アプサラダンス |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

カンボジアのシェムリアップに古くから伝わる伝統芸能がアプサラダンスと呼ばれる踊りです。9世紀頃より宮廷の儀式の際に踊っていたのがはじまりで、アンコール遺跡のレリーフでも踊る女性たちの独特なスタイルを目にすることができます。それくらい古い歴史があります。クメール・ルージュにより舞踏家や楽師が多数殺害され、振付を記した書物も処分されてしまったために存亡の危機がありましたが、生き残った舞踏家や王室の人々により蘇りました。

語源となったアプサラスとは古代インド神話に登場する天女で、天の踊り子という意味があります。踊り手はみなきらびやかな衣装を身に包み、反り返る手と指の動きが特徴的です。この指の動きには意味があり、生命の一生が儚いことを花の芽生えから実が落ちるまでの流れとして例えて表しているのです。

現在のアプサラダンスは高級ホテルのディナーショーで毎日行われています。ショー終了後、踊り手と記念撮影が行えるサービスもあり、非常に身近な存在となりました。