要な場所となります。現在の寺院は人の手が入っていないために崩壊が激しく、さらには盗掘が幾度と無く行われたため非常に荒れ果てています。遺跡の周囲には東西1600m、南北750mの回廊があり、観光客はこの回廊を巡っていきます。

崩壊は激しいながらもレリーフがしっかりと遺されている場所もあり、特にチャンパとの戦いや千手観音のようなレリーフは見応え充分です。内乱の様子が刻まれたレリーフも残っており、この時代がどのような世の中になっていたのかが分かります。この遺跡の周辺もカンボジア内戦に起因する地雷が多数埋め込まれていましたが、近年の活動により地雷が撤去され歩けるまでに状態が改善、気軽に訪れやすくなりました。