プリヤ・カーン |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

プリヤ・カーンはアンコール遺跡郡の一つで、アンコールトムより北東に位置しています。名前は聖なる剣がこの地で発見されたことに由来し、その剣は現在プノンペンの博物館に保管されています。かつてはヤショーヴァルマン2世の王宮が建てられていた場所で、後にジャヤーヴァルマン7世がチャンパとの戦いで勝ったことから、その地に1191年に建造した寺院です。

寺院は仏教とヒンズー教の様式が混ざり合った寺院で、千人以上の僧侶が住み、さらには彼らに与えられた荘園に97,840人もの人が暮らしていました。現在では仏教の僧侶らが修行を行っています。大きさは東西に820メートル、南北に640メートルと広く全体を回るには1時間以上はかかるでしょう。

参道は東西南北ありますが、現在では東側より行われています。門をくぐると見えてくるのは円柱でできた崩れた建物です。図書館として使われていたという説もありますが、確たる証拠はありません。宝石が埋められていたという穴もありますが、盗難にあってしまい残っていません。アプサラダンスを踊る人々や外周壁のガルーダのレリーフなど見事に残っているものもありますが、崩壊が進んでしまい修復作業が行われています。